ゲンジボタル飼育してみた vol.2 |何かと新しい発見ばかりだった話 |ほたちゃんから学ぶ
ゲンジボタルを飼育しているといいますと、蛍狩りにでも行って取り込んできた響きがありますが、実はほたちゃん迷い蛍なのです。
蛍狩りなんてのはとんでもないご時世ですってね。なにせ綺麗な水をつくるために家々の窓からの光さえ遮る工夫されているそうですから。
蛍狩り、言え、蛍の鑑賞ツアーに出かけられた人によると、帰りのバス内でその人の帽子にとまっていたそうですが、窓から逃がしてやったそうです。
ところで、Googleすると寿命は10日ほどとありまして。さらに、
え。
看取り?
そう気づいた瞬間、悲しくなっていました(1日目)。
たとえ6日の命でも、やっぱり自由に飛び回りたいよね!!
2日目の夕方にそう思いました。
洗濯ネットをはずし、泣き泣き(泣いていませんが)夜中に箱ごと外へ置いてやりました。逃げるなら今だよ!!じゃあねって。
次の朝、いないはずのゲンジボタルの箱の片づけをしようと。もしかして?と思って葉っぱよけよけそっとのぞいてみました。な、なんとほたちゃんは、お皿の下にひっそりいました。
マイルームだと思ってくれていたんだ、以心伝心ってあるんだなと。いえ、洗濯ネットのことすら気付かずにいただけかも。
気に入ってくれている?となりまして。
そして3日目に改めて気付きました。やっぱりほたちゃんを看取っている?看取るっていうのもなんだか変ですね。人間の寿命単位で考えているからでしょう。
多分、ほたちゃんにとっては10日~2週間、いや、6日であってもそれはそれは長~いホタ人生であるはず!ドラマチックだわ💓と思ったのでした。
自由律俳句
担ってやろう ほたちゃんライフ
目標:長生きしてもらいたいな
ほたちゃんの箱ルームに訪問するのは、
・場所移動
・餌替え(葉っぱと水とリンゴ)
どちらも同時に夜に行います。そして、朝になるとネットから箱ルームへ移動させるときの2回です。
アボカドの種を水栽培で室内で育てていた時の事を思いだしました。毎週1個アボカドを食べていたので、多い時は7個くらいあって毎日水替えしていたな~。
ほたちゃん。それ以外は通りがかれば生きてる?の鑑賞させてもらう程度です。虫の知らせでしょうか、ふと(ぽたちゃん・・・?)
「昆虫好きさんの好き」子犬を思う気持ちと似ている?
寿命の短い昆虫好きさんは、いつも生まれたばかりの子犬を飼っている時と同じ気持ちなのかもしれない、そう思いました。
成犬になると、いる時はいるね、元気?尻尾振ってるね、可愛いな~ワンは?お手は?ウリウリ、よーしなでなでってなります。一方、子犬時代については、いなくても気になりっぱなし。なるほどです。
(ぽたちゃん。。。)こういうのが日々頻繁にありこれは多分、子犬を飼った時の気持ちだわ~と納得してみる。
生まれたのを知った瞬間的な感覚=死を耳にした時のその感覚ではないだろうかと思った瞬間
ほたちゃんが来る前と来た後の心境の変化。近いのはカマキリの卵をむしかごで初めて飼育した時や、アゲハチョウの幼虫を飼育し蛹から蝶になるまでや、種をまいて発芽するまでの気持ちなどにも似ています。
あれれ、そう思うと、生まれる-生まれたの歓びの感情を省いた後の中身、というか、歓びのうれしいの感情の発動部分の感覚の中身の心の揺れというか衝撃というか衝動のようなものと、死ぬまで-死んだ迄のそれらは同じなんじゃないかと気付きまして。ほたちゃんまだ死んでこそいませんが。
成虫になってもか弱い感じ。セミを飼っても同じなんだろうか?セミだともっとグロいし大きいしなぁ。。また違うんだろうか。。
生まれたばかりの子犬そのものや、子犬がやってきた当初のようだわ。
なぜかとにもかくにも気になります。薄っぺらいし、飛ぶ音もブーンと言わないですし。小さな扇風機みたいなかすかな音。羽の下に柔らかい薄い羽(これはゴキブリも同じですが、外側がものすごく乾いていてやわらかいので、紙っぽいのです)が十二単のようでして。カナブンは表面がつるつるしていますが、ほたちゃんはネギの表面みたいな感じで。
(虫の知らせの続きです)洗濯ネットをはずしてみますと(洗濯ネットつけたままだと暗くて分からないため)
ゲンジボタルは水が嫌い&苦手&命取り!?
おちょこの中で羽をバタバタ全開させながらおぼれていたのです。
もしかして、溺死!?
