夢見るゆめ子、何かはじめます
はじめます。
いや、始めたい…。
「いつから」「何を」かはわからんけども。
何をしたいかわからない。
何かぼやけた霧の道が前に有る。
続いているかも怪しいくらい先が見えない。
いつも何か楽しいことを探して、でも本気になれるものはわからなくて、グダグダな人生を送ってきました。
当方、現在20代前半。大学卒業後、新卒で通信業界に就職後(資格もなんもいらん。卒業ギリギリで出た内定)、わずか7ヶ月で退社。
現在は教育関係のお仕事をしています。
この仕事についたのも完全に成り行き。一応履修していた教職課程と、一応持っていた教員免許で、なんとか一般並みのお給料を頂いて生活しています。
大学もそんなに賢いところではありません。賢くないと言えば大学の同級生にも申し訳ないとは思うし、なんだかんだ受験勉強をして入った高校生の頃の自分にも申し訳ないけど、賢くはありません。いや賢くないのは自分だけかも?どうだろう。
大学一年の春から(もっと前かも?)ずっと、学歴コンプレックスがありました。大学の途中でハマったYouTuberの水溜りボンド、彼らが面白くて賢くて、彼らの過去のお話も羨ましくて輝かしくて、元からぐちゃぐちゃ汚いコンプレックスが拗れに拗れたのを昨日のように思い出します。
トミーさんは一浪して、必死に勉強して、センター試験で見事日本史100点満点を叩き出し、無事青山学院大学に入学したそうです。
バカではないけど賢くもない、普通の高校と普通の大学しか知らない私は、彼らの「賢いだけじゃなくて、努力が出来るところ」ここが一番妬ましかった。
大学三年生の終わり頃、2月になって、就活セミナーに参加して、就活に向けて用意をするも焦りから自己分析やES、履歴書などを見返すことも出来ず。
結局大学四年生で行った教育実習が平和で楽しくて(良いところしか見えてない)、そのまま教員採用試験を受けて就活を何ひとつしなかった。
運が良いのか悪いのか、教員採用試験は一次の筆記試験を通過、二次の面接試験も通過。
三次試験の結果発表は10月末と、受かっていたら良いものの、受かっていなければ今後どうするんだというところまで来ました。もちろん落ちました。
勉強してない(テスト前「勉強全然やってない、やばいわー」なんていいながら勉強してるクラスの秀才と同じようなことを言いながら本当に勉強してないタイプのダメ人間でした)、
面接や模擬授業の準備もしてない(ボランティア先の学校の先生に面接練習しよか?って言われても怖くてできなかった)。
あんなので受かるわけがなかったんです。もちろんのこと、私も当時からわかっていました。
わかってたけど、「教員免許取ってる。国語の先生になる。」って言ったときの周りの反応が大層私を安心させるもので
「すごいね」「頑張ったんだね」
「向いてるよ」「将来安泰だね」
とてつもない安心感。
これまで人から一度も得たことがないくらいの肯定感。
親は昔から、私に対して「好きなことをやりなさい」と、大学受験でかかるお金も、塾代も、行きたいと言えば全て出してくれました。
私は「好きなこと」をしてるつもりだったけど、欲しくなってしまったのかもしれません。
「安心」「安定」が、ずっと欲しかったのかもしれない。
大学四年生の10月末に、先が見えなくなった。(元から鮮明ではなかったけど)
私は、とりあえず卒業論文に集中することにしました。
実際は、12月末頃から本腰を入れるようなダメ大学生だったけど、卒業出来なければそもそも就職どころではないことにそこまで本気で意識していませんでした。
なんだかんだ卒論を終え、
(そのうち卒論の話もしたい)
1月中頃、流石に今後の行き先を決めなければいけない。
行き先を決めなければいけないという気持ちですら、安定や安心を最優先する気持ちから来ているのかもしれないが、私は大学を卒業後も親を頼って生きる気は流石になかった。そこまでバカじゃないです。悪しからず。
でもまぁバカなので、自己分析とかしないし(怖い)、マイナビの新卒就活サポートみたいなやつに頼って、何もわからないまま就活をして、時には担当のお姉さんの前で号泣したこともありました。
お姉さん、その節は申し訳ありませんでした。
ゆめ子さんの宣言編(仮題)へ続く…