アンドリー・グレンコさんと橋下徹さんから学ぶ|ウクライナ危機|2022/04/04
ウクライナが降伏したらいい元大阪市長で弁護士の橋下徹さんの意見と、そうすると余計に危ないという国際政治学者で日本研究者のアンドリー・グレンコさんの意見の食い違いが最近Twitterで問題になっていました。
日々のロシアからの攻撃のニュースを見て、心を痛める方も多いのではないでしょうか。その中で、これ以上戦いはやめてほしい、ウクライナは降伏すべきだと思ったことはないでしょうか?
実は私もそう思うことがありました。妄想になりますが、一旦降伏し、まずは全員が他国へ避難し、ウクライナ領土を人のいないところにしてから、ロシアにウクライナを返してあげて、プーチン政権がなくなってから、国連やアメリカの力と合わせてもう一度取り戻すという発想でした。
でも、これって朝三暮四というか、本末転倒な発想らしいんです。ロシアはそんな温和な国ではないよ、復習、じゃなくて復讐の国なんだと。もし、ウクライナが降伏すれば、ロシアに帰属します。そうするとロシアはまず最初に、ロシアに歯向かった人々を虐殺するだろう、そして、これからも歯向かう人々を同じように虐殺、さらには、ポーランドなどの周辺諸国に対しても、今のウクライナと同じような攻め方で侵略を繰り返していくだけだろうということでした。そうならないために、今のウクライナのうちからロシアの攻撃を食い止めておく必要が、世界にはあるんだと。
なるほど、そんなロシアって怖い国だったんだと。日本の政治学者、筑波大学人文社会系教授の中村 逸郎さんインタビュー形式のロシア国についてのYouTube。ロシアの恐怖政治ともいえる都市伝説的秘話まで語られていました。この動画をみるまでと、みてからとウクライナの降伏についての意見も、推進的から、いや、絶対に降伏すべきではないな、国際社会がウクライナをロシアから守る必要があると、改めてウクライナは降伏すべきではない意見に納得しました。
アンドリー・グレンコさんと橋下徹さんそれぞれの考え|3月3日(『めざまし8』にて)
お二方それぞれの意見を、妄想もふくめながらセリフっぽく、ほぼ一言で要約してみました。
橋下徹さん:
戦争に無関係の国民市民が祖国防衛だけのために命を落とすことは違うと思うんだ。これ以上犠牲者をださないためにも、若者は国外退避したほうがいい。
「祖国防衛のために命を落とすべきでない」部分が、第二次世界大戦の日本と二重写しになるなと思いました。
アンドリーグレンコさん:
ロシアは粛清することを知らないのか?結局犠牲者は今よりも増えるんだよ。ウクライナに残った中年、高齢者はどうなるんだい?ロシアの粛清、殺戮されてしまうのは分かりきっている、少なくとも僕にはね。
橋下徹さん:
それはどうかな?プーチンが死んでからウクライナを立て直せばいい。それからでも十分間に合うはずだぜ。日々殺戮される犠牲者を君は黙認するとでもいうのかい?
アンドリー・グレンコさん
将来の若者だけを国外に避難させ、残りの人はどうなってもいいというのかい?まぁ、もし百歩譲って若者を国外避難させ、ロシアに降伏したとしよう。ロシアに支配されたウクライナ国の中で、今生きているロシアに反対する人々が、ロシアによる粛清や殺戮の被害を受けないと誰が言えるの?言えないでしょきっと。今生きている人の中の多くは10年、20年後に粛清・殺戮されてしまうよきっと。
橋下徹さん:
ウクライナ市民を国外へ避難させてから降伏するしかないでしょ。これ以上犠牲者を出しちゃいけない。粛清、殺戮?それなら、せめて若者の命だけでも守りましょうよ、出来るなら全員避難させてもいいくらいだ。それに粛清や殺戮も起こらないかもしれない。だから僕、何度も言ってるじゃないですかぁ。
放送後のTwitterでのお二人の意見交換
橋下徹さん:
グレンコさんと意見交換してきたけど、意見が真逆だったので、Twitterでもツイートしとくね!
