ブライダルモデルとして大切にしていること【与えられる価値とは?】
こんにちは⑅◡̈*
ブライダルモデルをしております、
石原しほと申します🫧
前回は、ブライダルモデルとして
「ドレスを着る人や状況をイメージする」という内容で、
消費者心理という少し小難しい話をしました🙈
今回は前回の内容を前提に、
・私がモデルになる前からよく考えていて
・今も実際お仕事現場でよく考えていること
をまとめてみます👗🫧
何か参考になることがありましたら
幸いです🕊
1.ドレス展示会とは👗
まず、ドレスの展示会というのは、
【ドレス会社さまにとって】
・社員さんやデザイナーさんたちなどたくさんの方々が時間をかけて形にしてこられたドレスを売る場所
【バイヤーさま※にとって】
※結婚式場のドレス部門の方など
・式場で一生に一度の大切な日のために花嫁さまにレンタルしてもらえるドレスを仕入れる場所
です✨
そこでモデルが
ドレス会社さまやバイヤーさまに
お渡しできる価値は何でしょうか?💎
a. ドレス会社さまへできること
ドレス会社さまにとって、
どのようなモデルだと、ドレスを売る上で助かるでしょうか?
そもそもなぜモデルにわざわざお金を払って来てもらい、着用させているのでしょうか?
ぜひドレス会社さんの気持ちになって考えてみてください✨
モデルに着せるメリットが色々見えてきます👀
●吊るしてあるだけではわからないドレスの形をバイヤーさまに見せたい
→形がわかるよう着てくれるモデルだと助かる🤔
=モデルというと想像しやすいかと思いますが、ドレスに合った体型や身長が大切だということがわかります。
●実物を見に来てくださったバイヤーさまへ、生地の厚みや光沢感、ニュアンス、人が着用した時の雰囲気、ドレスの裾の流れなどを見ていただきたい
→ドレスの特徴がわかるよう見せてくれるモデルだと助かる🤔
=ドレスのことを最低でも嫌いではなく特徴をすぐに理解できる興味関心があると、少しでも活かして見せてくれそうですよね。
●バイヤーさまの結婚式場に合わせてドレスを提案するため、ドレスの印象が結婚式場に合うことを伝えたい
→ドレスの雰囲気を伝えてくれるモデルだと助かる🤔
=極端に言うと、ギャルっぽい人と清楚な人、どちらを採用したいか?というような部分は、採用する際に必ず見られそうですよね。
あなたがドレス会社さまの営業マンだとしたら、
どのようなモデルさんに着用してもらえたら
ドレスの魅力を伝えやすく売りやすいでしょうか?👗🫧
b.バイヤーさまへできること
反対に、あなたがバイヤーさまだったら。
結婚式場に仕入れたドレスを
レンタル価格を提示して花嫁さまにお借りいただくことで、
結婚式場を運営する必要があります(責任重大!)
どのようなモデルがドレスを着用している展示会だと、ドレスを選びやすいでのでしょうか…☺️✨
バイヤーさまがドレスを選ぶ基準は、
これまでの展示会での会話などから、
下記があるかと思います✨
●自分の結婚式場で着用して映えるか(色味や雰囲気など)
●自分の結婚式場に来られる花嫁さまの層が好みそうなドレスか(年代や式場を好まれる女性層など)
●形や生地の厚み、取り外し部位がどのような箇所か、ドレスの特徴
●流行りをどこまで取り入れるか
●実際にお客さまから「こんなドレスはないか」と問い合わせいただいたようなドレスがあるか
●写真で目星をつけてきたドレスがイメージ通りか
●装飾品や裾の素材によっては、参列者がケガをしないか
ざっと上げてみてみると、
バイヤーさまの頭の中では、大きく
●ドレスの特徴や雰囲気を確かめる
●自分の式場に合うかイメージする
ことができると購入しやすそうです。
実際、その日のモデルの中で
式場のイメージに合うモデルやドレスをバイヤーさんの好む見せ方(体型含め)で見せてくれるモデルがいた場合、
同じモデルにドレスを着用させるようモデルのご指名が入る場合もあります✨
2.私が心がけていること
これまでのお話からわかる通り、
私たちモデルはドレス会社さまの一員としてドレスを売る側の立場でありながら、1番花嫁さまに近い存在です👰🏻♀️
・どのような花嫁さまが好まれそうな式場か…?
・どのようなドレスが今流行っていて、好まれやすいのか…?
・そのドレスを好きな花嫁さまはどのような雰囲気か…?
