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アンリミAF完全マスターガイド[加速制限後](仮)

0.編集履歴

2022/1/21 一部対面のマリガンに加速装置を追加
2022/1/22 改行誤字等の校正
2022/2/27 OOS期アディ後使用構築を追加
2022/3/29 EOP期大会優勝構築を追加

1.はじめに

はじめまして、泉志帆と申します。

OOS期アンリミグランプリが近いため
一部未完成ではありますが本記事を公開します。

初投稿です。

お見苦しい点ありましたらDMやリプ欄でお申し付けください。

質問も受け付けております。
不明な点などありましたら、お気軽にどうぞ。


本記事は全文無料となっております。

よろしくお願いします。

最近の実績

<65th>


<66th>


65thでは20日間日速1万MPを維持し20万覇者。

66thでは1月上旬まで日速1万MPで1位を継続、
OOS期最速グラマス1,2,3を達成しました。

2.採用カード候補

主に採用されるカード17種です。
突出した意図がなければこれらのカードでデッキ40枚が満たされていれば十分な勝率が出ると思います。

初めてアンリミAFに触れる方も、まずはこれらの中から採用カードを選ぶことをオススメします。


デッキにAFを埋めるカードその1。
AFのコストを下げてデッキに埋める以外にも
手札を減らす,デッキ切れを防ぐといった用途もある。
後攻4tに解放,量産,ジェネシスと繋がれば気持ちいい。
よく選ぶAFは1.ジェネシス,2.エンシェント,3.キャノン。
アナライズAFを選ぶことはほとんどなく、
同調+量産といったキープはしないし、
初手で揃っても同調のみプレイしてターンを終えよう。

デッキにAFを埋めるカードその2。通称“乙女”。
≪機構の解放≫を引いたときに真価を発揮する。
逆に言えば≪機構の解放≫を引かないと弱いカード。
解放中に溢れがちな手札の枚数を減らし、
埋めた1コスAFを素引きして展開を繋げるのが主な役割。
打点はキャノンAFで足りているので、
ほぼ全ての局面でアナライズ,エンシェントAFを埋める。
≪カイザーインサイト≫のバリューを下げたり
スピネAF→ジェネシスAFのサーチがブレるため
手札が溢れる直前になってから使おう。
後述する≪機械の加速兵≫との相性も良い。

「実質0コス1ドロー」「1コス1ドロー」「3コス2ドロー2回復」
全てこれ1枚で担ってくれる頼もしいカード。
今までは考えなしに3pp効果で使って問題なかったが、
早期に強い盤面をつくる狂乱Vや骸Ncの台頭によって
1pp効果の使用や敢えて使わず≪カイザーインサイト≫で
流すプレイが頻出するようになった。
特にppに余裕がない後攻での扱いに気をつけるべき1枚。

言わずと知れた最強カード。
これが制限されたとき、アンリミAFは終わる。
ジェネシスAFと併用することでドロー,展開,リーサルまで
文句なしの“無敵状態”になれる。
2枚以上揃うとつい全使用しがちだが、
2枚目を敢えて途中からプレイすることで
過剰なpp回復や手札溢れを防ぐことができる。
また手札に1枚しかないときも即使用せず、
「盤面展開」「盤面処理」「リーサル」といった
どのタイミングで使うべきか見極めが非常に大切。

チョイスする頻度は、
60%アナ,38%パラ,1%レディ,1%トレース。
基本的にアナライズAFを選び、
面展開が終わってから引いたらパラダイムシフトを選ぶ。
パラダイムシフトの供給手段として≪ミリアム≫の
アクセラレート効果があるが基本的に同調を優先する。
レディアント,トレースAFに頼らずとも6種破壊は容易。

AF6種破壊後に使いたくなるが、
スピネ,アナライズAFを回収してデッキを掘り進めたり、
エンシェントAFを回収して盤面処理に備えるほうが
総合的に得をしている場面が多い。
確かに0コスジェネシスの上振れには目を見張るが、
0コスのディフェンス,ガードAFを回収する確率も高い。
ランダム要素に頼るのは最終手段にすべき。

