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【邪王門】目線レビューvol3:凶鬼02号 ドゴンギヨス

挨拶的な

みなさんお久しぶりです、四半世紀です
期間空いちゃったけどvol3です


本題

3枚目に選んだのがこの〈凶鬼02号 ドゴンギヨス〉

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基礎ステータスは、6コスト闇単色6000 Wブレイカー
能力①は手札を2枚捨てて6→3コストになる効果
能力②はスレイヤー
能力③は相手のマナのタップイン

ドルマゲドンでお馴染みのクソデカタイムトリッパーです

コスト軽減の話


 前回同様、まずはコスト軽減の話からします。こういった早出し出来るコスト軽減持ちと【邪王門】は相性が良いからですね。〈百鬼の邪王門〉はランダムでクリーチャーを出す関係上、デッキ内にはある程度の枚数の"当たり"が必要になります。それに1枚捲れればよいですが、できれば2枚以上捲れて状況にあったものを選べたらより良いですよね。
 かといって重いカードばかりだと回らないので、軽くなれるカードが欲しいんですね。ツインパクトで相性の良いカードがあれば一番良いんですが。

 で、このカードのコスト軽減は〈ゲドウ権現〉と違い、条件は無いので3ターン目にしっかりと出すことが出来ます。その上、相手のマナをタップインする効果で相手の妨害効果もしっかりと持っているので、メインの動きまでの時間稼ぎとして使えます。

 手札コスト2枚は少し重いですが、多くの場合でシールドを回収する【邪王門】ではそこまで厳しいコストではありません。
特に序盤でも多色は不要でもマナに置く時間がなかったり、〈邪王門〉から出したいけど召喚したくはないカード、サブプランの予備カードなど、【邪王門】全般で捨てれるカードは存外多いのでそれも含めてそこまで苦にならないと思います。

現代デュエマとマナタップイン

マジで死ぬほど高速化した現代デュエマでマナのタップイン能力はそれなりの妨害力を持ちます。特に3ターン目にはメインの動きが始まるデッキは複数あり、その手のデッキ相手には1ターン稼ぐことが出来るのは大きいですね。
 具体的にはメンデル2ブースト→RX、カツキングや
 2ターン目進化設計図からのモモキングダムブラックフェザーなど

ライバル

まず、タップイン枠でのライバル。

〈停滞の影タイム・トリッパー〉
普通のタイムトリッパー。手札捨てなくて良い上に単色なので使いやすさはNO1。しかしパワー1000なので〈邪王門〉はから基本出しても意味がないのがデメリット。
 ドゴンギヨスはWブレイカーなので、鬼タイムを目指すデッキの場合、そこでも差別化できる。

〈影速 ザ・トリッパー〉
多色になってSA付きになったタイムトリッパー。
ドゴンギヨスというより↑と比較するとSAがあるので自分ターンの邪王門で追加打点になるのが大きい。
また、ブレイク数の話でも、SAなので次ターンまでにブレイク出来る枚数はドゴンギヨスと同じです。
さらにパワー4000あるので〈邪王門〉のバトル効果で小型くらいなら倒せます。
最大のデメリットは多色である事。基本的に【邪王門】は大体多色まみれなので多色なのは大きなデメリット。
逆にそこまで多色まみれにならない【バクロ法師】ではよく使われてた印象です。

〈ブースト枠〉
そもそも相手の動き止めるよりブーストして自分早くすればよいのでは?という話。
これについては動き始めのターン数にかなり左右されるので【邪王門】の型次第になるので詳しくは下記でデッキ事に書きます。
 ざっくり書くと、例えば5ターン目に動き出すデッキだとすれば、ドゴンギヨスで1ターン相手を妨害するよりブースト打って確実に1ターン縮めた方が確実ですよね、という話です。

どちらと比較しても、パワーが高くスレイヤーを持っているのはメリットですね。マッハファイターやバトル系の除去に対して耐性があるとも言えます。また、こちらを先に出しておく事で、アルカディアスモモキングなどの高パワーのロッククリーチャーを除去することが出来ます。

相性の良いカード

〈カンゴク入道〉〈ガシャド髑髏〉
上記の通り手札コストを確保できるカード全般と相性が良い。

〈ブラックサイコ〉などコマンド関係
各種侵略などコマンドサポートは強力なので他にもコマンドを使うときにぜひ考慮に入れておきたい。下記に書いたがコマンド寄りでの構築も候補に入る。