ここでの状況が変わるまで待つというのは、国外退避する事だと思いますが、若者だけなんでしょうか、それともウクライナ国民全員なんでしょうか。避難中の攻撃も気になるところです。
アンドリー・グレンコさん
ロシアはウクライナの降伏、つまり、日本とアメリカのように、日本が降伏した後、アメリカが平和的解決方法で日本を立て直ししてくれるとかはありえなくて、ウクライナをロシアが支配することだけがロシアの目的なんだってば。
だから、ロシアの政策に反対すれば必ずと言っていいだろう、殺されてしまうんですってば。
もともとロシアとは違う民族主義であるウクライナ人のアイデンティティーはロシアに関係ないと思っていて支配したウクライナ人のことはどうでもいいと思っているのさ。
ただただプロパガンダにのっとって、ロシア人にならせるためのマインドコントロールだけをしていくんだぜ。さらに彼らは洗脳工作のことを民族浄化とさえ呼んで当然の儀式のごとくウクライナ人の心まで支配していくんだ。
ところで、アンドリー・グレンコさんは、名+姓(Wiki)ですが、Twitterでは「グレンコ アンドリー」と姓名で表示されていますね。
https://npn.co.jp/article/detail/200019871
論争について思ってみた
グレンコさんと橋下さんの意見を自分なりにまとめてみた
ここまでのお二人の論争について簡単にまとめてみます。
橋下さんは攻撃されることには変わりはないのなら、若者は将来もあるので国外退避し、可能なら全国民を国外退避させて、まずは安全、命を落とさないようにするべきだと。そして、領土については二の次でいいんだと(個人的な解釈です)。プーチン氏が死んでから、政権が変わりウクライナに悪影響が無くなった地点で、国際協力のもともう一度変換をロシアに求めて取り返せばいいのではないかと。
グレンコさんは一旦ロシアに支配させると、ウクライナ国民のうち、民族浄化(ロシア人化)に反対するウクライナ国民(ウクライナ人としての尊厳を守ろうとするなど)を全員粛清や殺戮してしまうと。さらには、ウクライナを支配したらそれで終わりではなく、ウクライナと同じ手法でポーランドはじめウクライナの近隣諸国でNATO加盟国やいわゆる西側推進傾向のある国々を中心に支配していき、被害者は増えるばかりだと。
ここまでのお二人の違いは個人的主観や妄想(こうあったらいい?の考えのようなもの)込みでまとめてみました、こちらです。
ロシアの目的(個人の独断と偏見も交えてまとめています):
・グレンコさん:ウクライナの領土支配。ウクライナ国民は粛清、殺戮をしてもいい考え。
・橋下さん:ウクライナの領土支配。ウクライナ国民については、先に国外退避のすすめ→残ると危険。
そもそも、橋下さんはウクライナが負けることを前提、そこからまずは人命救助の考えなんだなと。
一方この考えは、グレンコさんはじめ多くの方々、つまり国際協力のもと、ウクライナをロシアに支配させず、撤退してもらおうとしている人々にとっては、(橋下さんの意見は)ロシアに屈してもいいと全面的に(まずはウクライナから、ウクライナ人が国外退避という形で撤退した方がいいという考えから言えるのではないかと。)言っているんだと。
人命第一の考え方といえます。
一方、グレンコさんは、プーチンが死んでも、ロシア政権が存続する限り、大統領を変えてもウクライナの支配だけでなく、NATO、さらにはアメリカ軍と提携、関係する国々の領土を支配、人々については民族浄化、粛清、殺戮を繰り返し、ロシア人化することを繰り返すだろうと。
そのためには、フィンランドのように、自国防衛が必要で、軍事費を削減してしまったウクライナに対して、ロシアの攻撃からウクライナを守るために、武器を提供してロシアが撤退するように仕向けることが必要なんだと。
ウクライナへの武器提供について考えてアウトプットしてみた
ここで、NATOは今のところ、ウクライナ攻撃に対して、関与しないスタンスをとると発表しています。
