【IU】무릎 / knees【歌詞和訳】
作曲 IU
作詞 IU
編曲 이종훈
アルバム CHAT-SHIRE
모두 잠드는 밤에
みんな眠っている夜に
혼자 우두커니 앉아
ひとりぼんやりと座って
다 지나버린 오늘을
全て過ぎ去ってしまった今日を
보내지 못하고서 깨어있어
送ることができなくて 起きているよ
누굴 기다리나
誰を待ってるの?
아직 할 일이 남아 있었던가
まだやることが残っていたの?
그것도 아니면 돌아가고 싶은
そうでないなら 帰りたい
그리운 자리를 떠올리나
懐かしい場所を思い浮かべてるの?
무릎을 베고 누우면
ひざ枕して 横になったら
나 아주 어릴 적 그랬던 것처럼
私が とても幼い頃そうだったように
머리칼을 넘겨줘요
髪を撫でてね
그 좋은 손길에 까무룩 잠이 들어도
その優しい手に あっという間に眠ってしまっても
잠시만 그대로 두어요
しばらくそのままにしておいてね
깨우지 말아요 아주
起こさないでね とても
깊은 잠을 잘 거예요
深い眠りにつくのだから
조용하던 두 눈을
静かな眼差しが
다시 나에게 내리면
また私に注がれたなら
나 그때처럼 말갛게 웃어 보일 수 있을까
あの頃のように 清らかに笑ってみせることができるかな
나 지친 것 같아
私疲れちゃったみたい
이 정도면 오래 버틴 것 같아
このくらいなら 長く頑張ったと思うの
그대 있는 곳에 돌아갈 수 있는
あなたのいる場所に帰れる
지름길이 있다면 좋겠어
近道があればいいな
무릎을 베고 누우면
ひざ枕して 横になったら
나 아주 어릴 적 그랬던 것처럼
私が とても幼い頃そうだったように
머리칼을 넘겨줘요
髪を撫でてね
그 좋은 손길에 까무룩 잠이 들어도
その優しい手に あっという間に眠ってしまっても
잠시만 그대로 두어요
しばらくそのままにしておいてね
깨우지 말아요 아주
起こさないでね とても
깊은 잠을 잘 거예요
深い眠りにつくのだから
스르르르륵 스르르
さらさら うとうと
깊은 잠을 잘 거예요
深い眠りにつくのだから
스르르르륵 스르르
さらさら うとうと
깊은 잠을...
深い眠りに…
曲紹介
彼女が空気のような軽い手で私の頭を撫でた。
「生まれるのはいつも難しいものです。あなたも知っているでしょう?鳥が卵の中から外に出るために大変な努力をしなければならないことを。」
疑いは人を眠れなくさせるという考えから始まった曲。疑いとは、誰かが私に抱く疑いであるかもしれず、もしかすると自分が自分に抱く疑い、自分が世界に、あるいは気まずく流してしまった今日一日に持つ疑いかもしれない。大きな大人の手にどこかへ運ばれるとも知らず、夢も見ない深い眠りについた幼い頃が誰にでもあるだろう。成長すればする程、ちょっとした人の気配にも眠れず、だんだんより多くのことを警戒するようになることがふと悲しくなる夜に、低めに歌うピアノの旋律の曲だ。
関連インタビュー
Q.私は特に[Knees](2015)という歌を紹介する時が印象的でした。
A.[Knees]が私の代表曲として残ってほしいと言いました。
Q.その一方で「最も自分のようだ」とも言いましたね。しかし、曲紹介の字幕にこのように出てたんですよ。「ちょっとした人の気配にも眠れず警戒する大人になったことがふと悲しくなる夜を込めた。」
A.え、私が書いたのその言葉?私が書いたようでもあり…そうだったかも。そうだったと思います、はい。ははは。
Q.警戒心が多くなったと思いますか?
