デザイナーとして開業から1年を前に、一度わたしの経験を振り返り、開業前の辛かったこと開業後起きた変化など体験談を記録しました。
開業前
2人目の育休が明け仕事復帰して数ヶ月、当時はパートで勤めで家と職場の往復で1日が終わっていました。
娘は保育園がスタートしたものの、息子を起こしたくないのもあり夜中のミルクは辞められず、2〜3時に1.2回起きる生活。
ミルクが自然と終わったのは仕事を辞めて家で働きはじめてから。
在職中は、保育園の洗礼や息子の通院もあり、月に2〜3回休むことも、でもそれは子どもの病院や行事。
お義母さんや実の両親がたくさん助けてくれて何とか日々をこなしていましたが、寝不足と1人の時間も確保できず、家では甘えたい料理中もグズグズな2人の叫び、しかも料理したものは食べない、お風呂もママがいい、何だか負のスパイラル。
こどもたちが甘えたい年齢なのも分かるし、
食べたくないという意思が伝えれるのもいいこと、
保育園の洗礼では免疫を高めてくれとも思うし、
子どもたちは成長して日々できることが増えてかわいい寝顔見るだけで幸せだなと思うのに、、
わたしは常にイライラで自己嫌悪。
せっかくデザインを学んでやりたいことがあるのにできないのも、すごく苦しかったです。
子どもと2人きりは子どものためにならないと専業主婦は選択肢になく、家族を守りたいから安定した職について働かなきゃ。と気合いを入れて戻ったけど、わたしは子育てと仕事のバランスがうまく取れなかったこと、周りはフルタイムで仕事をして子育てしている人もいるのに正直凹みました。
また隣町に働きに出ていたため移動距離が遠く、もし地震が起きたら戻れないよな?とも考えた結果、数ヶ月後、旦那さんへ退職の相談をしました。
幸い病む前にわたしはやりたいことを見つけていてよかったです。実績もない状態で飛び込む不安はありましたが、子どもたちとの時間を楽しめる環境作りをしようと決意して、未経験ながらデザイナーとして開業することに。
開業後
飛び込む前あれほど怖かったことも、いろんな人と出会い、お仕事をさせてもらっています。
今思うと辛かった時期は、わたしの大きな転換期だったと思います。
子育てでは相変わらず、怒ったり悩んだりの毎日ですが、少しずつ頼ることも出来始めて、たまに息抜きのためのひとり時間を確保させてもらっています。
すると少し心の余白が生まれて、許せる自分がいて、子育てが楽しめているなぁと感じます。
それが伝わったのか、子どもたちはあまり休むこともなくなり、少しずつごはんを食べるようになり、成長と共に思ったことを伝えてくれるようになりました。
あらためて、可愛さや愛おしさはあれど、言葉の通じない幼い子を相手にする大変さを痛感しました。
まとめ
開業して1年目は0→1を叶えてまずは動く!とがむしゃらでしたが、2年目の突入を前に新たに目標を見つけて、動き出す決意をしました。
第一は家族なので、合わなくなれば別の選択肢もありだと思っていますが、課題解決の出来るデザイナーやカメラマンに誇りもあります。
それもこれも人に大きく救われたから、これから少しずつわたしの出来ることで貢献できたらいいと思っています。
ママさんは、子育てと仕事のバランスは誰もが悩む道ですよね。
どれが正解で不正解かもないなかで、わたしらしくもがきます。
そしてママが笑って心が軽くなる方法がデザインや写真にもありますように。