遂にアンリミAFにも制限カードの手が入ってしまった。
しかしアンリミAFの勢力はこの程度では衰えない。
このカード自体も「ほぼ使い道のない対面がある」
「乙女やシオンのように手札で被ると負け筋になり得る」
「自分の盤面の広さが重要なキャノンAFの打点が下がる」
といった弱みも制限前から抱えていた。
最近では≪機構の発見≫や≪AFインパルス≫のような
加速装置と相性は悪いが単体では強力なカードも追加され
加速装置の1枚制限が向かい風と言えなくなりつつある。
とは言っても、狂乱Vや骸Ncの強い盤面が返せないときは
「加速装置さえあれば…」と嘆くこともしばしば。

「手札を1枚引き直す」「ランダム4点処理」「4点バーン」
プレイを後回しにするほど効果が強力になるカード。
2コスカードのプレイ優先度は
機構の発見>AFインパルス≧ララミア>ユアン。
進化時にアナライズAFを出してくれるが、
基本的に進化権はジェネシスAFに使いたいので
オマケ程度の効果と捉えて問題ない。
バトル中の共鳴になった回数が鍵となるため
≪機構の解放≫効果発動時は特に注意して確認すること。

≪加速装置≫の1枚制限によって下火だった
アンリミAFに革命を齎したカード。
まず目につくのは6種破壊後に発動する“4点AOE”。
これによって≪加速装置≫による盤面処理に頼らずとも
≪キャノンAF≫や≪AFインパルス≫の打点を
相手のリーダーに通しやすくなった。
そして忘れてはならないのが進化時の“疾走効果”。
特に5tではララミア進化+シオンのバフ効果によって
相手が取り残したフォロワーと共に致命傷を与えられる。
AF6種破壊達成まであと1種足りないときにも重宝する。

このデッキの打点源その1。
6種達成前後どちらの効果も非常に強力。
≪オートメーション≫を採用していないデッキでは
エンシェントAFを供給する唯一の手段であるため、
≪カイザーインサイト≫で迂闊に流すことは避けたい。
当然だが6種破壊前はエンシェントAFを
自分の場に“直接”出すため、
≪加速装置≫のpp回復の恩恵は得られない。

≪AFインパルス≫が実装されたとき、
「これのアナライズAF版が出たらいいな」と思っていたら
本当に実装されてしまった。
このカードの実装により≪AFの同調≫から
無理にアナライズAFをチョイスする必要がなくなり、
パラダイムシフトをチョイスする機会が増えた。
こちらも≪AFインパルス≫同様、
≪加速装置≫のpp回復の恩恵は得られない。

採用不採用の意見が分かれるカード。
先攻4tにプレイできれば優位にゲームを進められる。
その反面、4コスという重さから
タイミングを逃せばなかなかプレイする機会がない。
AFミラーでこのカードをプレイできれば超有利に。
≪オートメーション≫との相性が良い反面、
≪機構の発見≫や≪AFインパルス≫との相性が悪く
採用を見送るといった構築の変更が求められる。

このデッキの「盤面展開」「リーサル」を担う超重要カード。
≪機構の解放≫と併せれば宇宙、なくても十分強い。
進化時耐性持ちの2面守護展開,本体の高スタッツと、
良くも悪くも盤面に残りやすいのが特徴。
6種破壊後のキャノンAFを2枚手札に加えるために
≪生命の量産≫≪オートメーション≫≪コンセントレイト≫
≪カイザーインサイト≫といった手札を減らすカードと
併用する場面が多発する。

主にアクセラレートでプレイする。
スピネAFの当て先をなくす,AF破壊を5種で止める等
対戦相手のレベルが上がるほど価値が高まるカード。
AFの自壊が主な用途で、パラダイムシフトの供給は
≪AFの同調≫があるのでオマケ程度の認識。
考えなしにガードAFに打ちがちだが、
ジェネシスAFに打つ,敢えて温存する場面が多い。
特にAFミラーや回復B対面での勝利の鍵となる。

