20160611

昼間は活きのいい貝が大好きな友人らと近所の公園でピクニック。この日のメインディッシュ、チリムーロの焼き菓子が出てきたところで新津保さん親子にばったり遭遇。◯◯さんは帰国したよ、◯◯さんと最近会いましたよ、といった話など。夕方から神保町で二村さん、金井さんらと仕事の打ち合わせをした後、EDITORYに移動し福田くん、桐谷くんのトークイベントを観覧。和やかなトーク、休憩を挟んだ後再開、したその直後、背後から急にプラスチックのパックに入った真っ黒な二つの塊がニョキッと差し伸べられ、えっ?!と振り返るとまんしゅうきつこさんが「これ!鶯谷の鉄玉子!よかったら!食べて!」と。このタイミング、この勢い、このセレクト、まんきつさんはすごい美人だからうっかり見誤るけれど、やっぱり本質はあの漫画の人なんだな、と妙な感動を覚える。一見巨峰みたいなその黒い塊、鉄玉子という名前の通り恐ろしく硬い。何でも、煮卵を数日間乾燥させたものらしい。でも味は美味しい。「歯をもっていかれますね」といいながら二村さんと一つずついただく。こんな食べ物が世の中にあったとは驚きだった。

イベント終了後は金井さんらと近くの居酒屋に移動し、佐渡島に住んでいた青年の話を聞く。田んぼの水路を監視するだけで月15万稼げる仕事に就いていたという。

23時を回ったところで渋谷に移動。友人の主催するクラブイベントに何やらお忍びでビョークが来るというのでこれは行ってみようということで。クラブイベントなんてもう何年も行ってないし大丈夫かと思ったけれど、入ってみればあぐりちゃんらを始め、普段IT業界で真面目な顔しているあの人やこの人も、また昼間に話題にのぼった◯◯さんなどもいたりして、案外ホーム。途中、酩酊したジローラモみたいな外人に襲われそうになったり、胸板を強引に触らされたり、ほらほらと淫毛を見せつけられたりしたけれど、音楽にのせて揺れるのは総じて楽しかった。結局この日ビョークは回さなかったけれど、数メートル先にいるのは目視で確認できたので実存するんだなと感じた。老体に鞭打って朝から活動したのでさすがに疲れて帰宅。

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