見出し画像

先ずは畝立て!来年度に向けた田んぼの準備を始めました!

こんにちは、はないろふくふく米の福ちゃんです!
今年も秋が深まり、田んぼでは来年度に向けた準備が始まっています。
先週末は、来年お休みさせる田んぼで「畝立て」に取りかかりました。忙しさと天候不順で延び延びになっていた作業ですが、寒さが増してくるこの時期、急いで作業を進めることにしました。

土が乾かないままの畝立てに挑戦!

土がしっかり乾いた状態で畝立てを行うのが畝立ての理想ですが、今年は天候のタイミングが合わず、乾かないうちに取りかかることになりました。
田んぼが湿っている状態で畝立てするのは、初めての挑戦だったので「ちゃんとできるかな?」と不安でしたが、そんな心配も含めて農作業の醍醐味だと感じています。
いつも初めての経験がある。全く同じにはならない。
田んぼの状態に応じて少しずつ工夫を重ねる、それを楽しみながら試行錯誤していくのも大切な時間です。急いで作業を進めたい気持ちもありますが、田んぼと向き合うこの瞬間が少しずつ楽しみるようになってきました。

トラクタの刃を付け替える

不器用な僕も何とかできるようになってきた刃の付け替え

トラクタの刃の付け替えは、正直苦手な作業のひとつです。最初は時間もかかり、何度もやり直し。
でも、不思議なもので、何年も続けていると手の動きが自然と慣れてきて、ようやく「それらしく」できるようになりました。
道具を扱うのがうまくなってくると、自分の成長も感じられてうれしいものです。こういう小さな成長を積み重ねるのも農家の楽しみですね。

大切なのは丁寧さとタイミング

今回の畝立ては、土の状態がいつもと違うため、ロータリーの高さ調整がポイントになりました。丁寧に高さを確認しながら進めると、しっかりとした畝が出来上がってきます。畝が美しく整ってくると、田んぼの表情がどんどん変わっていくのが見て取れ、何ともいえない達成感があります。
それに、今週は雨の予報もあるので、ここで畝立てを完了しておかないと次の作業が進まなくなってしまうタイミングでした。なんとか間に合って良かったです。

土と対話しながら進む農法

はないろふくふく米では、田んぼに農薬や化学肥料、除草剤を使わずに栽培しています。土の様子や気候を感じながら、少しずつ手をかけていくことで、自分たちのやり方を試行錯誤してきました。
畝立てをしてレンゲを蒔くことで、来年度に向けた田んぼの準備が少しずつ整っていきます。
いよいよ来週末にはレンゲを撒きます。
レンゲは田んぼにとって大切な栄養を補ってくれる存在です。この田んぼがしっかりと休み、また元気に再生してくれることを願って、丁寧に準備を進めていきたいと思います。

農作業を通じて感じる小さな成長と喜び

振り返ってみると、どの作業も少しずつ慣れてきて、昔は大変だったことも今ではすんなりとできるようになりました。農業を始めたばかりの頃はすべてが手探りで、畝立て一つとってもドキドキしながら作業していたものです。
今ではそんな不安も楽しみに変わり、田んぼと共に成長できているような気がします。

最後に…

自然に寄り添いながら作物を育てるというのは、思った以上に手間がかかりますが、その分喜びも大きいものです。来年度に向けた準備をしながら、来年もまた美味しい「はないろふくふく米」が育ってくれることを心から願っています。
これからも、この田んぼと共に、心を込めてお米作りを続けていきますので、どうぞ温かく見守ってくださいね。

きれいな畝ができました!

いいなと思ったら応援しよう!