柃って何? 伊豆下田の無人販売所で売られていたお供え物の話
みなさん、こんにちは。
時雨です。
お盆で伊豆下田に行ったのですが、そこで気になる無人販売所がありました。
無人販売所のラインナップは榊、樒、柃(あくしば)です。
どれも一束200円でした。
私は榊、樒はわかるのですが、柃は知りませんでした。
近くの花屋さんでも同様に、榊、樒の隣に柃が売られていて、これはなんだ?と思ったんですね。
その後、下田の坂本龍馬(さかもと りょうま)の飛翔の地として有名な宝福寺に行ったのですが、そこの墓地で墓の両脇に柃がお供えされていました。
柃ってなんだって思って、自宅に帰ってから調べた所、ヒサカキのことでした。伊豆の方ではヒサカキを柃と呼ぶのでしょうか。
伊豆の全ての地域にあてはまる訳ではないと思いますが、基本的に神棚は本榊、お墓にお供えするものは柃と分けられているのだと思います。
和歌山ではヒサカキのことをびしゃこと言いますが、地域によってこれだけ呼び名や使い方が変わるのは面白いですね。私は関東の方に住んでいますが、ヒサカキをお墓にお供えすることはないです。
お墓の両脇にはお花をお供えしますね。
詳しくは動画でお話しています。
動画はこちら↓↓