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英語文法の新発見:'is’が第一文型を取る場合とは?ans 自由律俳句一句

英語学習者にとって、動詞「is」はThis is a pen.など、補語(形容詞や名詞)を伴う連結動詞で第二文型をとる動詞として知られています。


しかし、実は「is」は存在だけを示す動詞としても使われ、第一文型(S+V)を取ることができるのです。

例えば、「Field day is on Sunday.」日曜日は運動会です。

という文では、「is」は存在を示し、「on Sunday」という副詞句がその存在の時間を示しています。このように、「is」は補語を必要とせず、存在や位置を示す場合に第一文型として機能します。

一方で、

前置詞+名詞の組み合わせ(前置詞句)は、形容詞句としても副詞句としても使われることがあります。

形容詞句としての前置詞句

前置詞句が形容詞句として使われる場合、名詞を修飾します。例えば:

  • The book on the table is mine.(テーブルの上の本は私のものです。)

    • この場合、「on the table」が「book」を修飾しています。

副詞句としての前置詞句

前置詞句が副詞句として使われる場合、動詞、形容詞、または他の副詞を修飾します。例えば:

  • She is reading in the library.(彼女は図書館で読書をしています。)

    • この場合、「in the library」が「reading」を修飾しています。


それならば、on Sundayも形容詞を表している?と思えます。

ですが、

「Field day is on Sunday.」の文において、「on Sunday」は副詞句として機能しています。この副詞句は「is」という動詞を修飾し、運動会が行われる時間を示しています。

前置詞句「on Sunday」は形容詞句として使われることはなく、ここでは副詞句としてのみ機能します。形容詞句として使われる前置詞句は、通常、名詞を修飾するために使われますが、この文ではその役割を果たしていません。

なので、on Sundayは副詞句になるため、結果として、Field day is on Sunday.については、isは第一文型を表す動詞となります。

また、このような疑問をもつこともあります。

Field day is on Sunday.について、isのあとは補語を表すはず。

でも、on Sundayは副詞。

でもisは第二文型の動詞だったよね?

だからこう考えてみた。

There is field day.がもとにあって、それがField day is thereと倒置され、さらにthereが省略された結果、Field day isだけが残り、on Sundayで修飾されているから、Field day is on Sunday.

しかし、そうではなさそうです。

というのは、

「is」は動詞で、「on Sunday」は副詞句として機能している。
補語を期待する場合、通常は形容詞や名詞が続くけれども、この場合は時間を示す副詞句が続いているので、形容詞や名詞をとる第二文型のisじゃないよねと。

「There is a field day.」という文が元になっていると考えるのも1つだけど、実際には「Field day is on Sunday.」は独立した文として成立している。

つまり、「Field day」という主語に対して、「is」が存在を示し、「on Sunday」がその存在の時間を示しているのです。

文の構造を分解すると以下のようになります:

  • 主語 (Subject): Field day

  • 動詞 (Verb): is

  • 副詞句 (Adverbial phrase): on Sunday

このように、文全体として「Field day is on Sunday.」は「運動会は日曜日にある」という意味を伝えているので、isは補語をもたない存在としての動詞、つまり第一文型を作る動詞となります。

この発見は、英語文法の理解を深める上で非常に役立ちます。英語の文法は柔軟で、動詞の使い方も文脈によって変わることが多いので、こうした例を知っておくと良いでしょう。

そして、「運動会は日曜日」に対して、Field day is on Sunday.となり、Sunday is field day.とはならないことについてです。

そもそも、日曜日という無数の日曜日の中の1日の日曜日が、運動会の日と一致すると考えた場合、運動会の日は日曜日の要素の中の1つとなります。

英語のField day is on Sunday.では、主語 is  副詞句.となっていて、主語は日曜日ではなく、運動会の日です。なので、イメージとしては、クレッシェンド<で、1日という運動会の日が日曜日という膨大な中に向かっていくという感じです。

一方、日本語は、「日曜日は運動会です。」となりますので、もともと膨大な日曜日という集合体の中の1個という日曜日を、あらかじめ取り出しておき、それを運動会の日とくっつけた感じです。

この文からも、日本は個(あらかじめ取り出しておいた日曜日)と個(運動会という日)で「日曜日は運動会。」なので、個を重んじるみたいな。

アメリカは個(運動会という1日)から大きな集合体(日曜日という集合体)へで、「Field day is on Sunday.」
なのでキリストとか神という大きなものへ主語が広がっていくイメージから、主語にくるものは補語という神の一部であるということを表しているのかな?とも思えました。

一方で、

Today is election day.というのがあります。

この場合、今日という1日は確定して唯一の日なので、Sundayというどの週にもある曜日とは違うので、主語にもってこれるのかなと。主語 is 補語.の場合、主語=補語で一致ですね。

