【感動した絶景】もう二度と登りたくないペルーのレインボーマウンテン
こんにちは、Shiharu.です。
今回は、私が大好きな分野である旅行記事を書きます。
気にして数えたことはないですが、幼少期から海外に住んでいたので
旅した国は数知れず・・・
その中でも、本当に感動した絶景だったけど、
仮に友人から全額旅行費出すから一緒に行こう、なんて誘われたとしても
絶対NOと言いたくなるほど過酷だったペルーのレインボーマウンテンについてご紹介します(^^)
1.レインボーマウンテンとは?
はじめに
私の旅行の中では最も過酷な旅でしたが
(普段登山なんてしないため・・・)
登頂後は本当に感動しました。その日はしばらく余韻に浸っていて、
諦めずにのぼりきってよかったなぁ…と心からおもいました。
本当に心の底からおすすめする絶景です。
そのレインボーマウンテンがこちら。
標高5100メートル地点から見える絶景です。
この鮮やかな色は、天然の鉱山の色です。
ガイドさんがそれぞれ色別に説明してくれたのですが、
過酷すぎて正直それどころではありませんでした・・・笑
ペルーには鉱山が多く、染め物も天然の鉱山で売っているモノがありました。お土産にも良いと思います。
2.HOT TO GET THERE?
ペルーのクスコから日帰り(朝4時発)で行けるツアーに申し込んでください。
事前に申し込まなくても、クスコ市内にたくさんツアー会社があるので、
現地についてからでも大丈夫です。
宿泊のホテルの受付でお勧めのツアー会社を聞いてみると安心です。
ここで注意は、
クスコで既に標高が3399mあります。富士山レベルです。
ですので、だいたいの人はクスコに到着した時点で
頭痛など高山病に似た症状が出るので、
まずはクスコ市内で数日過ごして体を慣らしてから
レインボーマウンテンにのぞんてください。
私の場合は、クスコで1.5日過ごしてから登山コースでプランを組みました。
ツアー会社の人には、最低でも2日慣らす時間をとったほうがいいと
注意されたので、ご参考に。
3.ツアーの流れ
4:00~4:30頃 ツアーバスが宿泊ホテルの前まで迎えに来てくれます
6:30頃 途中の休憩場所で朝食をとります
※ここでたくさん食事をとると、
この後のバスで絶対酔うのでほどほどに
コカ茶があるので、飲んでおくと高山病予防になるそうです
トイレは必ず済ませておくこと
7:30 再びバスで出発
※ここからのバスが地獄です。
1時間くらい超でこぼこ道をバスで進みます。普通のワゴン車で進んで行くので、めっちゃ揺れるし、めっちゃ頭を窓や天井にぶつけるので注意
途中、なんの柵もない断崖絶壁の細い道をすごい勢いでバスが進みます。笑
これ、落ちたら終わりだな・・・と思いながら、
運転手さんがうまいこと運転していきます。
恐怖すぎますが、余裕がある方は、外を眺めてみてください。結構絶景です
8:30頃 登山口到着
バスから降りると標高4500Mのスタート地点です。
この時点でふらっとするので、事前に高山病の薬を飲んでおいてください。
高山病の薬は、日本だと処方箋がないと買えないそうですが、
クスコの薬局で購入することもできます。
私が現地の薬局で買ったのはこちら。
店員さんいわく、これが一番安心で、
効き目も◎らしい。
高山病対策の方法はネットにたくさん出ているので探してみてください。
私は、バスの中で絶対寝ないようにした(呼吸が浅くなり、高山病になりやすい)のと、到着口が近づいてきたら深呼吸を意識的にしていました。
4.過酷な登山
さあ、いよいよ登山のスタートです!
少し歩くと、馬さんが沢山待機していますので、体力に自信のない方は早めに乗っておくことをおすすめします。
往復料金で払うとお得(片道60ソルが、往復で買うと100ソルになった)です。
ここで大切なのは、最後の急な山道は、馬さんが登れないため、
自力で登らないといけないんです。
なので、その体力を残しておくためにも、
早めに馬さんに頼ってください・・・。
(私は途中から限界を感じ頼ってしまいました)
その急な山道の手前、馬さんを降りると、
沢山の人がのぼるぞ~と気合をいれています。
トイレを済ませたり、仲間を待ったり、
エネルギー補給したり。
私は何も持ってこなかったのですが、
近くにいたペルー人の家族が、バナナとコカの葉っぱをわけてくれました。
とってもおいしく感じる・・・甘いものを多めに持っていくことをおすすめします。
さあ、息を整えて・・・ここからが地獄の登山の始まりです。
この時点で標高5000mを超えています。
3歩だけ歩くだけで頭がズキズキ、心臓がバクバク
全速力で走った後のように心臓がぎゅーっと締め付けられて、
息をするのもやっとです。
空気が薄いと、こんなにも自分の体を自分でコントロールできなくなるものなのか…と驚きました。
もう駄目だ、これ以上のぼりたくない、と本気で何度も思っては
しゃがみこんで体力を整え、周りにいる知らない人たちと
励まし合いながら一歩一歩重い脚を前へ・・・
距離にすると、50メートルくらいらしいのですが、
登頂するのにリアルに1時間くらいかかると思います。
そして、のぼりきった絶景がさきほどの
この写真の鉱山の色は無加工ですが(私が写ってるのでこここだけ塗りつぶしました)
この写真でみるより
肉眼で見た方が色鮮やかでした。
この絶景を見るためにこの辛さを味わったんだな・・・
頑張る価値のある絶景でした。
標高5100Mは風もきつく、空気も薄く、かなり寒いため、
30分以上いると危険だと注意がありました。
下山もまあまあ過酷だったので、私は馬さんに・・・。
帰りは、朝寄ったカフェでお昼ご飯を食べて、
クスコ市内のホテルまで送ってくれました。
今日は、大好きな旅行テーマの中から、
感動した絶景を紹介しました。
本当に過酷な登山だったけど、
登山中の絶景にも癒されて、達成感も味わえて、
そして知らない人たちと「あともうちょっとだよ」「頑張ろう!」と
声をかけあい支え合いながら旅ができてとても楽しかったです。
自分が辛いとき、自分をコントロールすることに必死になって
周りが見えなくなりがちですが、登山の良いところは
ここだなあ、と改めて思います。
コロナでしばらくは海外旅行が難しいかと思いますが、
是非みなさんのバケットリストに入れてみてください(^^)