もがき苦しむほたちゃんをみた咄嗟、そんな縁起のないことまで浮かびました。
このときマイ心拍数は最高潮に達したと思われます。どうしていいかわからず、はじめてほたちゃんをわし掴み、いいえ、そっと金魚すくいの網のように手で救いあげ持ち上げたかと思うと、お豆腐やさんが豆腐を水をはったボウルに移すがごとく、初めてにもかかわらず、なぜかヨチヨチといいながらほたちゃんをおちょこの外側へ移動させました。
コトン。
結構固いんだな。
ほたちゃんが箱底に着地した音です。手で窒息死させないようにふわっと置いたつもりでしたが、落として着地させてしまいました。ほたちゃんはしばらくビクともしませんでしたが、雰囲気で生きている感じがしました。ホタルがやってくるときは、死んだ人の魂をもってきてくれているんだとも言われているそうです。
自由律俳句
テクテク歩きだすゲンジボタル いつのまにか
昨晩のニュースで、AEDで心肺停止の人を助けた家族が表彰されるニュースを見ました。https://article.auone.jp/detail/1/2/2/307_2_r_20220702_1656755981902468
お父さんがマラソン中に心肺停止になったきっかけで、4年前(当時1年生)に娘さんが自由研究でスケッチブックにAEDの置き場を地図に。そして今回の表彰のきっかけとなったのは、リフォーム中の男性の心肺停止状態。
お父さんが心肺蘇生をしている間、お母さんは妊婦さんにもかかわらず240メートルもの距離を駆け足で、しかも裸足で疾走しAEDを持ってきてあげたのだそうです。
なんでそんなことが出来るんだろう?ヒーローはもしものことを考えないのかな、いや、それをも承知で超えているからヒーローなんだと。奇跡って起こるんだなぁ。。もちろん、家の近くのAEDはチェックいたしました。
新たなる疑問「ホタルは水辺にいるよね?」
(いやぁ、ほたちゃん、助かってよかった~。あれ、でも蛍って、水辺に多くいるよね!???1人ミルクボーイ??)
ググってみる。
水が大嫌い、え?
ゲンジボタルは日光や水に弱く、水浴びするだけでひからびてしまうそうです。
しかも、人家の電灯、さらには月の光まで眩しく思うそうですね。
日光アレルギーがひどい時あったから月の光さえも眩しく感じるについて、わかるワ~ン。
ホタルは0.1ルクス以下でなければいけないんだ、0.1lxって暗室のことか。
映画見ている最中のあの暗ささえ、画面を明るく感じてしまうんだな~へ~。
ホタルは真っ暗けっけが好きなのね。星空ならいいのかな?
だから綺麗な星の見えるところに出現するんだな~。真っ暗な川べりにいるはずだねと。
「でも、車のライトに集まってきてたよね?」
「あれ?そう言えばそうだね。」
ほたちゃんが来ていなかったならライトも月の光もスキだと思っていたでしょう。
手に乗せたり、トマトの上に乗せてみた時や、フェンネルでツンツンした時に飛ぶなど、ほたちゃんがブーン飛んでしまう時は「危険を感じるから飛ぶ」ことを数日間の飼育で発見していたんです!
「ああ、それは、びっくりして逃げているところをライトが捉えているだけらしいよ。」
「そやったん~??」
母との問答、やっぱりミルクボーイだ。
3日目
箱だと窮屈かも?と思い始める。
干し野菜ネットがあったことも思い出す。
大き目ですが、最上階をほたちゃんの夜の運動場として提供することに。ネット綺麗なままにしておきたいので、葉っぱと水だけを置くことに。
ピカ虫ではなかったんだ。。
夜
網で遊ぶ間、箱ルーム内の掃除と餌替えをしま~す(10分程度で)。でも、じっとみてしまうんですよね。ついつい過ぎるのは時間。
可愛いんですよね、ほんと。アゲハ蝶の幼虫の時と同じくらいでしょうかてか、繊細過ぎる感。
箱からネットに移動させるとき、ついつい赤ちゃん言葉になってしまう自分がいます。
「よちよち、今から移動しますよぉ~」
「それっつ」
「ほいっつ」
意外だった。
多分、移動させる時につぶれないかどっかで不安なんだと思います、でも、それと同じくらい超絶可愛いと。
生まれたての赤ちゃんと接する時と同じ感覚。
不安(=期待+恐怖)+可愛い+キュンな感情って何だ?
