びわ湖を一望する天空のテラスへ半日旅-電車とバスで行く!日本の絶景ひとり旅- #7
こんにちは、絶景プロデューサーの詩歩(@shiho_zekkei)です。
「電車とバスで行く!日本の絶景ひとり旅」シリーズ第7回、今回は2020年10月に行ってきた「びわ湖を一望する天空のテラスへ半日旅」をお届けします。
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旅のしおり
今回の旅の目的
わたしが京都市に移住したのが2019年夏。
京都に住んでみて感じる良さのひとつが、「滋賀県がすごく近い!」ということです。
新幹線のJR京都駅から滋賀県の大津駅まで、なんとたったの2駅10分。大阪は30分以上かかるので、滋賀県をすごく身近に感じるようになりました。
そんな滋賀県を代表する写真的スポットが「びわ湖テラス」。冬はスキー場となるくらい標高が高い場所で、夏は琵琶湖が望めるカフェテラスとして公開されています。
東京に住んでいた頃は「遠いな〜」と思っていたのですが、いざ調べてみると、京都から半日くらいでサクッと観光できちゃうスポットであることを発見。今回は住んでいる京都市から半日で、電車とバスを使って観光してきました。
日程を決める
びわ湖テラスがある「びわ湖バレイ」は、営業していない期間があります。なぜかというと、冬は雪が降ってスキー場になるため、その準備期間があるから。ロープウェイの営業期間以外に行ってしまうと、観光はできません。
そのほかにも休業日が意外と多いので、確実にチェックしてから行きましょう。
あと大切なのが、お天気。
びわ湖テラスは標高1,100mに位置するので、低い雲が発生していると「雲の中」に入ってしまって景色がまったく見えない「虚無」になります。
なので天気予報はしっかりチェック。公式サイトにはライブカメラもあるので、それを見てから行くのもおすすめです。
▼ライブカメラはこちら
休日は大混雑なので平日狙い、秋晴れが続く10月15日の平日に行くことに決めました。
旅のはじまり
京都駅→志賀駅
朝起きてまずライブカメラをチェックして、山頂からの景色がスッキリ晴れていることを確認。
今日は早起きではなく、絶景旅には珍しくゆるっとこの時間から出発です。
京都から乗換なしで行けるのも嬉しいポイント。車窓の左側には、山頂にあるびわ湖バレイが見えてきました。
最寄り駅のJR志賀駅に到着しました。
滋賀県の志賀駅、です!笑
志賀駅→びわ湖バレイ
ここからびわ湖バレイ行きのシャトルバスが出ている…のですが、ここでトラブル発生!
平日にも関わらず、バス満車で乗れず!!!(がーん!)
まさか乗車できないとは予想してなくて、電車を降りてから余裕こいて周辺をうろついていたら、列に並びそびれて乗れませんでした…トホホ…
マイクロバス小さい…
結局バスがピストン送迎してくれて20分後に乗車することができました。1時間に1-2本しかないバスだから、よかった…
私と同じく乗れなかった人も多く、ほぼ満員でびわ湖バレイのロープウェイ山麓駅に到着。
本来はここでチケットを購入するのですが、オトクなのがWEB前売り券!
前売り券だと、なんと往復1,000円くらい安く購入できるし、チケット売り場がけっこう並ぶので、列に並ぶのが嫌な一人旅におすすめ!
ロープウェイは15分ごとに往復しています。けっこう大型なのでここは待つことなくスムーズに乗車。
ロープウェイを降りるとすぐ、この景色!
めっちゃ混んでる〜!!!笑
キレイなんだけど、バスが満員だった通りテラスも激混み。平日でこんなに混むとは!(褒めてる)
これでは写真撮影どころではないので、びわ湖テラスは後回しにして、一番奥まで行ってから戻ってくることにします。
びわ湖テラスがある場所から、まず「打見リフト」へ。そのあと2本目の「ホーライリフト」に乗り継ぎます。
なんといずれのリフトも無料!
びわ湖バレイさん、あざます!!!
この2本に乗ることで、びわ湖テラス(打見山)よりさらに標高が高い「蓬莱山(1,174m)」へ登ることができます。
1段と空が近くなって、なんだか空気も澄んだ気がする〜!ここからはぐるりと360度の眺望が楽しめます。
テラスと比べて観光客も少なく、のんびり過ごすことができます。
この山頂には、びわ湖テラスのような大きなテラスや建物はないのですが、1件だけ「CAFE360」というカフェがある…
のですが…
閉まっとるがな!
唯一のカフェ、堪能できず(涙)このときはまだコロナ禍だったので臨時休業していたようでした。残念無念…
山頂エリアは景色はいいものの日陰がないので、一通り景色を堪能してまたリフトで降りることに。
リフトで下ると、山の地形や琵琶湖が一望できてとっても気持ちいい〜!無料なら、無駄に2往復しちゃってもいいかな、と思うくらいです。
下りでは2本目のリフトは乗らずに歩いて戻ります。このエリアにも実は無料で遊べるスポットがあるんです。
それがこの「となりのトトロ」。Tiktokで一躍話題になった、鉄パイプ?を鳴らしながら走るとメロディーになるという手作り遊具です。
Tiktokで一番流行ってたのは2019年頃は頻繁にタイムラインでみる場所だったなぁ〜。私が行ったときもいい大人がはしゃいで楽しんでいたので、私もひとりで音楽を奏でてきました。笑
そんなこんなで、14時半ごろにびわ湖テラスまで戻ってきました。ランチを食べそこねていたので、カフェスタンド ノーステラスで軽くランチ。
先程大混雑だったテラスも、営業終了時間が近づくに連れて人もまばらになってきます。
ひとり旅ですが、今回は混雑が予想されたので自撮り用の三脚は持参せず。
こんな感じで人を入れて撮影できたらよかったな〜、と再訪する日のために撮影。
テラスもここだけでなく、有料テラスや違う角度から景色が見れる場所もありました。
この日がすごい強風だったことを、この写真を見て思い出しました(笑)右側のグリーン、揺れすぎでは?笑
北側は午後に来ると太陽光で日陰になってしまうけど、ここにポツンと立って撮影する構図も良さそうだな〜。
びわ湖テラス名物の「水盤」。
本来ならこれが湖・空とつながる”インフィニティ”になるはずが、あまりにも強風で、水盤の水面も荒ぶっています。あまりにも強風なので、いったん屋内へ非難しました。
下りロープウェイの最終便は17時発。
見たいエリアは全部見たけれど、せっかくここまできたので最後までゆっくり過ごそうと、びわ湖テラスがある「THE MAIN」で過ごすことに。
カフェのラストオーダーが15時半ということもあって、満席だった店内もこの通りガラガラに。
やっぱり混雑する人気スポットは、オープン直後か閉園間近の時間帯が狙い目。テラスでの撮影を考えるなら、逆光にはなっちゃうけど、テラスが影にならない午前中の朝イチが良さそうだなあ◎
このびわ湖テラス、たまに雲海が出ることもあるみたい。難易度はかなり高そうだけど、それもいつか見てみたいなぁ〜☁
旅のまとめ・旅費
日程:2020年10月15日(木)
交通手段:電車、シャトルバス、ロープウェイ
旅費:4,860円ほど
歩数:昔すぎて記録なし