基本はアクセラレートでのプレイになるが、
6~7tにゲームが終わる対面以外では本体プレイも強力。
ブリッツ,エッジ,プロテクトAFはいずれも
≪AFスキャン≫から回収したときの恩恵が大きい。
アクセラレートで場に出るスピネAFは、
手札にジェネシスAFがなければ自分のターン中に
積極的に退場し、ジェネシスAFの最速進化を目指そう。

ほぼ全ての場面でアクセラレートでプレイする。
AFへの強力なバフ効果が目につくが、
残った3ppでさらにAFを出して破壊種類数を増やしたり
パラダイムシフトを回収したりするほうが強い。
ターン終了前にプレイするというよりは、
ターン開始時に生き残ったフォロワーにバフをかける,
リーサル時のキャノンAFの打点を増やすときに活躍。
狂乱V対面にて本体効果でプレイすると
相手の突破手段がかなり限られるので有効。

このデッキの強さの本質であり最も扱いが難しいカード。
大抵このカードの使い方で勝率に差が出ている。
以前は4tでのプレイが定石だったが、
早期に強い盤面をつくるデッキの台頭,
後攻4tのジェネシスAF進化が勝率に直結,
2コススペルの追加により4tに2+2の動きが頻出と、
先後1t,後3tにプレイする場面が非常に増えた。
他の人のAF配信を見るときは、
特にこのカードをプレイするタイミングに注目したい。


3.構築及びOOS環境について

coming soon...


4.このデッキで目指すこと,狙うこと

coming soon...

5.各対面の対局観

エルフ

【デッキタイプ分布】
6:4=アグロ:豪風のリノセウス

【マリガン】
先後共通:機構の解放,コンセントレイト,カイザーインサイト,AFの同調,終末の番人・スピネ
先攻のみ:機構の発見
後攻のみ:AFインパルス,アストロウィング・ララミア(いずれか1枚キープ)

※優先度はララミア>AFインパルス

vsアグロ

【相性】先攻:微有利 後攻:微不利

【要注意カード】相手の先攻2t≪妖花の捕食者≫

先攻2tに出された≪妖花の捕食者≫に
顔を詰められ続けるのが大きな負け筋。
このカードのために後攻のみ突進持ちAFをキープする。


極力相手の盤面は処理し、最速で6種破壊の達成を目指そう。
ジェネシスAFを進化することで相手の攻め手を緩めることができる。

vs豪風のリノセウス

【相性】先後:有利

【要注意カード】≪森の女王・リザ≫の安易な放置

≪森の女王・リザ≫でディフェンスAFが取られないよう、
彼女も積極的に処理しよう。
相手にバウンスを与えないようにするよりも
自分の強い盤面展開を優先すべき。

アグロE対面以上にジェネシスAFの進化が有効。
特にディフェンスAFの処理手段が限られるため、大切に生き残らせたい。

ロイヤル

【デッキタイプ分布】
5:4:1=カゲミツウォーリアー:連携:無法者アグロ

【マリガン】
先後共通:機構の解放,加速装置,コンセントレイト,カイザーインサイト,AFの同調,終末の番人・スピネ
先攻のみ:機構の発見

vsカゲミツウォーリアー

【相性】先後:有利

【要注意カード】
≪次元の超克者・ユアン≫の雑切り

≪騎士王の威光≫のナイトや≪無敗の剣聖・カゲミツ≫の
ラストワード効果で出てくるカゲミツといった
相手の打点源となるカードを処理できる貴重な手段。
共鳴5回を達成するまで温存し、
相手がリーサルを狙いそうなターンにプレイしたい。

