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野犬の子犬を譲り受ける

保護された子犬を受け取りにいく道中、家族全員ワクワク、ドキドキ。子供達は後部席に並んで座りながらいつものように「あと何分??」攻撃!!しかし、この日は「帰る時には二人の間にワンコがいるんだね〜」と言うと、二人とも目をキラキラさせて、「男の子がいい?」とか「名前はどうする?」「男の子やったらココ、女の子やったらポポにしよ!」と二人とも楽しそう。



家を出て、2時間。ついに到着。保護犬のボランティアをされている方は、自宅の敷地ないでトリマーをされていて、とても明るい方で、行くと子供達に「好きな子選んでね」と言って下さいました。

箱の中を見てみると、同じ兄弟で分けられた子犬がいっぱい!!白っぽい毛の子達は見た目も元気で人懐っこいのが伝わってくる感じ。茶色っぽい毛の子達はみんなくっついて小さくなって怯えてる感じでした。

話によると、白っぽい子達は野犬としては、例外、こんなに尻尾フリフリの子達は珍しく、普通は茶色の子達みたいにじっとしてる事が多いそうです。これも、自然の中で生きていくために必要な事だそうです。



そもそも「野犬とは」元々は人に育てられていた犬が、迷子になったり、捨てられたりした犬が自然界で繁殖し、人間を知らない世代の犬を「野犬」と言うそうです。見た目は、普通の雑種犬だけど性格は私たちが知っている犬ではない、どちらかと言うと狼に近い、でも、決して恐ろしい犬じゃない!!時間をかけて認めてあげたら最高の相棒になれる、この喜びを楽しみにしてねと。野犬の本当の意味とそれを知った上で理解して大切に育ててねと言うメッセージをいただきました。


そして、子供達は、白っぽい毛の兄弟に踏まれても、昼寝をやめないワンコを選びました。


「女の子だね」そう言うと、保護主さんはその子を抱っこして、洗って、ドライヤーをかけてくれ、可愛いスタイも付けてくれました。長男が怖々しながらもワンコを抱っこし、次男はニコニコ。「本当に犬を飼うなんて、思ってなかった!!」そんな事を言いながら、保護主さんにお礼をいい、私もお店を後にしました。


我が家にやってきたワンコは女の子。たんぽぽからとった「ポポ」と言う名前をつけました。新しい家族、息子達にとっては可愛い妹。次男はお兄ちゃんになってとっても嬉しそう。私たち夫婦も可愛い娘ができて、まだ信じられない気持ちもありつつも、家族全員それぞれが幸せいっぱいな気持ちでお家へ帰りました。


これから始まる、ポポとの生活ゆっくり綴っていきたいと思います。






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