もし、武器提供で支援をしたことが、ロシアにウクライナのロシア攻撃にNATOが加担したと思われたなら、ロシアが生物化学兵器、核兵器を使いかねないことや、ロシアの資源を輸入している国々への経済的打撃を配慮してのことからなんだと思いました。
・グレンコさん:ウクライナに武器提供を
・NATO、アメリカなど:関与しない
これでは武器提供がされていない状況が続くことになり、ロシアからの攻撃はますます激しくなり、甚大な被害は避けられなくなっています。
降伏せずに国外退避をなぜしないのだろうとふと妄想
4月3日地点で、ロシアは東部へ支配へと方向転換しましたが、ウクライナの首都キーフのように無差別に攻撃を仕向けるのなら、橋下徹さんのおっしゃるように東部の全国民の安全な避難が最優先ではないかと。でも、全く同じ意見ではありません。東部の攻撃が終わるまで、つまり、やっぱりロシアの攻撃が国際機関を中心とした主要国との対話、納得のいく話し合いで解決、解決しなければ、譲歩し合い合意するまでの期間というわけです。
津波が来るよと言われて、来ているのに避難できなかったというのが、キーウの状況ではなかったでしょうか。日本での東北大震災の津波の時を思いだします。まさか自分のところに津波が来るなんて、そんな思い、多分私もそう思っていたなとニュースで逃げ遅れた方々の感想をみるたびに思ってはいました。そして、東電も。まさかと思っていたはずです。
ウクライナの首都キーフでも、昼間は比較的攻撃の無い時間帯では、カフェにコーヒーを飲みにいけたりする人もいらっしゃったそうなので、東部と大きな範囲でくくられても、日本なら東北地方と言われているようなものなので、今の地点ではまだ不安な状態となっているだけかもしれないけれど、避難しようと思われる方も少ないのかもしれません。
どこへ避難すればいいのか問題
4月4日までの間に、ウクライナから隣国へ避難はしたものの、4,5日ほど路上生活を強いられ、戦禍にもかかわらず(攻撃されるかもしれないにもかかわらず)やっぱり故郷のほうがいいと、立ち入り禁止の税関を通じて帰国する方々もおられたそうです。
一方、ウクライナでポーランドへの避難経験をされた日本人の方の感想では、ポーランドは無条件で避難民を受け入れてくれたことに感謝していると言われていました。
日本政府も政府専用機で20名の方々の避難を支援しました。
ゼレンスキー大統領は、グラミー賞で沈黙を埋めてほしいと音楽に癒してほしいと訴えかけられました。
ゼレンスキー大統領の事前収録メッセージが会場で流された。
ウクライナ攻撃はクリミア共和国へのロシア攻撃の延長戦!?
そもそも、ウクライナ攻撃は始まったのは、ウクライナ領土内のクリミアで、クリミア共和国としての独立時に、ロシアがロシアへクリミア共和国を編入しようとし、それをウクライナが猛反発したそうです。
ロシアはウクライナを攻撃しようとしました。
国連からストップかかり、アメリカからもSTOPの助言(オバマ大統領など)を受けたりと、さらにはウクライナの反対派からのデモを受けるなどで、ロシアのクリミアへの攻撃は停戦になりかけていました。
その時、ウクライナがNATO加盟を示唆しました。
ウクライナのNATO加盟が承認されれば?
・ロシアがクリミアに関与しにくくなる
・さらにはウクライナの他の州、地域にも関与しにくくなる
・さらには、ウクライナからのアメリカのロシア制圧にもつながる
当初のロシアの目的である、
(ウクライナにある)クリミア共和国のロシアによるロシアへの編入、
もしくは編入まではいかなくとも、
(クリミアという領土を通じて)ロシアのクリミア国に侵入した軍事介入や疑似的な支配ともいえる活動ができなくなることへの懸念から、ウクライナを攻撃し始め今にいたっているんだと。
今は、クリミア共和国だけでなく、
ウクライナ全土に
ロシアの支配目的の攻撃はきりかえられたんだと。
「ジェノサイド(by ゼレンスキー)」首都キーウでの民間人の大量虐殺!?