基本的にジェネシスAFを進化し守護を貼るだけで
ゲームを有利に進められる。

≪ゴールデンウォーリアー≫の進化後の体力は5である一方、ジェネシスAFの進化後の攻撃力は4であるため、予め相手の進化ターンに備えて自分の場にフォロワーを数体並べる必要がある。

vs連携,無法者アグロ

【相性】先攻:有利 後攻:五分

アグロE同様、極力相手の盤面は処理すべき。

1体でも取り残すと、どんどんバフされて体力を奪われるので注意。

これらのデッキタイプが急増するようになれば、後攻のみ突進持ちAFのキープを検討しよう。

ウィッチ

【デッキタイプ分布】
7:2:1=超越:土:混沌

【マリガン】
先後共通:機構の解放,コンセントレイト,カイザーインサイト,AFの同調,終末の番人・スピネ
先攻のみ:機構の発見
後攻のみ:(他に1枚キープ対象があれば)ジェネシスAF

vs超越

【相性】先攻:微有利 後攻:微不利

【要注意カード】虹の輝き

元祖ストレスカード。
AFが手札に戻されたときのppロスが大きく響く。
スピネ,アナライズAFは相手のリーダーを攻撃するより
極力盤面に当たって戻されないようにすべき。
最速6種破壊達成のため1コスAFが手札に戻されたら
3pp効果の≪コンセントレイト≫が見えていても
AFのプレイを優先しなければならない。
また≪機構の解放≫を用いて盤面展開した後は
これを打たれることを想定して
手札を余分に1枚減らしておくことも忘れずに。

この対面はとにかく時間がない。
基本的に相手は6tに≪次元の超越≫をプレイしてくることを想定して、こちらは先攻6t,後攻5tまでに勝つ必要がある。

先攻ならまだしも、後攻の立ち回りは特に注意。

後攻4tのジェネシス進化が必須であり、3tまでにジェネシスAFを引いていなければ≪カイザーインサイト≫で無理矢理にでも探しに行こう。

後攻5tを迎えたら、残った盤面+ララミア進化+シオンでの押し込みや≪機構の解放≫2枚による大きな動きでリーサルを狙おう。

先攻6t,後攻5tまでに勝てそうにないときは、
≪次元の超克者・ユアン≫が超越後まで生き残ることに賭けるのも一つの手だ。(1日1戦はこれで勝つ)

vs土

【相性】先後:有利

【要注意カード】3コスト3/3フォロワー

空中打点が豊富な土Wに対して
盤面からダメージを受けることは致命傷になり得る。
AFインパルスを引いたら2コスフォロワーの処理に使わず
3tの彼らに備えて温存すべき。
また彼らの進化後体力は5である一方
ジェネシスAFの進化後攻撃力は4であるため、
相手の後攻4tに5/5が立つことを見越したプレイをしよう。

疾走やバーンダメージといった空中打点が豊富なデッキだが、1ターンに出る打点はせいぜい十数点程度。

とにかく自分のリーダーの体力を高く保ち、相手の盤面を処理し続けること。

≪禁約の黒魔術師≫は8コストであり、多少悠長なゲーム展開でも問題ない。


後攻4tの最速ジェネシスAF進化も必須ではないため、
相手の盤面を取り残すようであればジェネシスAF進化より盤面処理を優先すべき。

≪終末の番人・スピネ≫の本体でのプレイを検討する対面でもある。

vs混沌

【相性】先後:有利

先攻後攻共に“有利”としたが、相手の上振れに際限がないため回避できない負け試合もある。
特に最速5tの≪オズの大魔女≫+≪想像の具現化≫によって詰んでしまうこともしばしば。



とは言っても、相手が≪混沌の流儀≫を打つ5tの直前に≪機構の解放≫とジェネシスAF進化で強い盤面を作れば概ね勝てる。相手のコストの下がり具合が悪ければさらに容易に勝つ場合も多い。

相手に盤面ロックをされると負けそうなときは、敢えて盤面展開を4面に留めてコストの下がった≪カイザーインサイト≫の本体効果で打点が足りるか等、≪混沌の流儀≫を打たれた返しに勝てるプレイを心がけよう。