A.寝そびれる理由は、いずれにしても警戒するから寝られないのだと、すごく単純に不眠のメカニズムを説明するとそういうことだと言うんですよ、病院で。警戒して寝られないのだと。
Q.よく眠れないんですか?
A.最近は三日に一回周期でよく寝ています。昨日がよく寝る日でした。季節の変わり目は特にそうだったんですよ。夏によく寝て秋になると不眠がちょっと酷くなって、いくら運動して日に当たっても、そうしても毎日毎日はよく眠れなかったんです。
Q.何を警戒してるんでしょうか
A.わかりません。それはわからないけどただ…、寝入ることを警戒してるのではないか。無防備状態になることを。
Q.いつ頃からですか?
A.ちょうど二十歳の頃からだったんですが、だけど私が思うに、単純にただ一気に忙しくなったのに仕事があまりに多いから睡眠パターンが狂ったんですよ。寝ていても起きたらすぐ出てって仕事をしなければならず、いつでもスタンバイできてなければならない状況だから。深い眠りに入ると目が覚めるのに長くかかるじゃないですか。だから眠ることを警戒するようになったと思います。でも最近は作品やアルバム活動する時でなければ、かなり規則的に一日が流れていく方です。朝の9時10時頃に起きようと努力中で、元々は昼の2時に起きたりしてたんですよ。1日をそうこうして過ごして、夜の12時には寝ようと思ってます。
Q.二十歳の頃からだったら、歌で言うまで3年が掛かったんですね
A.今ではそれが特別なことではなく、現代社会に不眠症のない人がどこにいると思うけど、その当時は芸能人はそういうことを気安く話してはいけないと、そんな雰囲気がありました。
Q.弱点になるかもしれないから
A.不眠症だと言うことがそんなにも大層なことなのかと思うけど、その当時はそうだったんです。これまでに作られてきた健康で明るくて、そんなイメージがあるじゃないですか。かわいくて。そんなイメージがあるのに、「私はいつも明るく悩みもない子ではないんです」と話すことでもあるから。
Q.正直に告白する力はどこから出ましたか?
A.曲を書いているとどうしようもなく自分の告白が込められるしかないので、それでぽろぽろ出るしかなかったのだと思います。だから[Knees]が好きです。一番率直な告白だから。
2020年 12月 GQ 画報 インタビュー
歌詞の意味
・不眠症に関する歌詞であり、元々は歌を作るために書いた文ではなかったそうだ。眠れない夜を過ごす度に「幼い頃はおばあちゃんの膝枕でよく寝たりしたのに、今は何が違ったために寝られないのだろうか」という思いで書いた文章だそうだ。
・IUがコンサートでこの曲を歌う度に言及することを、長い時が過ぎて本人が人々から忘れられる頃「Heart」と共に本人の代表曲として残ってほしいと思うほどに大切で大事にしている曲だそうだ。
・また、曲の紹介文と発売の日付を考慮すると、自己嫌悪により過食症を患い治療を受けた当時の状況を投影した曲とみえる。「私疲れちゃったみたい このくらいなら長く頑張ったと思うの」という歌詞をみるとより一層そのように感じる。
・アルバムCHAT-SHIREの全ての収録曲は小説のキャラクターをモチーフに作られているが、この曲はヘルマンヘッセの小説「デミアン」を素材に作られた曲だ。同じアルバムの収録曲「The shower」と共に抒情的な歌を好むリスナー達おススメのトラックだ。
《この曲が自分の代表曲として残ってほしいと言ってるのを読んで、どんな詩なのかと思って訳してみたら辛かった。IUの曲はメロディももちろんきれいなんだけど、歌詞がわかると胸がぎゅっとなる。しかし小説をモチーフにしてたとは。デミアンは大昔に読んだなぁ。すごく感銘を受けたことしか覚えてないけど。他の曲は何の小説がモチーフなんだろう?どこかに出てるかな。近々마음も訳してみなきゃだ。インタビューは読んでて辛くて訳すのやめようかと思ったほど辛かった。》