さらに、ロシアによる前粛清とも思える、ウクライナの首都キーフでの大量の民間人410人もの方々が殺害されてしまっていることがわかりました。ゼレンスキー大統領はロシアによる大量虐殺、ジェノサイドだと避難しています。
ここで疑問になるのは、ロシアはまだウクライナを支配していないにもかかわらず、ウクライナの民間人の多くの人々を必要以上に攻撃しました。この理由が肝心なところではないでしょうか。
もともと、ロシア兵の士気が低いとの報道がありましたが、統制する人がいない場合、ロシア兵とウクライナ兵と1対1の争いが繰り広げられてしまいます。そして、軍的にはウクライナ軍はロシア軍を上回る戦いができる軍だということでした。そうなると、統率者がいない状況で、ウクライナで交戦させられ、自分の身を守るためには、軍、軍でない人問わず、ロシア兵以外の自分を攻撃しかねない人達なら民間人であっても殺害するしかなかったといえないでしょうか。
ロシアを味方するという意味ではなく、ロシアがあまりにも野蛮な戦い方を、ロシア兵にさせたということではないのかなとさえ思いました。
ウクライナはキーフから撤退し、次は東部を攻撃するということです。
そこでももし、ロシア兵が引き続き戦略的(軍でない人々を殺害しないなどの指揮官の兵士による統率が無い)でない状態(キーウの時のような状態)で戦うことになれば、キーウのように多くの被害が軍以外の民間人に再び及ぶことにならないでしょうか。
そうなると、戦況は変わってきます。これは空爆でも同じで、もし、グレンコさんのおっしゃるように、ロシアはウクライナを支配したら粛清や虐殺をするということなら、支配していないウクライナに対して、その度合いはますます強くなり、多くの人々が無差別に被害に遭いかねません。
ロシアに攻撃をSTOPさせられるのは、一体誰?
ロシアに攻撃をSTOPさせられるのは、一体誰なんでしょうか。
27回ほどの訪問を成し遂げた安倍元総理大臣は、プーチン氏にとって友人ではないという専門家の意見も。100歩譲って、もし、ロシアのプーチン氏が、ウクライナの自由を認める、ロシアの自由をも認めると支配を放棄したとしたら、弱体化しているとも言われているロシアに対して、今度はアメリカが自由になった国々と一緒に、今ロシアがしていることとよく似たこと、つまり日本のように、核を厭わない攻撃もしながら、ロシアをアメリカの支配下において、ロシアの民主化を進めるのでしょうか。
そうなってしまった地点で、核を持たない日本とは違い、核保有国であるロシアは抵抗のために乱発したのなら、世界は滅びるでしょう。なので、マッカーサーが行ったことと同じことは、たとえアメリカでも弱体化したロシアにはできないんだろうと思いました。
もし、プーチンがそれを嫌がる、つまり、アメリカを中心とする筆頭国がロシアを総攻撃してくることへの懸念から、ウクライナへの攻撃をしたり、さらにはグレンコさんがおっしゃるような、ウクライナの近隣諸国への攻撃も繰り返したりするなら、こういう手順でロシアに理解を求めていくしかないのではないかとさえ思いました。
世界から核兵器を撤廃・保有しない・使わない・加担しない・使わせない世界を!!
・今核兵器をもっている国について:
・核兵器を放棄させる世界のスタンダードな国際法を::
・国連やその機関にかわる別の新しい機関を発足し、そこでつくり、それに反したら死刑など絶対に違反しない罰則で
⇩
・国連で兵器としての核の使用(つくる、保有する、つくることに加担する、資金提供をするなど核兵器、生物化学兵器に関するあらゆる過程も込みで)を禁止する世界のスタンダードな国際法をつくり、それに反したら死刑など絶対に違反しない罰則で
⇩
・国連PKF派遣に代わる、新しい紛争当事国を、平和維持ではない、攻撃の阻止という抑止力の強い、つまり国連PKFに攻撃とまではいかないものの、制圧的な力を持たせた世界のスタンダード国際法をつくり、今のロシアの攻撃をSTOPさせる
→共和国が独立承認されない場合の武力行使の阻止にもつなげるような法律にする
⇩
・ウクライナの中立化(どの国からの支配も受けない、NATOヘ加盟しない)をウクライナは宣言する。
・ウクライナ独立後もアメリカはウクライナを通じてロシアを攻撃・侵略しない宣言の必要性(ロシアに誤解を招かないために)
⇩
国内の民族独立に際して:
国は共和国の独立の阻止のために武力攻撃しない世界のスタンダードな国際法を国連やその機関にかわる機関でつくり、それに反したら死刑など絶対に違反しない罰則で
⇩
全ての争いは武器による解決でなく、対話での平和的解決で
→決着がつかなくても、そこから武器による争いをしない国際法を国連やその機関にかわる機関でつくり、それに反したら死刑など絶対に違反しない罰則で
*最終目標は、意見の不一致、利害関係の不一致、国内の民族独立、多国間戦争など、あらゆる戦争への発展が懸念される課題、問題、事柄について、争いでなく、対話、交渉での平和的解決であらゆる課題、問題が解決するような世界にしていくための世界のスタンダード的な法律をつくる
憲法9条保持する日本こそ実は世界一位!?
