小学校入学準備|子どもが身に付けておきたい5つのこと
子どもが年長さんになると、徐々に小学校入学を意識する時期ですよね。
成長が嬉しい反面、「楽しい学校生活を送れるのだろうか」「授業についていけるのだろうか」と心配になる保護者の方もいるでしょう。かく言う私もそのひとり、長女の小学校入学前は心配で仕方がありませんでした。
そこで今回は、子どもが小学校入学前までに身に付けておきたいことを解説します。
お子さんが笑顔いっぱいの小学校生活をスタートできるように、ぜひ参考にしてくださいね。
小学校入学前の勉強は必須ではない
勉強についていけるか心配な保護者の方も多いと思いますが、受験をして入学する私立小学校でない限り、勉強は必須ではありません。
「勉強は楽しい!」というイメージを持たせてあげることが大切なので、お子さんが興味を持っていないのであれば焦って教えなくても大丈夫。もし心配であれば小学校生活をスムーズに送るための手段として、以下のことができると安心です。
鉛筆を正しく持てる
自分の名前が読める、書ける
1〜10の数字が読める、書ける
わが家の長女も入学前に最低限の勉強しかしていませんでしたが、小学校では勉強に遅れをとることはなく、楽しく学べていますよ。
小学校入学に向けて子どもが身に付けておきたい5つのこと
1. 自分の気持ちを伝えられるようにしよう
小学校は多くの子どもたちを1人の先生が担当しているため、保育園や幼稚園のようなきめ細かい配慮が行き届かない場合もあります。そのため、自分の気持ちや状況をしっかり伝える力が必要です。
たとえば「忘れ物をしてしまった」「トイレにいきたい」など困ったことがあっても、待っているだけでは気づいてもらえないことも。
また小学生は保護者の方と離れて行動することが増えます。不審者なども増えている昨今「嫌なことは嫌」と言える力は、お子さん自身を守ることにもつながります。
先回りして助けるのではなく「こんなときどうしたらいいかな?」と投げかけるなどして、自分の気持ちを表現できるように練習しましょう。
2. 規則正しい生活を身に付けよう
朝早くから集中して授業に取り組むために、規則正しい生活がとても大切です。
近年では、規則正しい生活と学力の関連性も明らかになってきています。小学校に入る前に「早寝早起き朝ごはん」を習慣化できると良いですね。
3. 衣服の着脱ができるようにしよう
学校生活で困ることがないように、衣服の着脱がスムーズにできるように練習しましょう。
小学校では体育の授業や身体測定など、体育着に着替える機会が多くあります。素早く着脱できるだけでなく、脱いだ服を畳んで管理するところまでできるようにしておくことがポイントです。
また雨の日は傘を使って登下校することになるので、傘の使い方に慣れておいたほうが安心ですよ。
4. 通学路や交通ルールを確認しよう
お子さんを危険から守るために、入学前に通学路や交通ルールを確認しましょう。
交通ルールを説明しながら、できるだけ実際の登下校と同じ時間帯に親子で歩いてみてください。
子どもがずっと注意を払いながら歩くのは難しいので、特に注意したい場所をポイントで伝えましょう。このとき「なぜ危ないのか」も一緒に伝えると子どもの記憶に残りやすくなります。
また身の危険を感じたときに助けを求めて駆け込める、店舗や子ども110番の家の場所も確認しておくと安心です。
5. 小学校のイメージを持とう
小学校入学に不安な気持ちを抱えているお子さんも多いでしょう。どんな場所でなにをするのか分からないというのは、子どもにとって大変不安なことです。
まずはお子さんと一緒に小学校生活をイメージして、なるべくポジティブな声掛けをしましょう。
「小学校はきっと楽しいところだよ」と保護者の方が前向きに伝えることで、お子さんも入学を楽しみに思えるはずです。
小学校生活を題材にした絵本を読んでみたり、学校公開や運動会などに訪れてみたりするのもおすすめですよ。
まとめ
健康で安全に、そして楽しい小学校生活を送るために、入学前に身に付けておきたいことを解説しました。お子さんがプレッシャーに感じることのないように、焦らず1つずつ準備していきましょう。
「小学校生活が待ち遠しいね」と前向きな気持ちで、お子さんと楽しく小学校の準備をしてくださいね。