ドラゴン

【デッキタイプ分布】
接近ダゴン:庭園ゾーイ:ディスカ=8:1:1

【マリガン】
先後共通:機構の解放,コンセントレイト,カイザーインサイト

vs接近ダゴン

【相性】先後:五分

相手が≪鳳凰の庭園≫を設置する4~5tに対処不能な最強盤面をつくるゲーム。6種破壊は狙わない。

そしてその最強盤面をつくるのに欠かせない≪機構の解放≫をマリガンでは全力で探しに行く。

序盤に並べた1コスAFが放置されるとドローができず≪カイザーインサイト≫や≪コンセントレイト≫をプレイするターンが遅れて勝ちが遠のいてしまう。

序盤に多少相手の顔を削ったところでゲームに影響はないため、とにかく≪機構の解放≫を引き込むこと。目標は2枚。

相手の≪鳳凰の庭園≫が着地すると≪深海の覇王・ダゴン≫+≪天使の加護≫による回避不能OTKが待っている。

このためだけに≪虚数物体≫を採用したところで≪熾天使の剣≫等で破壊されることが多いので最強盤面をつくるプランを何とか通そう。

vs庭園ゾーイ

【相性】先後:微有利

vs接近ダゴン同じように最強盤面の形成を目指すが、こちらは≪鳳凰の庭園≫着地後も勝ち筋が2つ残されている。

1つ目は≪パラダイムシフト≫や≪終末の番人・スピネ≫によるプロテクトAFの連打。

接近ダゴンと比べて≪天使の加護≫の採用枚数が少ないため大型疾走フォロワーはこれで止まりやすく、相手に≪大いなる調停者・ゾーイ≫を3枚全て使わせることができればこちらの勝ちがぐっと近づく。

しかし長々とプロテクトAFで延命していても
いずれ突破されるリスクはある。

そこで2つ目の勝ち筋。≪次元の超克者・ユアン≫の10回共鳴効果によるバーンダメージプラン。

ユアンのバーンダメージは相手のゾーイのダメージカットを貫通するため、共鳴回数は常に注意したい。

特に≪機構の解放≫効果発動中は、盤面展開以上に共鳴回数10回の達成を目指してプレイしよう。

vsディスカ

【相性】先後:微有利

「攻撃されない」フォロワーが多いほどこちらが不利になる対面。

庭園系と同様に≪波濤のプレシオサウルス≫が着地する4~5tの盤面展開で畳み掛ける。

プレシオサウルスがAFの大きな当て先になるため、6種破壊を目指すのも良い。


ネクロマンサー

【デッキタイプ分布】
純骸:ラスワ骸:グレモリー=6:3:1

【マリガン】
先後共通:機構の解放,加速装置,コンセントレイト,カイザーインサイト

vs純骸

【相性】先攻:五分 後攻:微不利

【要注意カード】結晶:デスブリンガー

これをケアするためにマリガンも先述したように特別。
このカードが直撃すれば、
「6種破壊の阻害」「リソースの減少」「盤面の弱体化」と
アンリミAFは大打撃を受けることになる。
絶対に相手の2tにこのカードを打たせてはならない。
先攻2tはパス(出すとしてもユアンのみ)、
後攻1tもスピネは出さない(同調やカイザーを優先)。
これ以降は≪プリンセスナイト≫によるビートダウンを
防ぐため、合計攻撃力2以上の盤面展開が必要。

主な負け筋は「先攻3t骸」「大量守護裏のスピリットイーター複数」「こちらが解放を1枚も引けない」程度。

これらの負けを嫌うのなら≪ワールドブレイク≫の採用も検討されるが、これは良くも悪くもこちらの負け筋を減らすだけであり、対骸を含め全対面の勝ち筋を損なったり手札の事故率が上がったりするリスクがあることも視野に入れて採用しよう。

