【邪王門】目線レビューvol1:「非道」の鬼 ゴウケン齋
挨拶的な
みなさんお久しぶりです、四半世紀です
マジで1年以上なんも投稿してないです
最近忙しかったり気力なかったりです…デュエマはちゃんと続けてます。デッキの研究も続けてるので、せっかくなら出力したいと思った次第です
なんで文字多めかつサムネ手抜きになっちゃうのは許してください
どういう企画?
【邪王門】自体、火と闇で6以下のクリーチャーなら何でもよいので、対応する範囲はかなり広いカードです。なので相性の良いカードの解説でもしておこうと思った次第です。【邪王門】目線の話しか書かないので他デッキで強くても【邪王門】と相性悪いと減点です。ベイビージャックは邪王門から出ないので0点です。
本題
で、その1枚目に選んだのがこの〈「非道」の鬼 ゴウケン齋〉
基礎ステータスは、5コスト単色6000 Wブレイカー で普通の中型という所。(それでもコスト論は無視してますが)
能力①はバトルゾーンを離れる代わりに手札①で残る耐性効果。
能力②は〈鬼タイム〉で相手クリーチャーがタップインします。
強くない?(動画なら黒背景白文字)
ある程度デュエルマスターズをやっている方相手に書いている前提ですが、使用感は耐性付きのデジルムカデです。
デジルムカデと比較
まずは5コスト闇単色で条件の近いデジルムカデと比較してみます。
長所①耐性付き
相手のあらゆる除去を手札1枚で無効化できます。
こういった耐性がメタクリーチャーについてる強さはみなさんオニカマスでお判りでしょう。
長所②クリーチャーである
やはりオーラであるムカデに比べてサポートは豊富です。ネイチャーや【邪王門】からも出ます。とこしえにも引っかかりません。現代だと5コストは少し重めの部類に入るのでここも大事ですね。
短所①肝心のタップインが【鬼タイム】かぁ
ムカデに唯一にして最大の敗北ポイント。早出ししたいメタクリーチャーなのに準備がいるんですね。相手の盾を割るにしても、自分の盾を減らすにしても。コントロールデッキとしてはあまりやりたくないですよね、ここがデジルムカデとの大きな差別化ポイントになります。
対面で使い分けたい
ムカデとの比較で分かったと思いますが、このカードは使いやすい汎用カード、ではなくうまく使うと強いカードです。
その代わり、うまく早期に着地したときの制圧力は尋常ではなく、ビートデッキ相手ならほぼ勝ち確定です。【オカルトアンダケイン】ぐらいの時代の【赤白ヴァイカー】【ドギラゴン閃】【赤黒邪王門(という名の赤黒バクロ)】辺りはこの1枚でほぼなすすべがなくなったんですがね…
最近はコントロール系も増えてきてちょっと逆風。
コントロール対面でも一応、マッハファイターや侵略、革命チェンジ辺りを止めれます。
【邪王門】は環境に応じて採用カードをいくらでも変えれるところも面白い所なので(なのでこういう記事書いてるんですが)、もし環境にビートデッキが多いならその時はゴウケン斎のことも候補に入れて欲しいですね。
能力ごとの解説
正直この辺は僕の記事見るよりデュエマwikiでも読んだ方が良いと思いので簡単に。
①このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりに自分の手札を1枚捨ててもよい。
離れる時という最強耐性。手札さえあれば基本的にほぼ全部シャットアウト。現代なら〈パーフェクトダークネス〉でパワー-8000されると死にます。あとは封印もされます。逆に言うとそれくらい。
最近は少しみませんが〈ザインティザイン〉〈ジエンドオブエックス〉〈零龍〉〈秩序の意志〉辺りも効きますね。