国連は1945年において、力のある国々で結成された平和目的の機関で、日本はその時はまだ認められなかったんですね。それが今も続いている。ゼレンスキー大統領は国連は形骸化している(その機能を果たせなくなっている)と。それは、世界共通の課題だと認識する必要がでてきました。
近い将来は、今の新しい国連にかわる機関を結成し、世界の国々に加盟してもらうしかないのではないでしょうか。そこには、今のロシアは入っていないでしょう。
2008年3月31日、ユネスコのパリ本部で開催された世界遺産委員会で、平和憲法9条が世界遺産登録されました。
残しておきたい遺産になったわけですが、私は平和憲法9条は、世界一先進的な考え方だと最近思うようになってきました。その理由は、SDG’sであったり、デジタル化でより平和が大切で、平和は最高の境地なんだと思った時、平和は未来の最先端にある場所の事なんだと思ったからです。
軍事力がないことは、軟弱だと批判もされていますが、本来、世界は軟弱、人間は軟弱であり、武器で戦う必要はない、戦ってはいけないのだと思います。
歴史が戦いで領地戦略、生存競争を繰り広げてきたから、継承するように無意識にそうあるべきの思想が今も続いているだけで、ジョンレノンさんではありませんが、少し工夫して考えてみるだけで、武装的解決から対話による平和的解決へシフトしていけるからであり、そうすることが合理的でもあるからです。
核兵器・生物・化学兵器の世界の国々による放棄は地球が1つになる可能性を早める!?
そして、それは、科学技術が発展してきたおかげもあり、地球は宇宙からみたらなんとちっぽけで、その中の世界の1国は、たとえロシアやアメリカのような大国であっても、点にしか見えない、そんな広い宇宙が広がっていることがわかれば、地球は分断する必要もないと思いさえするでしょう。
未だ戦後まもない今は考えられないかもしれませんが、デジタル化が進み、技術が進み、人の代わりにAIが取り行ってくれる時代がきて、人の総対数が少なくなれば、世界は一つの考え方、つまり、課題や問題が対話で世界が同意、合意できるようになれば、それは、協業、共生の考え方になり、民族も国も超えた同じ人間として協力しながら、地球に残っている資源を生活に必要なだけ誰一人取り残されない地球にいつか近い将来なっていく必要があると思いましたし、考え方次第でそうもできると思いました。
ただ、今は過渡期でデジタル、IT、IoT、ICTも始まったばかりで、普及段階なので、世界が1国になることは難しいかもしれません。でも、進化していけば、資源が少ない国は資源が豊富な国の地域に移住できて、資源の多い国は国がなくなれば、資源のある場所になり、その資源を暮らしやすい地域に集まってくる人々のいるあらゆる場所へ供給され、民族、文化、言葉なども進化していき、新しい文化が発達することでしょう。例えば、言語、今は昔からの歴史があるからと、各国の母国語を話していますが、世界共通言語が開発、合意されれば、それを学びさえすれば言語の壁はなくなり、今の母国語が第二言語となっていくことでしょう。そんな日になるための1段階が、世界の兵器としての核の処分と保有につながるあらゆる過程の放棄の世界スタンダードな国際法ではないかと思いました。
始めよう:まずは世界中で日本の憲法9条から
武器を配置しない怠惰ではなく、アメリカに依存ではなく、実はアメリカも将来的に日本のように憲法9条を取り入れていくべきなんだと。それが、世界各国に伝播し、問題や課題があれば武器による解決ではなく、デジタル時代だからこそできる、オンライン対話で平和的解決ができると思いました。
そして、もうウクライナへのロシアの攻撃は、キーウで400人もの無関係の人々が殺されている現状があることから、戦争です。内戦ではなく、大国が小国を支配したいがために攻める戦争。今からアメリカ、NATOが介入すればロシアにとってそれは宣戦布告となるのでしょう。つまり、ロシアはそうなったらどうするつもりなのでしょうか。
アメリカかロシアのどちらかが核兵器を1回ずつ使えば、放射能被害でその損失は何千年もの先まで続いていき、地球は滅亡に傾いていくでしょう。それでも今の目標達成のためだけに、世界を滅亡させてもいいのでしょうか。
ゼレンスキー大統領の要望どおり、世界各国がウクライナに武器を提供し、ウクライナはNATOヘ加盟し、NATOとアメリカはロシアを攻撃しないと宣言してもロシアは攻撃するのでしょうか?