逆に言えば上記以外の「後攻3t骸」や「1~2面守護裏のスピリットイーター1~2体」は≪機構の解放≫1枚さえあれば事足りる。

≪AFインパルス≫からエンシェントAFを≪AFスキャン≫で回収し続け、≪生命の量産≫で増やしながら盤面処理に努めよう。

≪幽魂の棺≫や≪フェイタルオーダー≫による大型疾走フォロワーをリーダーに素通りさせないためにも、常時ジェネシスAF進化による守護を貼り続けることも必要。

vsラスワ骸

【相性】先後:五分

【要注意カード】≪セレスト・マグナ≫本体効果

≪機構の解放≫や≪パラダイムシフト≫
≪カイザーインサイト≫などあらゆるカードを抑え、
これと同時に≪骸の王≫が出るとAF側は対処できない。
これに備えて相手の6t前に強い盤面をつくったり、
相手の場のカードが2枚以下になるまで処理したり、
そもそも6tを迎える前に攻め切る姿勢が重要。

相手の強い盤面を処理するだけでは、後続の≪ナイトメアイーター≫や≪ネクロインパルス≫に苦しめられてしまう。
筆者の中で≪ワールドブレイク≫の価値が低い理由の一つ。

しかし≪デスブリンガー≫は採用されにくく、こちらの6種破壊が達成しやすいため素早く攻め切り勝ちに行こう。

vsグレモリー

【相性】先攻:有利 後攻:五分

対超越W同様、相手が6tを迎えると負けるゲーム。

しかしこちらは≪虹の輝き≫もなくジェネシスAFの処理手段が乏しいため、6種破壊前に盤面で勝つことも多い。

むしろ盤面が残りすぎることで6種破壊が間に合わないことがあり、≪反逆の命・ミリアム≫で積極的に種類数を稼ぐ必要がある。


ヴァンパイア

【デッキタイプ分布】
狂乱:その他=9:1

【マリガン】
先後共通:機構の解放,加速装置,カイザーインサイト,AFの同調,終末の番人・スピネ
先攻のみ:コンセントレイト,機構の発見

vs狂乱

【相性】先攻:微有利 後攻:不利

後攻の≪コンセントレイト≫は返すこと。
もし序盤に引いたら、1pp1ドロー効果で使おう。

相手の3t≪フラウロス≫+≪煉獄のダークナイト≫に対する処理手段から、先攻と後攻の格差が激しいマッチ。

こちらが先攻なら1~4tの合計10ppで1~2体の突進持ちAFと序盤に並べたフォロワーと共に容易に処理できる。

一方後攻の場合、1~3tのたった6ppで先攻時と同じ盤面を処理しなくてはならない。
しかも序盤に並べた自分のフォロワーは、先攻でプレイした相手のフォロワーに処理されていることが多い。

そこで頼るべきは最強カード≪機構の解放≫。
3pp始動であることも鑑みて2枚確保したいところ。

≪機構の解放≫を3tまでに引けなかったときは、
盤面に残ったフォロワー1体と≪AFインパルス≫で≪煉獄のダークナイト≫1体を処理する。

この動きを考えて後攻時に≪AFインパルス≫をキープする方を散見するが、「3tを凌いだところで4tまでに解放がなければ押し切られる」「頻出パターンである3tにカイザー→ドロー先のAFインパルスという動きを目指す際にデッキ内にAFインパルスがあるほうが都合がいい」ことから、非推奨。

