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今だけ金だけ自分だけの反対に向かうほうが絶対に豊かになれる論


賭博と金融投資は何ですか?

頭のいい人は、将来性のありそうな金融資産に投資してキャピタルゲインを得ます。そこで大きな資産を手にした人は、優秀なビジネスの成功者として経済界の中心にいます。
ギャンブルに興じる人との違いは何でしょう。まったく何も考えない遊興費?少額投資?
だけどどっちも事前に情報を得て、儲かると思った何かに投資をして、見返りを期待するやり方は一緒ですよね。

賭博は今だけ金だけ自分だけ

「今だけ金だけ自分だけ」を考えるのはどんな投資だろうとギャンブルです。その逆ってどんな言葉があるでしょう。今だけではなく将来に視点を注ぎ、カネ以上に気持ちが豊かになって、自分一人じゃなくみんな良くなることですよね。つまり「みんなの心が豊かになれる未来」を描けるところに投資をするのがいいですよね。

今だけ金だけ自分だけの反対の気持ちで働く

これって投資の話だけじゃなく、仕事でも同じだと思うのです。みんなの心が豊かになれる未来を作るために行なうことが『仕事』であるべきじゃないか?と。その仕事のおかげで、世の中が便利になる。おいしいと喜ばれる。困った人が救われる。元気な気持ちになれる。安全が確保される。どんなやり方でその役割を果たすのか?と、組織も個人も考えるのです。

不正や偽装はどうして生まれるのか?

今と金と自分を大事にしすぎると、インチキするやつが出てきます。こうすれば認可される。こう売れば利益が出る。ちょっと工夫すれば効率化できる‥‥と考えたことが悪い方向に加速するんです。
「このぐらいは許される」「こうやって売ってしまえば稼げる」「これで得する」になり、それが更にエスカレートすると、不正や偽装になってしまうのです。極悪人だから組織の不正が起きるんじゃないんです。
「今だけ金だけ自分だけ」だから悪巧みが「工夫」だと思っちゃうんです。

儲かりゃいいんですって人はデイトレへ

だれにも関与されず、迷惑もかけず、キッチリ儲けるだけでいい人はデイトレーダーになってマネーゲームを楽しんでください。プロのギャンブラーです。そういう投資で得た利益をまた再投資することによって金融市場が豊かになるんなら、社会に役立っていないわけじゃないし。

世界中が投資家になれる時代はきません。

ものづくりをする人は世の中にモノを供給しています。サービス業の人はその人のおかげで誰かが助かっています。それだけで世の中は回っていきます。モノをつくる人がいなくなったら人間は生きていけません。サービス提供する人がいなくなったら、社会が不便になります。世の中が投資家だけで世界が動くことはありません。
だから、皆さん、、

みんなの心が豊かになれる未来

について考えて働くのが、本当に幸せになれる方法だと思います。


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