ベーシックインカムの必要性_森永卓郎さんと森永康平さんから学ぶ
ベーシックインカムはまだ先の話で、唱える専門家も少なくなってきていると思っていたけれど、そうでもないかもしれないなと思いました。フィギュア愛好家としても知られる森永卓郎さん。YouTubeでも息子さんの康平さんとstage4のすい臓がんを公表されておられました(https://youtu.be/dv9iWQLzVEI?si=1sg6BOThilV_dg4L)が、ご自身に合う治療薬が見つかったそうで、年末は倒れそうになりそうだった場面をお話されていましたが、今後のご快復をお祈りしています。
今年の健康検査(年一の)では、心電図がありませんでした。ワンコインで受けるタイプの健康検査ですが、去年はあったんだけど。調べてみたところ、医師の判断で必要だと思う人にだけ、だそうなので、きっと心電図しなくても大丈夫じゃろうと先生が太鼓判!?してくださったんだと。なるほど、そう考えると健康検査もかかりつけ医のもとで行ったほうがいいのかな、いや、カルテに記入するから、そういう諸事情も含めてのご判断でしょうと。
超ざっくり理解したのは、日本の景気を良くしようと株価を上げて日経平均は上昇したけれど、恩恵を受けたのは富裕層と大企業だけで、実際は低賃金のままで一向の暮らしは良くならなかった。一方、今のような、今後も?不景気になった途端、すべての国民に税金を上げることで負担させるという矛盾というか、清貧層の人々はハッキリ言って損しているという構造があったということなんだと。そして、負債を抱えているという場合、資産も同時に増えていて、その資産を全ての国民に一律7万円でベーシックインカムでということなんだと。なるほどです、労働力を提供して一定の賃金は確保できる構造ではあるけれど、それは固定されていて一向に上がらない、会社の利益は十分に出ているのに、社内留保金などで実際には会社のもしものために温存?されていて、一向に従業員の給与には何ら反映されていない会社、それが今までの日本だったんだということなんだろう。もちろん、会社の存続、国の存続のための外交や防衛のための資金も必要なことも理解出来ますが、順番というか、実際にほとんどの国民は景気がいい時の政策に関して、蚊帳の外状態で。
特になるほどなぁ、そうだそうだって思ったのが、前総理大臣の時に日銀と3本のバズーカで株価を上げて投資で景気を良くする政策があったけれど、富裕層しか参加できないということは気付いていたけれど、森永康平さんは、富裕層しか参加できない理由について、富裕層は参加して、バブル崩壊のように、株価がコロナなどで暴落して、大損を繰り返したりしても、富裕層だから、結局持ちこたえるというか、何ら影響ないなぜなら余剰資金だからというようなことをおっしゃっていた。そう、株価は意図的に政策として上昇はするけれど、いつかは暴落する。これは避けられないことで、いつ暴落するかなんてわからないわけで。そこへ富裕層でない人も、株価上昇時期に参加して、潤っていたけれど、暴落によって大きく損をして、回復が出来ないということはもちろん、株価がいつか暴落することについて、あまり重視されていなくて、政府からすればとにかく景気がよくなったという実績が必要だから、後の事はあまり考えずに、損失を被った人が出ることをあまり考えずに、いい話だけを持ってきて、全員参加させて景気上昇の実績だけをつくることについて、危機感を唱えられているんだと思いました。
株価下落、暴落によって被害をこうむっても、政府は知らないよということで、なんだか拡大解釈をすると、戦争の時のマインドコントロール的に戦場に出向かされた兵士、当時の日本さえ思わせます。そして、株価で景気を上げる限り、これからもそうなるけれど、それでいいんですか?みたいなことなんだろう、てか、康平さんと卓郎さんのコンビ楽し過ぎる、お二人とも言いたいことは最終的には同じなんだろうけれど、いつも真剣で天真爛漫な卓郎さんに対して、絶妙な相槌で手の平の駒にする康平さんの、卓郎さんのキャラをより引き立たせるクールでニヒルでもあったかい二人の掛け合いが楽しかったです。