各【邪王門】との相性

①【赤黒バクロ】
手札消費が激しいので相性が悪い
〈影速トリッパー〉がいるのもあって採用されることはない。
                                        0/10点

②【鬼寄せ】
鬼寄せを引けない場合の動きとしてコスト軽減できる中型であり、早出し出来るので相性は良い。「鬼タイム」持ちを採用する場合にはWブレイカー持ちの高打点も生かせる。
ライバルとしては3コストのチャージャー呪文。〈鬼寄せ〉が無い場合は基本5マナ始動になるため、このカードで動きを止めるよりブーストしてマナを稼いだ方が良いよね、ということである。
こちらはスレイヤー持ちであることも含めて〈邪王門〉から出た場合に強力な事、相手デッキによっては殴り返しなどとしても使えること、〈U・S・A・CAPTEEN〉から出した場合に強力なことが差別化点になる。
また、稼いだ1ターンでカンゴク効果などで〈鬼寄せ〉を引いて4マナ始動パターンもあるので安易にブーストの方が良いわけではない。
 〈バックラスター〉など4コストのカードを採用する場合も同様。

                               6/10点

③【4C邪王門】
始動パターンが基本〈カツキング〉〈鬼ヶ大王ジャオウガ〉で5コストになるので基本的にブーストの方が優先。カツキング用に緑欲しいし。
タダでさえ多色なので〈邪王門〉からはもっと強力なカードを出したいところ。

                              1/10点
④【ガシャゴズラ邪王門】
ガシャゴズラから出ない                   
影速トリッパーは出る。                   0/10点

まとめ
【鬼寄せ】で中々に良い仕事をするナイスカード。世間だと一昔前のカードの印象は強いが、前以上に3ターン目での行動の重みが変わった今こそ活躍できるカード。単純にそれだけならハンデスや本家タイムトリッパーなど他のカードでも良いが、「邪王門から出しても強い」「アタッカーになる」メリットが生かせるデッキなら相当良いと感じる。

ただ、文中でも書いた通り、初動のターン数には留意したい。
【4C邪王門】のように5マナでしか始動できない場合このカードで1ターン稼ぐよりブーストの方が基本良い。特に赤黒にこだわらず各種ブーストが使える色ならなおさらである。


追記

対応するパラレル革命チェンジが増えたので更に強化
しかも、攻撃時にテスタロッサなど焼いてから【邪王門】を使う、という使い方も出来るので中々の強化。早出し出来る分生存率も高まるので強力な覚醒も狙える。
問題は手札消費がさらに激しくなる点。もはや逆ダークマスターズ。
カンゴクが出せていない時だと流石にちょっと厳しい。

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更に追記

闇指定のP侵略も増えたことだし、コマンド寄りの【邪王門】も可能性が出てきた。【邪王門ドルマゲドン】?【マゲ邪王門】?
具体的なメリットとしては〈ブラックサイコ〉が使えたり、〈邪王門〉効果で墓地に落ちた〈デッドゾーン〉や〈ダムド〉が墓地から出てこれる辺り。
また、元から相性の良くないコントロール相手に長期戦になった時に〈ドルマゲドン〉でゴリ押しも狙える辺り。
 筆者は昔ゼーロンで同じようなことをしていました。

【邪王門】が攻撃時に発動する、無いしシールド枚数に依存する以上ドルマゲドンの攻撃制限は致命的なので、デッキはほぼコマンドオンリーになるのは避けられない。
 といっても、設定上元から赤黒のカラーは侵略やドルマゲドンと相性の良いカードはたくさんあるので選択肢は案外ありそう。
 【ドルマゲドン】がメインなのか【邪王門】がメインなのかでも話は大分変わりそう。
 筆者が組むためにはまず【ドルマゲドン】の勉強がいるのでしばらくかかりそうだ…

コマンドで染めるなら新弾のドルマゲドンエリアを採用して、【鬼寄せ邪王門】で初動8枚態勢にするのも面白いかもしれない。
 【鬼寄せ邪王門】で優先的に【鬼寄せ】で出したいカードにコマンドが少ないから初動のコマンド探しからになるが…

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