愛=大切にすること=歓び+信頼だし、恋=相手への満たされきれない思いだったり。そして、万葉集の時代では、恋をしている人に向かって、どなたか亡くなったんですか?と聞くそうで、もういない人を思う気持ちに変えても言えるんだなと学ぶ。
なるほた、ほたちゃんについては、というか、赤ちゃん言葉には赤ちゃんやほたちゃんの命について、生存の危うさがあるから、余計に大切にかしづいてしまうのかも。愛にもっていきたい願望、けれど、急に不安がよぎって恋の様な気持ちになってのアウトプットが赤ちゃん言葉なのかもしれない。ほたちゃんについてもね、多分そういう感情もあると思います。
自由律俳句
なるほどが多い今日
事と事 つながればなるほどの連打
手の圧力でパリってならないかなとか、窒息させてしまわないだろうかなど考えながら凝視してつかもうとすると、程度が分からないってなります。ついつい力が入ってしまうかもと。糸とんぼやテントウムシの時もそうだった。糸トンボを初めてつかまえた時に手に汗握るで、強くつかみすぎて、羽が人差し指と親指表面にくっついてしまい、じゃりってなってしまったこともあったっけ?
目をつむって捉えるのがおすすめ
人差し指と親指でユーホーキャッチャーのようにつかんでは持ちあげられずを2回ほど繰り返したでしょうか。いきゃん、このままではほたちゃんまでじゃりってなりそうだワン。
3回目のあと2ミリ地点でほたちゃんに接触のところで咄嗟に目をつむってみました。すると、不思議なことに感覚だけで人差し指と親指で軽くつまめたんです!ていうか、手先には全然力をいれずに持ち上げられるんです、念力かな(笑)
手首を内転くるっと巻いたかと思えば、ふわっと手の平に放り込み、空洞のあるグーをしたかと思えば、瞬間移動、野菜干しネット内に宇宙船グーは突入、ネット中でパーをして宇宙船は開き、ほたちゃんも待ってましたとばかりに、羽をひろげてブーン。このとき心拍数はマックスに達していたと思います。
慣れれば簡単でもちろん目をつむらなくても大丈夫、ささっとつかんでネットにそっと&ふわっと落とす感じです。そう、イメージは寿司職人さんみたいなグー!!
今日はほんとなるほどが多い。
イメージトレーニングって言いますが、イメージトレーニング出来ていない部分についてが出てきた場合のイメージは、ゴールなんだなと。どこへもっていきたいか、それだけをイメージしておけば、あとは思いが勝手に体を動かしてくれるってやつ。イメージってやっぱ大事。
ほたちゃんはどう思っているのかな、嫌って思っているんだろうか、それともワクワクしているんだろうか(謎)。
ま、でもまだ生きてるから大丈夫なんだろう。
今日のごはんは冷凍リンゴにプラスして、冷凍ぶどう(食べるかな?)、水をふくませたキッチンペーパーにはちみつを少々たらしてまんべんなくしたシート(飲むかな?)です。
あるユーチューバーさんの動画で、その方も舞い込んできたそうなのですが、くっついていたのがはちみつを絞り出す前のが入った白い袋だったので、はちみつもスキなんじゃないかなと試みてみました。
で、翌日箱ルームに移動してもらったときに、手の平がベタっとなったのではちみつシートを歩き回っていたのではないかと推測。
万が一落ちても登れるように葉っぱを置いてみました。
そして、夜間は外気を吸って健康になってもらうために、一晩外につるしてあげることに。
そして、おちょこの水はどうなっていたか?といいますと。。
おぉ!!ほたちゃんは予想通りフェンネルの葉っぱにとまって眠っていました(朝方)。ポイントは水に浸かってはいないことでした。
ここから分かったのは、
水が嫌いだけど、水辺は好き
なるほどです。水自体は嫌いだけど湿気は必要なんですね、というか、乾燥が苦手なんだと。だから川べりにいるんだ。
でも、温泉のように浸っているわけでもなく、アメンボの様にスイスイ泳いでもいないんだと。
なるほど、湯舟につからないしシャワーも浴びないサウナにも入らないけれど温泉は好き的な人はいませんが、そんな感じなんだな~、羽がパリパリにならないように、人間が化粧水で保湿するように水ベりで保湿中なんだと。
最初の2日間は、フェンネルやどくだみの葉を用意しても全然見向きもしなくて、ずっとネットの上をぐるぐる回ってうろうろしていました。でも、3日目には慣れてくれました。
なぜ慣れたの?
それは、葉っぱで遊んだからです。お花でも花びらをさわってあげると綺麗になるという都市伝説的なものがありますが、それがふと浮かんだんですね。
なので、背中部分をフェンネルの葉っぱでよしよしとなでなでしてあげたんです。フェンネルの葉はハーブだということもあり、とてもやわらかくて糸のような感じです。そしてそれは、ほたちゃんの触覚や足も糸のような、テントウムシやダンゴムシの脚のようなやわさなのでした。
昔猫じゃらしで幼稚園の頃に遊んだあれです。乾布摩擦のつもりでしました。なぜなら、全然死んだようになっていて動かなかったからでした。すると、ちょこちょこ歩きだして、逃げるように歩いたかと思うとまた止まり、こちょこちょするとまた逃げるように歩いては止まりで調子を取り戻してくれました!!
