碧峰峡シャンへの道〜シャン子、覚醒！Day:4

【Day:4】

今日がシャンシャンとの最終日。
が、しかし。
シャンは全っっ然現れず、飼育員さんがどんなに呼んでも姿が見えない。もしかして開園直前に朝ごはんを終えたのかも。散らばった竹が『ごちそーさまでつ』と語っているよう…。

朝ごはんはお済みでしょうかね

凍えるように寒い中、仁王立ちでカメラを構えたままひたすらシャンを待つ。
トイレにも行けない。
ただ、待つ。
寒い…。
シャーーーーン！！
ねぇ出てきてよぉぉぉ……寒いよぅ………。

待つこと4時間半、13時半すぎにやっっっと、あくびしながら姫さま登場。
泣ける。

おはよー！いっぱい寝てかわいいね

もう、姿を見せてくださってありがとうございます！！ってなるよね。

タイミング悪く、後方からシャンを探していた時に出てきてくれたので
すでに前にはたくさんの人が。
その隙間から見ていたわたしに、前にいた中国人の女の子が「ここ来て！」っていちばん前にグイッと引き入れてくれた。
おかげで真ん前で見ることが出来た。
ありがとう！！！優しさに感動…。

ごはんが終わったシャンシャンは、またお山へ。
大勢いた中国人はみんないなくなっちゃった。
前に入れてくれた中国人の女の子も、寒いからかどこかに行ってしまった。

日本人だけがお山のシャンシャンを探してそこに残っていて、一気に上野感が出たところで現れるシャンシャン。
木登りして木の上で暴れたり、ゴロンゴロンと上から転がってきたり、ズズズ…ってうつぶせで斜面を滑り降りたり、ぴょんぴょん跳ねて大暴れ！！！
こんなの上野でも見たことなかったよー！！！
かわいすぎるーーー！！！

ストレスで暴れてるとかじゃなくて、めちゃくちゃ楽しそう！
新しい遊びを見せてくれているんだね！！うんうん、それ楽しいね！！良かったね！！教えてくれてありがとうシャンシャン！！
ああ、なんてかわいいんだろう。
何回かわいいって言っても言い足りない。
凍りながら待った甲斐があった。

この躍動感ね

反射がひどくて見えにくい

ザザッと滑ってみる

こちらも大興奮&大満足で16時すぎにシャン邸にバイバイ。
シャンシャン、絶対また来るからね！！

帰りのタクシーを予約してたんだけど、なかなか離れ難かったせいで15分くらい遅れてしまった。申し訳ない…。
ちゃんと待っててくれて、嫌な顔ひとつせず『おかえり〜』って感じで迎えてくれて良かった。

車中では翻訳アプリを使って、ずーーっとお喋り。
『日本語を勉強したい。そうしたら次に会えた時にもっとたくさんコミュニケーションがとれるね！』とか、自分の趣味のこととか、たくさん話してくれて
とっても楽しかった。

そして、わたしたちの明日の予定を聞いてきた。
『明日の早朝に雅安を出発するよ。』と話すと『チェックアウトは早朝に出来ないよ。今日のうちにフロントで相談した方がいい。』ってすごく心配してくれて
その後、別の話題になったりしてもまだ心配してて、結局『ぼくがフロントに交渉するね！』って。
ホテルに到着したら一緒に降りてきて、フロントに『彼女たちは明日の朝早くに出発しなくちゃいけないから、チェックアウトを早朝にやってくれないか？』って交渉してくれた。
ドライバーさんには何のメリットもないことで、早めに相談しときなよ〜って一言アドバイスくれれば十分なのに
わざわざ一緒に来て交渉してくれて、ほんとに親切で感動。

中国の人たち、みんなすごく優しくて、たくさん助けてくれて、本当に本当に感動した。

さて、明日はまた早いから
夜はルームサービスで昨日のワンタンをもう一度。

チャーハンも頼んでみた

え、全然違うんだけど？

全然違うワンタンがきた。
ワンタンは1種類しかないのになぜだ。