これら全てを把握・網羅し、
ドレスごとにバイヤーさまの式場をイメージし、
それぞれの花嫁さまを表現することは、
…正直ほぼ不可能に近いですよね🙃
(そもそもバイヤーさまが来られるたび、式場がどこでどのような雰囲気か、情報をいただくことはありません)
そこで結論、
私がいつも心がけていることは…
1.幸せそうな花嫁さまのイメージをする✨
2.目の前のドレスをとことん知り好きになる✨✨
です!
a.幸せそうな花嫁とは
私に会ったことのある人ならわかると思うのですが、
私はどんなに演技をしても、
クールっぽく顔を決めてクールに振る舞い、
クールな表情でカッコよく、尚且つ花嫁らしくすることは
本当に難しいといいますか、
似合わないので顔のタイプと表情や佇まいがかなりちぐはぐして見えると思います🤣笑
なので、心がけているのは、
「幸せそうにドレスを着て旦那さまといるような雰囲気を演出する」
ことです。
結婚式を挙げている最中にドレスを着て幸せそうでない花嫁はほぼ100%いないですよね?
全ての花嫁に共通して言える、
結婚式場でどのドレスを着ていても必ず見ることになる光景、
「幸せそうにドレスを着て旦那さまの側にいる」
という同じシチュエーションで色んなドレスを着用しているのを比べた際に、
バイヤーさまがドレス本来のもつ雰囲気をしっかり感じて帰っていただけるモデルでいること。
これを大切にしています☺️
クールなドレスだったとしても、
華やかなドレスだったとしても、
クラシカルなドレスだったとしても、
どんな花嫁さまも欠かさずする表情や仕草、雰囲気を思い浮かべるようにしています💐
(入場する時の少し緊張している感じや、
旦那さまと腕を組んでいるときの腕の位置
旦那さまの前でドレスを着て嬉しい気持ち、など。
そんなにコロコロしっかり演技している風に表情を変えるわけではないです。)
b.目の前のドレスを好きになるとは
ドレス会社さまの項でお話した通り、
ドレスの特徴をさっと理解してお客さまにそれが見えるように動けると、
実際お客さまの目に留まり、
その部分をしっかり見ようと前のめりになってくださることがよくあります。
せっかく実物を見に来てくださったからには、
写真で見ただけでは知り得なかったドレスの情報を多く持ち帰っていただきたい!✨
と思っています。
それは結果的に、式場の方が花嫁さまへドレスをおすすめする際にも、おすすめしやすくなるかもしれませんし、
何か花嫁さまが知って気に入ってレンタルしていただくことに繋がるかもしれない。
モデルは自分が着るドレスを選ぶことはないので
(よっぽど余裕がある時に着たいドレスが回ってくると譲ってもらうこともなくはないです笑)
基本的に着ることになったドレスをどう美しく魅せるかを考える必要があります。
なので、フィッティングしてもらいつつ、
●ここがゴムね
●ボタンじゃなくてフックか
●リボンの素材が珍しい
●見た目はわからないけどチュールの素材が部位ごとに違う
●動く方がこの部分が揺れてかわいい気がする
●ブラウス脱いだらハートカット
など、そのドレスの特徴を掴んで、
このドレスの素敵なところが着て触れていない人にどうすれば伝わるか、
脳内で必死に考えています🤔
つまり、このドレス好きだなあ…
と思いながら着ないと、
脳のつくりからして短時間に素敵な特徴を見つけるのは難しく、
結果自分も動きにくく、
仕事がしにくくなります。
「かわいいかわいい!
たくさん見てもらおうね💪🏻✨」と
出場前にドレスに声を掛けたくなるような
気持ちでいると、
不思議なことにバイヤーさんと話が弾むことも多く、
私自身も楽しく仕事ができますし、
その後SNSでの紹介もしやすかったりします^^
3.まとめ
ここでのお話は、
これまで私がモデルになる前から
ドレスを着るお仕事って誰のために何をする必要があるのだろう?🤔
と考えながら、
展示会という現場を重ねさせていただいて
少しずつ得られた知識をもとに、
毎回少しずつ正解は何か考え行動してきたことなので、
全て私なりの解釈です。
当たり前ですが
モデルさんによっても考え方が違いますし、
みんなそれぞれに思うドレスモデルというお仕事に
真剣に向き合っています✨
私もまだまだ1年少しの経験値。
これからまた価値観が変わっていくものだと思います。
だからこそ、
ブライダルモデルやドレスを着るお仕事をしたい方には、
上記を参考にぜひ考えてみていただくと、
モデル活動をスタートした際に
最初から良いお仕事をして
良い価値を提供していけることに繋がるのではと思います🥰
ぜひぜひ、何か役立てていただけることが書けていましたら幸いです🕊
お読みいただきありがとうございました✨
石原しほ
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石原しほ🌹
・現役ブライダルモデル
・24時間365日一緒にいても喧嘩しない仲良しカップルマインド
・Beauty Japan VENUSエリア
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