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巻きずしの具材をチャットGPTに聞いてみたら?vol.2

こんばんは。vol.1では自由自在な発想の持ち主のAI画像についてがメインでしたが、日本的な巻き寿司がなかなか出てきてくれませんでした。そこで、出来るだけ近くなる様にプロンプトを変更してみました。

巻き寿司のイメージを事前に伝えてみた

プロンプトをこういう風にしてみました。

「巻き寿司:海苔の上にごはんを5ミリほど一面に敷いて、その上にマグロとネギを置いて、巻いたもの。」

すると、


具材を変えてみたらこうなった



何となく日本風になってきました。今度は具材を「うなぎ、きゅうり」に変えてみました。

「巻き寿司:海苔の上にごはんを5ミリほど一面に敷いて、その上にうなぎときゅうりを置いて、巻いたもの。」

すると、


グロイ系?


板さん?


いい湯だなぁ♬

な感じで、やっぱりグロイに発展し得る盛りの文化は顕在していました。

ネガティブプロンプト付けてみたら?



そこで、海苔の上には何も乗せないでという意図で、こんなプロンプトにしてみました。

「巻き寿司:海苔の上にごはんを5ミリほど一面に敷いて、その上にうなぎときゅうりを置いて、巻いたもの。巻いた寿司の上には何もトッピングしないで。」

すると、


確かに海苔の上には何もトッピングはされていません。でも、


ご飯の上にトッピングしてますやん!
なんかグロツアー♬

というように、海苔の上こそ何ものせず、ではありますが、全体的に盛りっとなっていました。

そこで、

日本をより意識した巻き寿司とは?

ボリューミーでとっても美味しそうな巻き寿司ばかりでしたが、いわゆる日本の巻き寿司的なものに近い巻き寿司を作ってもらうために、こんなプロンプトにしてみました。

「日本ならではの巻き寿司を描いてください。シンプル、美しい、和、わびさび。」


すると、


日本っぽい?

日本の巻き寿司の中では、具沢山系の巻き寿司になっていますが、シンプルではあります。抹茶が似合いそう。

でもこれでは、イメージ具材を変えた場合や、こんな具材の巻き寿司を作ってとオーダーすることになっていませんので、具材もプラスしてプロンプトしてみました。

「日本ならではの巻き寿司を描いてください。シンプル、美しい、和、わびさび。具材:高野豆腐、かんぴょう、卵焼き、三つ葉、でんぶ。」

するっと、


プロンプトでは、付け加えたプロンプトを重要視するからでしょうか、見事に具材だけ。しかも、描いてと書いてしまったためでしょうか、

"描いて下さい”  "drawしてみました"的な?


英語だとどうだろう?

そこで、巻き寿司について、日本の巻き寿司として、Japanese Sushi Rollとしてみました。

「japanesse Sushi Roll。シンプル、美しい、和、わびさび。」

すると、


のってる♡


抹茶茶碗が背景にありますが、シンプル過ぎはしないかなと。なんか寂しい。

・侘わび侘びとも)
貧粗・不足のなかに心の充足をみいだそうとする意識
・寂さび寂び然びとも)
閑寂さのなかに、奥深いものや豊かなものがおのずと感じられる美しさ。
人がいなくなって静かな状態も表すようになった。「内部的本質」が「外部へと滲み出てくる」ことを表す

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%8F%E3%81%B3%E3%83%BB%E3%81%95%E3%81%B3

おぉ、それがわびさびの文化。しかも、侘びを海苔で表現したのですね!となりました。それを前提にすれば、


盛り、抑えてるね!


さらに侘び寂び、でもおにぎり。

お寿司をシンプルにすればするほど、おにぎり化していくのですね!でも、侘びにはこんな意味があります。

江戸時代の茶書『南方録』が初出と言われる「侘」を美意識を表す概念として、茶人の山上宗二は「上をそそうに、下を律儀に(表面は粗相であっても内面は丁寧に)」と言っていた。この時代の茶の湯では、わびしさが単に粗末であるというだけではなく、美的に優れたものであることに注目するようになっていった。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%8F%E3%81%B3%E3%83%BB%E3%81%95%E3%81%B3

なので、おむすびに見せておきつつ、中にうなぎときゅうり?が入っていると想像してしまうのです。

侘び寂び、でも軍艦。

お皿がもう石の上にも3年感ありました。巻き寿司を太めにカットし、90度立てれば軍艦になるんですね!

AIが読み過ぎて イメージ遠くなりけり
AIの想像力 創造力 より自由に発想の転換得て
自由律俳句詠んでみました。

恵方巻にしてみたら?


今度は巻き寿司のところを、恵方巻にしてみました。

「恵方巻。シンプル、美しい、和、わびさび。」


すると、


アボカド入りですね。シンプル?侘び寂び過ぎる?