さらに驚くべき出来事がありました。
な、なんと私になついてくれたのです。
よく言われていますが、鴨の赤ちゃんが初めて見た人を親だと思うのと似ているんじゃないかって。後に動画でアップしてみようと思います(いつになるやらですが意外に早いかもしれません☆彡)
干し網の反対の辺に私がいると、近寄ってくるので、反対に逃げるとまた歩いてやってくるみたいな感じです!!それとも、人が目の前にいると大きなビルの様で、その陰に向かってくるのかもしれませんね。
同時にフェンネルの葉にも愛着が示してくれました!ドクダミーは枯れる前は固い葉っぱなので乾布摩擦はしませんでした。
でも3日目にはドクダミーの葉にもとまっていました!
カメラ目線です!
4日目には、ゲンジボタルが21℃~25℃に生息することを知りました。
(箱の中、天井しかネットしていないし。しかも日陰つくるためにカバーかけているから、熱がこもる??)
こんな感じで箱ルームをつくっていましたが、
箱ルームからざるルームに変えてみました。
ザルルームの中には、一番下におちょこ、その上にフェンネル、その上にドクダミの葉と重ねています。
中は昼でも暗闇。どこにほたちゃんがいるのかわかりません。
やっぱり気になったので、探してみたところ、ドクダミルフィーユの中にひっそり眠っていました!いたいたヨカッタ。
ドクダミの花と大きさが似ているんですよね。1晩経つと枯れてしんなりなりますが、花の芯の部分はすでに刈り取り時から枯れているのでそれだけが離れて転がっているとあれ、2匹になった?みたいな(笑)
ほたちゃんのおかげで、フェンネルとどくだみ刈りにもなっています。。
夜に光り、飛ぶことなくキラキラ歩きまわっていたゲンジボタルのほたちゃんの様子は、風の谷のナウシカのオームを連想させてくれます。
さらにさらに、アートですね、anymoreもう🖼🎨
な、なんと目はプチトマトなのだそうです。もしゃもしゃの部分はもやし、焼きそばなんだそう。ラ、ランラララララ🎵
卵の幅やライスの高さ、可愛く見せるの難しそう💦
ちょっとしたバランスのズレ次第では全然違う生き物になりそうだなぁ。
それを凄い、うまい、美味しいって言ってくれる人は優しい人なんだろう。それを涙目で創ったよって言う人は相手に対して愛情いっぱいで、かつ素直に表現できる人なんだろうなぁ。
何も言わずにしれっとか、ニヤッとか、あれ?とか思いつつも「出来ました~」っていう人。ナニコレっていいにくい感がある人ってことなんだろうけど、そういう場合はその人と同じテンションで突っ込んであげると傷つかないそうですジャルジャルの漫才でそう言ってたのを思いだしました。
何考えているのか分からない場合、美味しそう凄いねッと言ってしまうとします。そんな訳ないじゃんよえーんと言われればこっちもえーんってなりますし。一方、マズそうって言ってしまうと、そこまで言うことないやんえーんってさせてしまうし。
知らんふりしていただくと、言ってほしかったのにーってなりますよね。
けれど、それはそれで会話の回数を1回増やせば、その人がそのオムライスについてどう思っているかとか分かるので、やっぱり感謝しつつ、素直に伝えてみるのが一番の得策なんだなと。
でも、やっぱり傷つけたくないから、マズソウとはこの地点では言えないんだろうなぁやっぱし。
コンペとかなら、失敗作を提出するなんてありえないことだけれど、日常の夕飯では失敗の日もあるってのが面白いと改めてなるほど。で、失敗作が多すぎるとなるとどうなるかって?食べる人の不満が飽和するのでやっぱしもう作らんでいいよとなりますが、この地点で作る側はクックパッドなどで必死に練習するので、上達することになりま~す。
ホタルを飼育するときのマスト3項目
なるほど、あれ、光交信?ってことはやっぱり車のヘッドライトを光交信と勘違いしてくる子もいるってことなのかしら、ややや。
「火垂るの墓」何度見ても泣けてきますね。
プチ事件!?2日目&3日目が光らない!
1日目と比較。
2日目の輝き方少なし。
3日目は一瞬ぽやっと光っただけ。
え~ん(¥~¥)
ゲンジボタルは寿命分の栄養を体にストックして成虫になるそうなので、栄養失調ではないと思います。メスは産卵から数日で死んでしまうそう。
一方、ホタルは死んでも光るそうで何より。
自由律俳句
安心して威嚇ビームをださなくなっただけ?
だったらいいのにてにおわ。