なので、限定されていないSundayなどの時を表す場合、何月何日の日曜日という限定された日曜日であれば、Field day is on Sunday.について、

何月何日の日曜日 is field day.と、主語=補語とできるのでしょう。

ですが、限定できない漠然としたSundayの場合、どの日曜日なんかーいとなるので、日曜日という時を名詞としての日曜日ではなく、副詞として、「日曜日に」という漠然と使える状態にしていると考えると、「運動会は日曜日です」について、運動会は毎年恒例で、その曜日が日曜日なんだということで、恒常的な存在、運動会は毎年恒例で日曜日にあるんだよ、的な運動会と日曜日の関係性が浮かんだのでした。

で、その文をいう時期によって、運動会が来週や再来週など、今月のうちにあるのなら、今月の運動会のことなんだなとわかりますし、運動会の時期でなければ、毎年運動会は日曜日にあるんだなという受け取り方になるんだなと。

どうしてもisを第二文型をとる動詞におさめてみた

そうはいっても、今までisは第二文型を取る動詞で、isのあとは主語とイコールになる補語や補語的な句だと教わってきたので、違和感も一方ではあったので、このように改変してみました。

Field day is on Sunday.のisについて、存在をあらわす第一文型を表す動詞だったけど、こうすると?


Field day is the day which means Sunday.


この文は、「Field day」が「Sunday」を意味する日であることを示しています。

ただし、「Field day is on Sunday.」の文は、もっとシンプルに「運動会は日曜日にある」という意味を伝えています。この場合、「is」は存在を示す動詞として使われ、「on Sunday」という副詞句がその存在の時間を示しています。

「Field day is the day which means Sunday.」の文は、より複雑な構造を持ち、関係代名詞「which」を使って「Sunday」を説明しています。この文も文法的には正しいですが、元の文のシンプルさとは異なります。

もう少しかみくだいてみると、

Field day is the day which means Sunday.

だとですね、

「運動会は(毎年恒例で)日曜日にある」
や、
「日曜日は運動会(だよ)」

というニュアンスはありません。

直訳するとこうなります、

「運動会は日曜日を表しています」

ああそうですか、とはなりません。

運動会で日曜日を連想するのはありですが、運動会が日曜日を表しているというのは過去の限定的な時代の話であればかろうじてありかもしれません。毎年恒例で運動会が日曜日にあったとしても、そうでない地域もあったので、限定的にしか使えまてんとなります。

「Field day is on Sunday.」の方がシンプルで、特定の日に運動会があることを明確に伝えています。

現代では、運動会が平日に行われることも増えてきているので、文脈に応じて適切な表現を選ぶことが大切ですね。

それでも第二文型だけをとる動詞ではない?という疑問~コパイロさんはこう説く


既成概念というか、こうだという思い込みを転換することは難しいものです。もしかしたらという淡い期待もあり、ファイナルアンサーっぽく聞いてみることにしました。

Q:
Field day is on Sunday.
は、
Field day is the day on which the sports day is being held and it falls on a Sunday.

省略されたものだと考えることはできますか?

Copilot先生:
はい、そのように考えることができます。

「Field day is on Sunday.」
は、
「Field day is the day on which the sports day is being held and it falls on a Sunday.」
の簡略化された表現です。

つまり、

フィールドデー(運動会)が日曜日に開催される

という意味です。

ファイナルアンサー:
では、isというbe動詞は、第一文型は例外なくとらず、あらゆる文において、第二文型だけをとる動詞ということになりますか??


いいえ、be動詞は必ずしも第二文型だけをとるわけではありません。be動詞は第一文型と第二文型の両方で使われることがあります。

第一文型では、be動詞は「存在」を表すために使われます。この場合、be動詞の後に前置詞句や副詞句が続きます。例えば:

  • “I am in Tokyo.”(私は東京にいます。)

第二文型では、be動詞は主語と補語を結びつける役割を果たします。この場合、be動詞の後に名詞や形容詞が続きます。例えば:

  • “She is a teacher.”(彼女は教師です。)

  • “He is happy.”(彼は幸せです。)

したがって、be動詞は文の構造や意味によって第一文型または第二文型のどちらかで使われることがあります

Q:

ははー(水戸黄門のクライマックス的に)<(_ _)>

辞書を引かずに学び続けた末路だということもわかりました(オチ)。

今日の自由律俳句

プランター 裾野に落葉 紅一点

赤く紅葉した落ち葉のかけらが、プランターの表面に1枚だけ落ちていました。特に紅葉など広葉樹を植えていたわけではないのに。昨晩の強風で舞ってきたのでしょう、風情があったので詠んでみました。

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