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自粛明けに改めて感じた、対面販売の価値

久しぶりに買い物に出たら楽しかったなー
amazonもいいけどたまには街に出ないとね!の話です。

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先日、春の陽気に誘われて久しぶりに買い物へと街へ出かけた。

食器を割ってしまったので代わりのものが欲しかったのもあるけれど、
暖かくなると身の回りのアイテムの新調をしたくなったり、快適グッズを取り入れたりと、なんとなく買い物欲が湧いてくる。

■出会いと気遣い、そこには人がいた
私がその日足を踏み入れた雑貨屋は、
 ・「なんとなく上質そうな日本製ブランド」のキッチンツール
 ・ちょっとデザインにひと工夫を凝らしたカトラリー
 ・地方企業が作った調味料
 ・ビンデージっぽいデザインのインテリア
などが取り扱われていた。
「ちょっとこだわってます」感がキャッチーな品揃えで、
店舗が全力でプレゼンを仕掛けてきているような気持ちになった。

ウキウキした私はゴムべらやティースプーン、なんだか美味しそうな塩麹とごま油…の複数商品を複数手に取った。
カゴも持たずに両手いっぱい店内を歩いた私に気づいた店員さんは、すぐにレジでの商品預かりを提案してくれた。
両手いっぱいギリギリで商品を持つ様が自分でもおかしかったのだが、目があった店員さんもなんとなくその様子を察してくれて、お互い笑いながら会話をした。

お会計の際はひとつひとつのアイテムをクッションシートに包んでくれた。
私は梱包作業やラッピングが苦手なので、こういうとき店舗スタッフの方の手際の良さとキレイな仕上がりは尊敬する。
そこでも購入したアイテムについて会話をしたあと、私は雑貨屋を出た。

居心地の良い空間、素敵なアイテム、スタッフの方の丁寧な対応。

手に入れたアイテムを更に大切にしたくなるような、
購入するまでに一連のストーリーは、
店舗や対面が生み出せるサービス・価値だった。


※なんでも性別で分ける時代じゃなくなったけれど、
我々女性は「購入までの過程を大事にする」は、あながち外れていないと思う。
とはいえ、男性陣も自分のこだわりアイテムくらいは同様な部分もあるんじゃないでしょうか。。

■たまには感性で買い物しよう

ネットショップではとにかくネットショップは自分の傾向を分析され、刺さるアイテムを巧みに選んでは画面上に散りばめられる。

ショッピングはその店その店が、内装や取り扱うアイテム、店員の接客姿勢で一つの世界を作っていて、そこには客の興味のあるなし・知っている知らないは一旦脇に置かれている。

普段ありがちなことだが、オンラインで買い物する場合は

どこで買う?(ポイントや配送サービス)
本当にそのアイテムでいいの?(類似品)
実際に使用した感想は?(レビュー)

と、1つ何かを買うにも色々な選択が迫られている。

特にユーザーレビューは、安易な購入の前の検討材料になったり、ポジティブ・ネガティブ意見ともに参考にしたりしている。
が、それはレビューを「人の意見」レベルを超えたものとして扱ってしまっていることに気づいた。
他人の意見に振り回されているのと何ら変わりはない。

また、スカート1着でも鍋1つでもシャンプー1本でも、
バリエーションが無限大に提案されて決断が先送り…もあるあるだ。

 「これいいね!お店も店員さんも素敵!よし、買っちゃおう!」
という素直で楽しい買い物も、忘れずにいたい。

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興味を引くフック、購入するまでのストーリー、体感、体験、サービス…
きっとオンライン・オフラインそれぞれアプローチは違えど
モノ+○○の価値が、誰かに選択されるカギだ。

お店で感性買いも、
ネットショップで比較買いも、
どちらも上手く使い分け選択をしてきたい。

もう少し世の中が落ち着いたらコスメカウンター行きたいなぁ💄

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