このあたりも対話でまずは相手の意向を聞くことが重要なのではないかと思いました。
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株式会社自動処理 – ITで”仕事をする”を楽にしたい (automation.jp)
ロシアにとって、ウクライナはじめロシアにとっての同盟国と、ロシアが考えていたところの国々が今後アメリカやNATOと同盟を組むと言ったり、組むための独立、もしくはロシア国内で民主共和国ができたとしても、阻止することなく放置しておくことが自由への寛容であり、そのための非介入の国際法も必要だと思いました。
その結果、小国はスイスのような中立国に成れるならなり、成れないなら、大国に支えられる形で国を維持していき、大国はそれを支え、小国が優良国になる助をし、結果的に交易をすることで、大国へもいい経済循環をもたらす。
考えて妄想してみた「ロシアにとってのウクライナの価値って!?」
今となってはロシアの思う通りにウクライナの首都キーフは廃墟化しましたが、ロシアにとってウクライナは、広いロシアの寒冷地帯が大半をしめる中でも、都会というか優良国であり、ロシアとして経済活性化拠点としておいておきたかったのではないかとも。
対外的にはウクライナ内のロシア国民をウクライナから守るためとか、もともとはロシアと同じダッタということでロシアとウクライナはともにあるという考えも一理はありますが、やはり将来的にウクライナという海も近く、中国との交易の拠点としての発展も可能な領土を、ロシアの発展のためのいわゆる日本でいえば、主要な県として置いておきたいのだと。でもそれをいうと、侵略戦争を仕掛けたということになるので、名目はロシア人の救済ということにしているんだなと。
さらに、中国の一帯一路構想で、ベラルーシ→ポーランド経路があります。もし、ウクライナがアメリカと交流すれば、アメリカはウクライナを拠点として、中国と交流することが可能にもなりかねない、そうなると、ロシアと中国の関係よりも、アメリカと中国の関係強化となり、ロシアにとって何等かの不利益になるのではないかという懸念もある?とさえ思えてきました。
陸路を使うことで、船だと1か月かかるところを2週間で税関もフリーで通れるメリットが。そして、道路も張り巡らされていて、さらに、重要部分なのだそうですが、原油、天然ガスのパイプラインも充実してるそうで。天然ガスといえば、ロシアの天然ガスはEU諸国の半分ほどを占めますが、もし、ウクライナが独立すれば、いろいろな面でロシアにとって潤滑な取引がしにくくなる、やりにくいことも山積するのかな?とも。
レーニンは社会主義で農民を搾取したそうですが、今プーチン氏はロシア国民をロシアは安泰、将来のロシアも安泰だとあざむいてはいないでしょうか。
今のロシアにとって、IT国でもありキエフ公国の時代からロシアの祖先ともいえるウクライナ領土が独立、ロシア人ではないといい、アメリカと同盟、交易、協力をしていくスタンスをとるウクライナが繁栄することで、ロシアは地理的に寒冷地でデジタル、一帯一路など対外的にアクセスのしにくさで十二分な運営ができない(もし、ウクライナが支配できていればとか考えてしまう?)ため、ロシア国内の内戦に繋がらないかと危惧するのもわかりますが、絵に描いた餅のように、ウクライナも必ずしもそうなるとは限りません。
どっちに転んでも、それはウクライナの自由であり、ロシアはウクライナの自由を寛容をもって認めることが必要であり、さらには、ロシアもロシアの自由を認めるスタンス、柔軟性、つまりもし何かあれば冷戦対戦国であるアメリカと同盟をもむすび、世界は1つとなることも視野に入れる自由・寛容さも必要になる事も。それは時に、国民市民からケースバイケースで取り入れようとする意見も出てくるかもしれませんね、アイデアボックスで!?。
現状はまだまだ厳しい!?
グレンコさんは今日のTwitterで、ロシアの目的は実は、領土でなく、ウクライナ国民の壊滅だとおっしゃっていました。
https://twitter.com/Gurenko_Andrii/status/1510952128529182723
今後も世界はウクライナ危機を1日も早く停戦、終焉を迎えさせるために、ロシア連邦に対して、対話や交渉による平和的解決をしていく必要があり、取り組んでいる最中だと思いたいです。
それでは、ご拝読ありがとうございました!!