手札コストについては基本的に気にしなくて良いと思います。1ターン内に複数回除去が飛んできたりするターンやマナならこのカードに頼る段階ではないです。序盤でデドダムを先だしされてダムドが沢山乗ってきた場合に手札がしんどいくらいですかね。基本的に相手と手札消費枚数は同じですし、【邪王門】側は基本盾を回収するので手札には余裕があるはずです。
②<鬼タイム>自分と相手のシールドの数が合計6つ以下なら、相手のクリーチャーはタップしてバトルゾーンに出る。
言わずと知れた対ビート最強メタ能力。最近のビートダウンは大体SAで何やかやしますからね。進化クリーチャーや、コントロールデッキのマッハファイターも止めれます。自分のシールドがなくなっていることが多いので、SAを止めれるこのカードの仕事は大事です。邪王門をたくさん抱えてもラフルルやファイナルストップで止まりますから。
タップキルが出来るのも大きいですね。超パワーの〈ガシャド髑髏〉と相性良しです。
問題はやはり発動条件。能力はコントロール向けなのに発動条件はコントロール向けではないんですよね。(相手の盾を割るにしろ、自分の盾を減らすにしろ)相手を完全に制圧する、というより相手の動きを一時的に止めてそのスキに攻撃するメタビのようなデッキが向いてそうですね。
〈カナシミ〉のようなシールドを減らせるハンデスカードもあるので、自分のシールドを減らすハンデスデッキのデジルムカデ枠にしてみても面白いとは思うのですが、自分の盾が減る分、ほかの防御手段を用意する必要があるので、自分ではまだうまく組めてません。
相性の良いカード
①鬼寄せの術
早出ししたい〈ゴウケン斎〉を早出ししつつ、盾を減らして〈鬼タイム〉の準備をして、コスト用に手札も確保できる。
明らかなデザイナーズコンボですね(中型の鬼タイム持ち全般と、ですが)
そこまで説明も要りません、アグロ速攻より中型クリーチャー主体のメタビ中速ビートになりやすい【鬼寄せ】の性質ともマッチしています。後述する〈U・S・A・CAPTEEEN〉との相性が良いので【鬼寄せ】では3枚セットでぜひ使ってほしいですね。
②〈U・S・A・CAPTEEEN〉
相手のシールドを減らしながら展開できるハイスペックカード。
本来なら展開に攻撃が必要なのはデメリットなのだが、〈鬼タイム〉のためにシールドを減らす必要がある場合はメリットになる。
先述の〈鬼寄せ〉とも相性がよく、〈邪王門〉に対応し、単色、完璧です。
※〈鬼タイム〉はどう組んでも多色が多くなってしまう
しいて言うなら7コストまで出せるので5コストの〈ゴウケン斎〉を出すのはちょっともったいないかも?
〈パーフェクトネイチャー〉とか〈大王ジャオウガ〉とか書こうと思ったけど〈ネイチャー〉はどう使っても強いし〈大王ジャオウガ〉が【邪王門】と相性良いのはそらそうなので省略
各【邪王門】との相性
①【赤黒バクロ】
アグロデッキだからこんなん入んないよ 0/10点
②【鬼寄せ】
上でも書いたけど相性最高 9/10点
③【4C邪王門】
最近よく見るやつ
〈カツキング〉おおかげで大量の〈一王二命三眼槍〉が手に入るので合わせてかなりの防御力になる。が、あのデッキに〈ゴウケン斎〉を入れる枠があるかは怪しい
筆者は2積みしてリンネビーナスから必要に応じて引っ張り出すスタイルで運用してます。
6/10点
④【ガシャド邪王門】
コンセプト的にも合わないので採用ナシ 0/10点
まとめ
十王編あるある、微妙に使い勝手の悪いパワーカードシリーズ。
〈ブラキオ〉などもそうだが、相性の良いデッキが出れば一気に化けるタイプのカードなので、頭の片隅くらいには置いておいて欲しいですね。
少なくとも【邪王門】組む際の選択肢には十分なるとは思います、では。
週1くらいではなんか投稿しないとしなくなっちゃうよなぁ…
お気に入りカードなんでまたなんかあったら追記します。