ゲンジボタル家で飼育してみた記録 |ゲンジボタルのほたちゃん vol.4 |懐中電灯には無関心なのにスマホ光に電気通信した話
今日のほたちゃん。
一旦葉っぱの下に隠れてしまうと、どこにいるか見当がつかないほど、ひっそり眠っています。
一方、昨晩取り入れてみたどくだみの葉、今日のお昼にはしなっとなっていて、さらに布団のようにほたちゃんを覆っている様子。
このままでは、ほたちゃんまでひからびてしまう。。
出窓のそばに置いていたフェンネルの葉。5分ほどでひからびだした時、ふとそう思いました。
そこで、川のイメージをもってもらうために、おもいっきり水分をふくませたティッシュペオパアを天の川のように?枝にそってかぶせておきました。
ぱっと見は、枯れ木の賑わい、ゴミにすら見えますが、ほたちゃんはどこかで休息しています。今日は超絶暑いので、クーラーを21℃に設定。でも、2時間だけ窓もあけ(クーラーはつけたまま)、眩しいとは思いましたが、タオルで影をつくりつつ外気も取り入れてもらう。
撮影時はタオルをとっていますが、終わるとカゴを真っ暗にすべく、タオル(カーテン?)で一応覆ってあげています。でも、全部覆うことは難しいので、多分ほたちゃんがいそうな葉の部分が重点的にカーテンがかかるように1枚だけかけています。
すると、枯れかけのどくだみの葉、お昼に奉った冷凍🍎りんごまでいい香りがしてきました。
ほたちゃん、夜には這い出てきてほしい。。
昨晩は、同じようにしたところ、枯れ葉になりかけのところが光り出したので、まるで、かぐや姫?と思うくらい感動。
スマホの光が大好きなほたちゃん
さらに、実験してみました。
・ミニ懐中電灯
・スマホの光
スマホは液晶の部分をパーで覆い、隙間から光が漏れ出るようにし、いかにも仲間が数匹いるかのようにみせかけます。そして、真っ暗闇の中、サイドの網を光を放ちながら歩きだした時に、進む方向にスマホが見えるように、スマホを手首を返しながら、キラットさせて、すぐに後ろに隠すようにします。そうすると、仲間のホタルが弧を描いて飛んでいるようにみえます。
すると、どうでしょう。
ほたちゃんの光、急に強くなったんです!!
それまでは微かにひかりながら歩いていたのですが、スマホの光を見た途端、ブーンとながーいこと異彩を放つルーティンを数回行ったのです!!
それからは、いたちごっこ。スマホをかざす→ほたちゃん異彩はなつ・・・・の繰り返しで、ほたちゃんはいつのまにか飼い主に一番近い側面の網のところで、ピタっととまったのです。
明るすぎたかな?!
ほたちゃんを外から手で覆ってあげます。すると、どうでしょう。ほたちゃんはしばらくいじーっとしています。もし、怖がったのなら、すぐに逃げるはずです。
暗い中でもさらに暗い所が好きなんだな。。
3分くらいしたら、ほたちゃんはおとなしく、な、なんと葉っぱの中にしれじれ、とぼとぼと帰っていったのです。多分、異彩と言う名の光は威嚇だったのでしょう。今まであんなに遊びまくっていたのに、暗闇の中の暗闇(手で囲った部分)にいたことで、葉っぱが恋しくなったのかもしれません💓
ちなみに、スマホで行う前に、ミニ懐中電灯で同じことをしてみましたが、全く反応がなく、消えそうな光を灯しながら歩いているだけでした。
ゲンジボタルはスマホ光が好きらしい。
そして夜になってから夜明けまでの細かい時間についての感覚について。時計をみればいいだけなのですが、時計を見るよりも虫かごをみて、ほたちゃんのほのかな美しい光をみつけたら、いよいよ夜なんだなと実感、はじめて時計をみるくらい体内時計で暮らしている発見もできました。
ゲンジボタルの帆太ちゃんを見ていて思うのは、ピカッと光るというよりは、2秒かけてクレッシェンドになっていく、4秒かけて最大の光量になるというイメージです。
好きな定刻に1回、小さな円が2秒かけて大きな円に、小さな円が4秒かけて大きな円になる。その光をみたら、時計をみるみたいな?プレ時計、体内時計矯正ツールのようなのあれば規則正しくなるのかも、いや、うざいかなやっぱり。
ほたちゃんがいなくなったら、スマホも定刻でホタル様に光るアプリ、あったらいいなって思うんだろうかやっぱり。
それでは。。