相手の7tには≪闇喰らいの蝙蝠≫も控えているため、後攻4t最速ジェネシスAF進化は必須ではないものの、あまり悠長にはしていられない。

稀に相手の自傷が激しいとき、≪次元の超克者・ユアン≫の共鳴10回効果で4~5tにリーサルの場面があるため見逃さないように。

vsその他

【相性】先後:有利

アグロやコントロール、モノなど。

いずれもジェネシスAFに進化を切るだけで容易に勝てるため、いつも通りの立ち回りでOK

ビショップ

【デッキタイプ分布】
7:2:1=回復ベレ:安息ヤテ:教会

【マリガン】
先後共通:機構の解放,コンセントレイト,カイザーインサイト

vs回復ベレ

【相性】先後:不利

【要注意カード】
アクセラレート:反逆の命・ミリアム

このカードをプレイするタイミングが生死を分ける。
絶対にガードAFへ打ってはいけない。
詳細は後述。

相性は“先後:不利”としたが、多少負け越す程度で勝率は4割程度。むしろこの対面以外で明確に負け越すことがないためこの位置付けである。

立ち回りは接近ダゴン,庭園ゾーイと同様、最強盤面をつくることを目指す。

しかしこの対面ではそれで終わらず、
さらに相手の≪安息の領域≫に対して
5面シオンバフ済フォロワー3×5(=15点)と
≪ミリアム≫で一面開けて共鳴10回≪ユアン≫4点の合計19点によるリーサルを狙う。

当然このプランは相手の体力が20点のときは通らないため、19点で自分のターンが来るまで常に強い盤面で圧力をかけ続けなくてはならない。

ここまで聞くと非常に困難と思えるが、≪カイザーインサイト≫と≪機構の解放≫による大量ドローで30~40枚のドローが可能なAFネメシスではかなりの再現性が担保されているため、諦めずに戦ってほしい。

vs安息ヤテ

【相性】先後:微不利

こちらもvs回復ベレ同様≪安息の領域≫に対して
最強盤面→フォロワー3×5=15点→ミリアムユアン4点を目指す。

この対面では≪浄化の鉄槌≫や≪パニッシュメントスナイパー≫による消滅処理が厄介。

他対面のようにスピネ,アナライズAF関連のカードをキープしていると敗色が濃厚になる。

しかし回復手段が≪栄華の加護神・ヤテラントゥ≫程度しかなく、一度顔を詰めれば押し切りやすいので最後まで諦めずに頑張ろう。

vs教会

【相性】先攻:五分 後攻:微不利

vs安息ヤテ同様、消滅処理がキツい。

しかしアンリミAFの天敵≪安息の領域≫が不採用で、相手の処理を上回る盤面展開を続けることで差し返すチャンスは生まれる。

相手の処理手段を枯渇させるため、進化ターン以降は常に守護を貼り続けること。

ネメシス

【デッキタイプ分布】
10=AF

【マリガン】
先後共通:機構の解放,加速装置,コンセントレイト,カイザーインサイト,AFの同調,終末の番人・スピネ
先攻のみ:機構の発見,機械の加速兵
後攻のみ:(他に1枚キープ対象があれば)ジェネシスAF

vsAF

【相性】加速装置:有利

【要注意カード】
アクセラレート:反逆の命・ミリアム

ガードAFに打つな!
ジェネシスAFに打て!
1枚採用とはいえ致命傷確定の≪加速装置≫は要警戒。
相手の手札次第ではこちらの大量展開勝ちもあるが、
爆速で6種破壊を目指せば少ない裏目で勝ちに繋がる。
自分が有利な状況のときこそ堅実なプレイをすべき。

<序盤>
スピネ,アナライズAFを展開。

先攻3tシオンには常に警戒すべき。
もし相手が2体以上のAFにシオンをかけてきそうなら、AFインパルスやララミアで速やかに1体は処理しよう。

またスピネAFからジェネシスAFがサーチされないよう、相手のスピネAFは極力処理すること。

<中盤>
ジェネシスAFを最速(先5,後4t)で進化。

ppに余裕があれば≪反逆の命・ミリアム≫でジェネシスAF本体を破壊し、相手のAFの当て先を減らそう。

攻撃力3以上のフォロワーを自分の場に残さない限り、相手のガードAFは退場できないことも念頭に置くといい。

<終盤>
相手のAF破壊種類数に注目。
自分のAFを破壊しながら相手の種類数は4~5種までに留めておきたい。

自分だけ6種破壊を達成し、相手に身動きを取らせないようにできれば理想。

相手が半端な盤面展開をしてきた返しにキャノンAFとAFインパルスでリーサルを狙おう。

6.キャノンOTKのポイント

coming soon...


7.おわりに

coming soon...

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