禅・瞑想することで得られる5つのメリット
こんにちは、Shiharu.です。
ストレス社会に生きる現代人にとって、
自分としっかり向き合う時間ってなかなか取れないものです。
一番大切なのに、忙しいと後回しにしてしまいますよね。
しかし、忙しい人ほど自分と向き合う時間をとって
「今」何を考えているのか、自分はどういう状態なのかを
確認することは非常に大事です。
世界中のリーダーたちに注目されている「禅」「瞑想」とは
自分をよく見つめ、自己をコントロールする訓練です。
1.はじめに:禅・瞑想とは
最近また注目されている言葉ですね。
ストレス社会はもちろん、
コロナ自粛モードが広がって
さらに聞くようになりました。
禅がはじまったのは今から1500年前
歴史上の多くのリーダーたちに取り入れられて、今日まで残っているのですから、必ず意味があります。
著名人の中では、アップルのスティーブジョブズ氏やサッカーの長谷部選手、ツイッタ―のエヴァンウィリアムズ氏など、忙しい人ほど
生活の中に禅マインドを取り入れています。
禅・瞑想の目的=「自分の心とじっくり向き合う」ということです。
いま、自分は何にモヤモヤしてるのか、
イライラしてるのか、
何に追われているのか、
するべきことは何か、など
ふつふつと頭に思い浮かぶことをただ自問自答するだけです。
やり方は色々なところで紹介されていますが、
*自由な形でいい
(自分と向き合えるのであれば)
*腹式呼吸をしながら行う
(自律神経が整います)
イメージは、
目をつぶって、もう一人の自分が高いところから本当の自分を眺めていて、そのもう一人の自分と対話するような感じでやると、
やりやすいと思います。
もちろん、形も大事ですが(座り方や姿勢、指の形など…)
「自分の心とじっくり向き合う」ことができるのであれば
フォームも場所も時間もなんでもよくて、
正直好きな形で取り組めばいいと思っています。
2.禅・瞑想をすることのメリット
(1)相手に信頼されるようになる
禅の言葉で、「調息」「調心」というのがあります。
呼吸を整え、心を整えるという意味です。
禅・瞑想を日常的に実施することで、自然と自分と向き合う時間が増え、
それが自分の中での自信や何かをするときのエネルギーになります。
自信やエネルギーであふれると、立ち居振る舞いが変わり、
魅力的であれば人はその人に惹きつけられますよね。
よって、相手から
「ああ、この人は自分の行動に責任を持っている人だな」
「この人の言っていることは正しそうだな」
「この人は誠実そうだな」
と結果的に信頼されるようになるのです。
(2)感情に振り回されなくなる
禅・瞑想は「自分の心とじっくり向き合う」ことでしたね。
最初はお腹すいたな~とか、
あの本の続き気になるな~
とか本当にどうでもいいことがぽんぽん
おもいつくと思います(笑)
でも、それでいいのです。
そんな自分を”俯瞰的に”見つめてあげてください。
「あぁ、自分はお腹がすいてるらしい」
「どうやら本の続きが気になって瞑想に集中できないらしい」
こんな感じでいいんです。
大事なのは、
「今自分ってこんなことを考えてるんだな~」と
もう一人の自分になったきもちで俯瞰的に観察してあげること
この訓練をする中で、物事を俯瞰的に見る力が必ずつきます
この力がつくと何が良いかというと、
ビジネスや人間関係で理不尽なことが起こっても、感情が振り回されなくなります。
(3)相手のことを思いやれるようになる
上記(2)にも共通しているのですが、
自分のことをよく理解し、物事を事実として
ただ俯瞰的に見れるようになると
世の中の理不尽なことに振り回されにくくなります。
自分の感情をコントロールできるようになるからですね。
そういうトレーニングをすると、
例えば自分以外の誰かが何かに困っていても、
それを事実として「なぜ困っているのか」「何があったのか」を俯瞰的にとらえようとします。
相手に感情移入することはなくても、
結果として相手のことを冷静に観察し、手を差し伸べることで
感謝されることが増えるようになります。
(4)頭がすっきりして行動にゆとりが生まれる
自分と対話する中で、
今の自分は何がしたいのか、
するべきことは何なのか
が少しずつ明確になっていきます。
最初のうちこそ瞑想に集中できないかも
しれませんが、慣れると自分のことがよく理解できた状態になるので自然と頭がクリアになり、行動もわちゃわちゃとすることがありません。
ゆとりを持った行動は、周りからの信頼にもつながります。
ゆとりを持って
常に細心の注意を払って行動できれば
周りの人を傷つけることも少なく、
大きな失敗をする可能性も減らすことができます。
(5)睡眠の質が上がる
これは、
「腹式呼吸」と「頭の雑念が取り除かれる」ことからもたらされる効果です。
睡眠の質をあげるためには、
普段から自律神経を整える(交感神経と副交感神経の切り替えをちゃんと機能させる)必要があります。
この切り替えがうまくいかないと、
夜なのにいつまでたっても交感神経優位な興奮状態で脳がなかなか睡眠モードになりません。
副交感神経を優位にさせる方法として、「腹式呼吸」があります。
腹式呼吸を
集中して1分間おこなうだけでも効果があると言われています。
(寝る前じゃなくても、心を落ち着かせたいときに腹式呼吸を1分間おこなうと効果があるので試してみてください)
そして、
「頭の雑念が取り除かれる」というのは、
禅や瞑想によって頭の中がクリアになっているので、理解してもらえますね。
寝る前に頭の中が忙しいと、脳が睡眠モードに入ってくれません。
ですので、
頭の中は常にクリアに。
忙しくても、やるべきことは常にクリアに。
もやもやがあるなら、
何ににもやもやしているのか原因をクリアに。
3.さいごに
一応「メリット」と題して項目をあげましたが、
もちろん5つなんかに留まりません。
し、自分と向き合うことでいろんなものが見えてきますから
メリットだって人それぞれです。
ここで何がお伝えしたかったかというと、
世界のリーダーたちに取り入れられている禅・瞑想は時間の無駄なんかじゃなく
自分にとって何かしらのメリットがあるものなんだ!
ということです。
よく、「瞑想って目をつぶって時間をつぶすやつでしょ?」と
聞きますが、その時間をムダと思ってしまうか
自分と向き合う時間と思ってうまく使うかは
その人次第です。
忙しいときほど、
何をしたらいいのかわからないときほど
自分と向き合う時間を大切にしていただきたいと思います。
自分と向き合うとは、
「自分のことを大切にしてあげる」時間です。