デザインと地域
デザインと地域
わたしは愛媛県の南予地区に住んでいます。
車で少し走れば海や山、川があって、お店もほどほどに揃っているので、それほど不便は感じません。ただ、外から訪れる人には情報が少ない静かなところです。
そんな地元に、もっとデザインで楽しくなればいいなと思い、デザインを学び始めたときのお話しです。
高校時代からの思い
高校の頃から少し都会に憧れていましたが、人混みが苦手で、観光は良くても住むのは難しいなと感じていました。子育てするなら両親の近くがいいとも思っていました。徳島や松山で学生時代や新卒の頃を過ごしていましたが、地元に帰るたびに自然に囲まれて食べ物も美味しく、安らぎを感じていました。
地元の人と結婚して子どもを授かり、戻ってきたときの悩みは就職先でした。医療や介護は感情移入しすぎてしまう私には向いておらず、選択肢が限られていました。結果、営業事務としてパートで7年働きました。
在宅ワークとの出会い
あるとき転機がありました、それは元上司の一言。
多くは言いませんが、妊娠中のわたしはここで長く過ごすのか?と悩みがでてきます。
コロナ禍でオンラインが普及し、子育てと両立を考えたとき、在宅ワークに目が向きました。慎重な私は開業までに3年かかりましたが、その間に「フリーランス デザイナー」について調べ尽くしました。
調べれば調べるほど、もう完全にやりたいモードに入っていたわたし。
- 好きであり得意なことでもあったものづくり(イラストや写真など)
- 地元が賑やかになる方法がないか
を考えて生きてきたところがあったし、一度決めると変えられない性格です。
一大決心をして旦那さんに打ち明けたところ、思っていた反応とは真逆にいいじゃん!と快く背中を押してくれました。
旦那さんの理解を受け、オンラインスクールに入会。育休中の細切れの時間を使って勉強し、デザインの世界に没頭しました。
子育ての息抜きにもなり勉強嫌いだったはずのわたしですが、とても楽しかったんです。
地元とデザインの関わり
地元ではデザインを自力で行うことが多く、節約の一環と見なされがちです。しかし、消費者と事業者を繋げるのがデザイナーの役割だと知り、デザインと写真でもっと地元に関わるべきだと思うようになりました。
デザインの力
デザインで世界観が整うと自信が持て、発信も楽になります。自身の目標が言語化でき、頭の中がスッキリすることを実感しました。デザインと仲良くなることで、もっと楽しくなるはずです。
『愛しいものを残す。一緒に創るデザイン。』をコンセプトに、小さなお店や個人事業主の力になりたいと思っています。点と点が繋がることで大きなパワーが生まれる、そのきっかけにデザインの力を役立てたいです。
ノーコードツールを使ったサイト制作やロゴ制作、紙もの制作や写真撮影、シンプルで温かみのあるデザインを提供しています。世界観を整えたい方や対面での打ち合わせを希望する方、ぜひ一度ご相談ください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?