なんか、キャー。


侘び寂び→わさび? どうしても盛っちゃいたいAIさん。最後の海苔、いりますか?的な。

そっか、巻き寿司=円である必要もないわけですね!


これでもシンプルに抑えています、というところでしょうか。1個というところに侘び寂び感?シンプル感?ひとつまみの寿司みたいな。

シンプルに伝えてみたら?

そもそも、巻き寿司について、「うなぎときゅうりの巻き寿司」で伝わるのではないか?と思ったのは今頃。そこで、こんなプロンプトしてみました。

「うなぎときゅうりの巻き寿司。」

すると、

うなぎと海苔がグラデーションしてます!!これは作るの難しいけど、美味しそう。


やっぱり、盛りますねぇ。でも、とっても美味しそう。巻き寿司の侘び寂び的なものを超えて、うなぎという素材を引き立てていますね。

海苔の上には何ものせないでと伝えてみたら?

でも、ここは巻き寿司。海苔の上は何もいらないんだよのプロンプトしてみました。

「うなぎときゅうりの巻き寿司。海苔が一番外側。海苔の上には何も乗せない。」


すると、


その1

確かに、海苔の上には何も乗せてはいないですけど、でも、巻き寿司から軍艦に発展したその上にまたうなぎを乗せて、さらに海苔で巻いている!!

巻き寿司をカット→90度立てる→うなぎ乗せる→さらに細い海苔で巻く

みたいな、新しい巻き寿司の発想。


その2

それっぽくなってきました。一番イメージしていた巻き寿司に近いかなぁ。でも、これだと、なるほどです、素材の良さみたいなのがあまり見えません。

その3

見て見て!と言わんばかりの、うなぎ乗ってる巻き寿司さんに注目です。
確かに、海苔の上には何も乗せてはいません。でも、ごはんの上にうなぎが乗っています。しかも、海苔とグラデーションなので、これはもう共通解というところでしょうか!!AIさんの美意識凄い!でもこれはまさにもう、握り寿司。

海苔の上乗せてはいないけど混ざってる

気付き

形的に巻き寿司はおにぎりにもなるし、軍艦にもなるし、さらには握りずしにもなる。

実際の歴史的にはどうなのだろうか?と思ったので、チャットGPTに聞いてみました。

「おにぎり・巻き寿司・軍艦巻き・握りずしの歴史」チャットGPTに聞いてみたら?

GPT教授:
以下は、巻き寿司、軍艦、握り寿司、おにぎりの歴史について、時系列で発生順にまとめたものです。

  1. おにぎり: おにぎりは、日本で最も古い形態の寿司と言われています。奈良時代(8世紀〜9世紀)に、米を炊いて塩を混ぜ、手で丸めた食べ物として始まりました。当初は保存食として使用され、その後、武士や旅人の携帯食として広まりました。

  2. 握り寿司: 握り寿司は、江戸時代初期(17世紀後半)に発展しました。江戸時代の江戸(現在の東京)は、魚介類が豊富に手に入り、寿司職人たちが魚を新鮮な状態で提供するために開発しました。握り寿司は、酢飯に魚をのせ、手で握る形式で、現代の握り寿司の原型となりました。

  3. 巻き寿司: 巻き寿司は、江戸時代中期(18世紀)に発展しました。寿司職人たちは、魚介類や野菜を酢飯と一緒に海苔で巻くことで、食べやすく持ち運びしやすい形式を追求しました。最初は太巻き寿司として知られ、海苔巻きの中に具材を包み込む形式が確立されました。

  4. 軍艦巻き: 軍艦巻きは、20世紀初頭に発展しました。明治時代の終わりから大正時代にかけて、日本で西洋の料理スタイルが影響を与えました。その中には、西洋の戦艦を模した形状の寿司があり、それが軍艦巻きの名前の由来となりました。軍艦巻きは、海苔で包まれた酢飯の上に具材が盛り付けられ、形状が戦艦のように見える特徴を持ちます。

このように、おにぎりが最も古くから存在し、その後握り寿司、巻き寿司、そして軍艦巻きが歴史の中で発展してきました。それぞれの寿司のスタイルが変化し、多様なバリエーションが生まれてきたのです。


おにぎり=寿司だったんですね!軍艦が一番新しいとはです。海苔が出てきたことで、持ち運びやすい、つまり今でいう、サランラップの役割もしてくれていたのだなと。

AIはお寿司の歴史を巻き寿司で表現していた!

そう考えますと、巻き寿司だけで、おにぎり、握り寿司から軍艦巻きまで表現してくれていたんだと。ただ盛るだけではなかったのですね。
回転寿司での雑学にもなりました!

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