【邪王門】目線レビューvol5:カモンピッピー
挨拶的な
新殿堂でも【邪王門】で戦いたい、四半世紀です
本題
5枚目に選んだのが〈カモン・ピッピー〉
基礎ステータスは、5コスト火単色1000
能力は、火の6以下のサイキックorファイアーバードの3以下のサイキックを場に出す能力。
【ギフトカモン】で昔環境を荒らして殿堂入り、そして最近(2022/8)無制限に。
能力解説
【邪王門】の範囲内のカードで、カードパワーの高いカードを探していた時に見つけたカード。パッと見のカードパワーは低そうに見えるが、仮にも殿堂入り経験カードなので見た目よりカードパワーは高い。
ただ、終盤で能力が生きにくい事、自身のパワーが低いことからどちらかというと〈邪王門〉より〈鬼寄せ〉の方が相性が良い。
〈邪王門〉自体、自分ターン、相手ターンの両方で状況を選ばず使用できるカードなので、状況次第でサイキックを使い分けられる〈カモン・ピッピー〉は相性がよくはあります。6以下のサイキックが何かしらで増える可能性もあるので、候補ぐらいには考えても良いかもしれません。
出すサイキック候補
もちろん、出すサイキックが本体なので何を出すかでこのカードのスペックは大きく変わるので候補の中で使えそうなものをご紹介。
①勝利のリュウセイ・カイザー
やはり〈カモン〉といえば〈勝利リュウセイ〉。〈カモン〉の分を合わせて実質3打点のタイムトリッパー。序盤で出すと強いので〈鬼寄せ〉から出すとき及び〈デビルドレーン〉などで〈邪王門〉を早く唱えられる場合などに出すと強力。コマンドとドラゴンなので各種革命チェンジや侵略も対応するのがポイント。
②勝利のヴォルグ・サンダー
当時の【ギフトカモン】の時にはいなかった新カード。コスト踏み倒しに反応してランダムハンデス。〈オニカマス〉や〈テスタロッサ〉のような本格的な踏み倒しメタには及ばないが、ある程度の抑止力になる。ループデッキなどのメタにもある程度効果がある。シールドトリガーなどにも反応するため、案外強力。
ドラサイ、ザーディクリカすると手札が3枚ほど消えたりする。
③ハイドラ・ギルザウルス
↑の勝利ヴォルグの類似品。パワーが低いせいでこちらは〈ザーディクリカ〉にすら焼かれてしまう。また、クリーチャーも"召喚"にしか対応しない。具体的にはニンジャストライクやSトリガーのクリーチャーなどが該当する。
使い勝手は悪いが、その代わり能力はランデスとかなり強力。効く相手にはめっぽう強いので超次元に余裕があれば積んでおく価値はある。
〈勝利ヴォルグ〉もそうだが、トリガーした際の被害を抑えられるのは赤黒のデッキだと結構貴重だったりする。
④〈ブーストグレンオー〉
相手ターンに〈邪王門〉から出た場合に苦し紛れの除去手段として使う。コスパは最悪だが場合によっては除去も選べるというのは役に立つ機会は多いのでぜひとも採用したい。「このクリーチャーよりパワーが小さい」なので3000は破壊出来ない。
④その先の未来へ、カミヤ・ミキ・ユア・ナルハ
自分ターンだとブーストグレンオーのほぼ上位互換。実質4000除去。マッハなのでアンタッチャブルも倒せるが、オニカマスがいるとそもそも出てこれない。【ガイアハザード退化】でデドダムを残さないために採用するのが主か。
⑤ガチンコ×2
〈ドンジャングル〉のような攻撃誘導効果持ち。2体出して殴ればビートデッキ相手には結構な抑止力になる。タップ状態で無いと効果が出ないため、〈リンネビーナス〉などでSAが付与できる環境専用。最近はP革命も増えているのでコレに2枠割くのは少し辛いが、一応紹介。
能力解説②
上記のサイキックごとの解説の通り、相手のデッキに合わせて存外器用に立ち回れるカードだが、相手の動きに先出しで動くカードが多く、【鬼寄せ】のような早出し出来るデッキが主戦場になる。
各【邪王門】との相性
①【赤黒バクロ】
打点は多いがコストが高いので入らない。
0/10点
②【鬼寄せ】
〈鬼寄せ〉使用時に最小コストになる単色5コスト。〈勝利リュウセイ〉も〈勝利ヴォルグ〉も早出しした場合に強力なので相性○。
7/10点
③【4C邪王門】
多色のパワーカードに枠を取られるのでこのカードの枠が取れるかは厳しい。赤の単色で〈邪王門〉から出したいカード追加時に候補にはなる。
4/10点
④【ガシャゴズラ邪王門】
高コストカードは入らない。
鬼寄せが入るパターンもまれにある
1/10点
まとめ
元殿堂カードではあるが、思考停止で強いパワーカードというより状況に合わせて使い分けれる良カードという印象。
〈勝利リュウセイ〉はどのデッキ相手にも効果があるので、〈勝利ヴォルグ〉が刺さるデッキが環境にいるかどうかが採用のポイントになるはず。
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