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冬の田んぼ、静寂の中の営み

こんにちは、「はないろふくふく米」の福ちゃんです。
2025年が始まり、田んぼの風景もすっかり冬の装い。

今朝、田んぼに行くと キンキンに凍って いました。
霜が降りて、あたりは しんと静まり返った世界。
音もなく、ただ冷たい空気だけがそこにある。

でも、目には見えなくても、田んぼの土の中では
いろんな生き物が、確かに活動しているんだろうな…


冬の静けさに宿る力

冬の田んぼの静寂は、なんだか 神々しく 感じます

春から秋にかけて、にぎやかに生き物たちが動き、稲が風に揺れる場所も、冬の間は 静かに力を蓄える時間 なんですね。

氷の下で、土の中で、微生物たちがわずかに動いて、
寒さと温もりを繰り返しながら、ゆっくりと土を育てている。

我が家の田んぼは 化学肥料に頼らない ので、
この 冬の時間こそが、土の力を回復させる大切なプロセス です。
霜が降り、凍って、昼には溶けて…
この 自然のリズム の中で、土は 呼吸をしながら、ふんわりと柔らかく なっていきます。


田んぼがくれる「待つ時間」

農業をやっていると待つことの大切さを教えられます

稲を植えてすぐには収穫できないように、冬の間の田んぼも、すぐに変化が見えるわけじゃない。
でも確かに、次の季節のために準備をしているんです。

静寂の中で、じっと土と向き合う時間。
この風景を見ていると、 「焦らなくても大丈夫」 って、
田んぼに優しく背中を押されているような気がします。


2025年も田んぼと共に

雪に覆われた田んぼ

こうしてまた、来月からは田んぼと向き合う季節が始まります。
「はないろふくふく米」の田んぼは、今は冬の静寂の中。
でもその奥では、確かに命が息づいている。

これからの季節の変化も、またここでお伝えしていきますね。
2025年も、どうぞよろしくお願いいたします!

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