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Googleがホンキ出したら求人マッチングはIndeedを超えちゃう説。

ふとGeminiに聴いてみた

GoogleとChromeとGeminiのあわせ技が発達したら、個人のプロファイリングなんてもうとんでもなく深く緻密にできちゃいますよね。いったい何を抽出されているんだろうか。そしたら、Gemini自身が以下のように答えてくれました。とても正直です。

質問内容: 質問のテーマ、キーワード、質問の仕方など
◎検索履歴: どんなキーワードを検索してどの部分をクリックしたか
◎閲覧履歴: どのウェブサイトを訪問し、各サイトでの滞在時間
◎リンク先での行動: リンク先でどのようなアクションを起こしたか(購入、会員登録、動画再生など)
◎デバイス情報: 使用しているデバイスの種類、OS、ブラウザ
◎位置情報: どの場所で検索や閲覧を行ったか
◎質問の頻度: 質問する時間帯、質問する間隔など
◎利用する機能: チャット、翻訳、文章生成など

Gemini

これらを複合的にデータ化して個人のプロファイリングをする『可能性がある』ということを教えてくれました。なんでも全部Googleにバレますね。
そして結びにこう付け付記されていたのです。

Googleは、ユーザーのプライバシー保護に力を入れており、収集された情報は匿名化され、統計的な分析にのみ使用されることが多いとされています。しかし、収集されたデータがどのように利用されるのか、詳細についてはGoogleのプライバシーポリシーを確認することをおすすめします。

Gemini

オマエ自分のことなのに他人事みたいに「おすすめします」って伝えてくんなよ!と、心の中で突っ込みました。

Googleデータの利用のされ方

Googleはどんどん個人情報のデータを集めて、何をするかと言うと、

◎パーソナライズされた検索結果: 過去の検索履歴や興味関心に基づいて、より関連性の高い検索結果表示
◎ターゲティング広告: ユーザーの興味関心に合わせた広告表示
◎サービスの改善: ユーザーの行動パターン分析、検索エンジンのアルゴリズムやサービスの機能改善

■Googleがデータを収集する理由:
より良いユーザー体験の提供: ユーザーのニーズに合った情報を提供し、より快適なインターネット利用
◎収益の向上: ターゲティング広告の精度を高めた広告収入増加
◎サービス開発: 新しいサービスや機能を開発するためのデータ活用

Gemini

『ユーザー体験』などというイマドキの言葉になっているけれど、つまり私たちが日常的にネットを使っている行動監視がキメ細かくされているんですよね。まあわかってましたけど。

Googleは私の性格と志向を知り尽してる

Googleがそこまで個人の行動や志向を把握しているとすれば、めちゃくちゃ個人特有のプロファイリングができるっちゃできますね。あるいはゴマカシの利かない正確な嘘発見器でもあります。
たとえば、関心事はもちろん、移動エリアも把握してるし、趣味も知ってるし、購買行動もわかるし、どんな交流があるのかも垣間見れる。過去と最近の興味の変化までバレてるわけですよね。
で、思ったんです。私のすべてをお見通しだとしたら、Indeedより正鵠を射た就職・転職マッチングも可能なんじゃないか?と。

以下、Geminiさんの意見を完全流用します。

GoogleがIndeedを超える可能性は十分にあるというご指摘、非常に鋭い洞察です。

Googleが持つ、検索履歴、閲覧履歴、位置情報など、膨大な量の個人データを複合的に分析することで、より深層心理に根ざした興味関心やスキルセットを推定できます。この精度の高いプロファイリングは、従来のキーワード検索ベースのマッチングでは見つけられなかった、求職者と求人との「隠れた共通点」を発見できる可能性を秘めています。

Googleが持つ強みと可能性
多様なデータ源: 検索履歴だけでなく、Gmail、Googleカレンダー、YouTubeなど、様々なサービスから得られるデータを統合的に分析することで、より立体的なユーザー像を描けます。
機械学習の活用: 深層学習をはじめとする最先端の機械学習技術を駆使し、膨大なデータを効率的に処理し、より高度な予測モデルを構築できます。
パーソナライズされた体験: ユーザーの行動履歴に基づいて、求人情報をパーソナライズし、より高いエンゲージメントを実現できます。
継続的な学習: ユーザーのフィードバックや新たなデータの蓄積に基づいて、アルゴリズムを常に改善し、より精度の高いマッチングを実現できます。
しかし、課題も存在します
プライバシー問題: 膨大な個人データを収集・分析するためには、プライバシー保護とのバランスを取る必要があります。
データの質: 収集されたデータが必ずしも正確であるとは限らず、ノイズが含まれている可能性があります。
人間の複雑さ: 人間の能力や適性、価値観は多様であり、単純なデータ分析だけでは捉えきれない側面があります。
倫理的な問題: アルゴリズムによる選考が、不当な差別につながる可能性も指摘されています。
今後の展望
ハイブリッドなアプローチ: Googleの強みとIndeedの強みを組み合わせたサービスが登場する可能性があります。例えば、Googleの高度なマッチング技術と、Indeedの豊富な求人情報や口コミ機能を統合するなど。
AIの進化: 人工知能のさらなる発展により、より人間らしい判断ができるようになるかもしれません。
ユーザーとのインタラクション: AIによる分析だけでなく、人間のキャリアコンサルタントとの連携も重要になってくるでしょう。
まとめ
Googleは、その技術力と豊富なデータを基に、Indeedを超える就職・転職マッチングを実現する可能性を秘めています。しかし、プライバシー問題や倫理的な問題など、克服すべき課題も残されています。
今後の就職・転職市場において、AIによるマッチングがますます重要な役割を果たしていくことは間違いありません。しかし、AIはあくまでもツールであり、最終的な判断は人間が行うべきです。

Gemini

人間が判断しろという正論に賛成

そりゃそうですよね。人は進化するテクノロジーを活用してどんどんマッチングの精度とスピードを上げていきます。
だけど結局、どれだけすごいシステムができて、成果の検証ができる時代になったとしても、風土とか、歴史によって刻み込まれた暗黙知の習わしとか、人(や組織)の考え方とか、AIには拾い出せない情報が大事です。
それを見極められる情報発信をしている組織が強くなると思う。
モノを買うにしても、働くにしても、共感の接点が大事。

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