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「どうも、いたしまして」から考える言葉の奥行き
最近、2歳の息子に「ありがとう」って言うと、「どうも、いたしまして」
と返ってくるのがとてつもなく可愛いと思ってる親バカっぷりを発揮している松本です。
今日は、この「どうも、いたしまして」からふと思ったことについて書きたいと思います。
そもそも、どういたしましてって?
息子とのやり取りから、そもそも「どういたしまして」の意味を知らない自分に出会いました。
#息子よありがとう
どういう意味か考えたところ、「どういたしまして」は言い方を変えると「何をしたっていうの?」になるのかなという結論に至りました。
実際調べてみると、どうやらそんなニュアンスらしいです。
ありがとうも「有難い」ってことで、自分には有ることが難しいことだから、そう表現するそうです。
日本語って奥ゆかしい
「何をしたっていうの?」はつまり、その言葉の余韻で無言のメッセージを伝えるということです。
「何をしたっていうの?」
の後には
「私にとって、それは何てことないことですよ。気にしないでください」
が言葉に出さないけれども、隠れています。
日本語、というより日本文化ってこういうの多いですよね。
オブラートに包むというか、遠回しというか、ストレートに言わない。
それが良いところもあれば、悪いところもあると思います。
ありがとうへのお返し
とまぁ、こんなことを考えたんですが、
結局今日書きたかったのは「ありがとう」に対して「どういたしまして」っていうのはちょっとどうだろう?という話です。
「どういたしまして」の意味を知ると、なんかちょっと上から目線というかそんなニュアンスを感じました。
「私にとって、それは何てことないことですよ。気にしないでください」っていうのは、確かに相手に気を使わないでってことでカッコイイんですが、
相手にとってすごくありがたいことに対して、そんな返しをされると相手は申し訳なさや対等の関係でないという風に捉えられてしまう可能性もあるんじゃないかと思いました。
てなわけで、一番いいなぁと思った返しが、
「お互い様」
です。
この言葉は、尾原和啓さんのオンラインサロン「尾原のオンラインサロンハック」で、尾原さんがおっしゃっていたのですが、すごくいい言葉だなぁと改めて感じました。
#尾原さん 、いつもありがとうございます
#「ありがとう」の話も尾原さんがおっしゃってました
#もしかしたら 、「どういたしまして」の話もされていたのかもw
感謝に対して、気にしないで感を出すよりも、いつも助けてもらってるんだから、お互い様だよ!って方が関係性がフラットで清々しいと思います。
この言葉を使うだけで、相手も変に申し訳なさを感じないし、自分も相手から何かを受け取っているという感謝の心持ちを忘れないでいれるなぁと思いました。
言葉の細やかさに意識を向ける
ちょっとした言葉の使い方の違いで、別に「どういたしまして」と言われたからって、多くの人は何も気にしないとは思います。
でも、そこで気にしないというのは「どういたしまして」を「ありがとう」の条件反射のように扱ってるからじゃないかなと思います。
#自分も含め
本気でコミュニケーションをするなら、そんな言葉の細やかさにも意識を向けていかないとなぁと思います。それを意識すれば、それだけ相手に対して思いが伝わるし、自分の感謝の意識も高まる気がしました。
「お互い様」って言葉はすごくいいと思うので、息子にもそれを伝えたいなぁと思います。
今日のマインドマップ
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