「働くを考える」を続けていこう。 ~63歳、人生初の公務員体験(^^♪~
こんにちは!
「鳥取で働くを考え支援する」を終の仕事にしたいと、ゆる~くキャリアコンサルタントをやってるくろちゃんです。
人生初の公務員生活はなかなか新鮮で面白いことも多く、職場の様子を公表できそうな範囲でちょびっと教えちゃいます。
というか民間と公務員の違い、というよりは今どきの時代の職場環境というほうが正しいのかもしれませんけど、僕にとって新鮮なことは間違いなし!
少し持ち上げすぎみたいですけど事実なのでご勘弁。
本当に残業はゼロなんだ!
就業時間は17:15までとはあったけど、本当に働き始めてこれまで残業はゼロ。定時で片付けをして勤怠カードをスキャンするまで約2分。まだ陽の明るい外へ出て、う~んと一つ伸びをし同僚同士で「お疲れ様~、気を付けて!」と声かけあって車に向かいます。残業ゼロとはいっても、定時後10分や15分くらいの時間は居残っているだろうと思っていたけど違いました。徹底してゼロです。
これは残業ありきで仕事詰め込む悪習がないことと、定時で退所することが当たり前な文化が根付いているのだと思います。だって、みんな大きな声で挨拶交わしながら堂々と帰っていくのですから。
コンプライアンスには厳しいぞ!
まー、いまどきの職場は当然と言えば当然。民間公共関わらず、不届きな社員や職員はいますが、職場全体で不正やうっかりを予防する取組は必要ですね。日々公用車を誰かが運転しますが、運転前には「アルコールチェッカー」でアルコール度数の検査。同乗しない第三者の職員に検査チェック依頼し電子掲示板に記録します。問い合わせ内容など少し不明瞭な点があれば、みんなでワイワイガヤガヤと意見交換。事務方さんでも直接校長に電話して意見を聞いたり風通しのよさを実感します。この風通しのよさは不正や間違い防止には本当に大切な文化です。
環境配慮では、CO2感知器があって規定値超えアラームが鳴ると窓開けします。また、コンビニ弁当などの空き箱や生ごみは自宅に持ち帰り、小さめの可燃ごみのみ職場のゴミ箱へ。校内清掃も訓練生さんと職員でやります。業者さんは分別ゴミを収集に来るだけです。
先日「公務員の心構え」という研修を受けました。「中立・公平・親切」が住民対応の基本と教えられました。親切と言えば実感するのは、この職場の皆さんの電話対応や外部対応。僕も長く働いてきたので、多くの企業を知っていますが、「寄添い応対力」は一級品と言えます。
ポロシャツが大好きだ!
クールビズ始まると、公務員はポロシャツ大好き。特徴はと言えば、そうです、地元PR&取組PRプリントです。なが~く公務員している人は、何種類持ってんだ~、くらい持っているそうです。
牛豚の部位表示のある鳥取畜産系、境港天然マグロ、山陰海岸ジオパーク、ガイナーレ鳥取、発達障害知ろうクマ、手話パフォーマンス甲子園、TEAM ZERO CARBON、名探偵コナンにゲゲゲの鬼太郎などなど。。。
一枚1500円~2500円ほどでカラーバリエーションも多いです。
さっそく僕も1枚購入しました。普段歩きには控えますけど。。。
時間休暇に感激!
決められた条件での休暇も取りやすい環境です。仕事や周囲との調整さえ整えば、いつでも決められた日数の有休がとれます。僕が感激したのは、1時間単位での有休取得。1日のどこでも1時間単位で取得できるので、とても便利。8時間で1日の有休取得にカウントされます。
東京の前職場では午前休や午後休といった半日単位が普通でした。通勤時間が1時間以上かかるので、用事ができると半日が必要です。でも通勤が車で15分の米子では、1時間あれば子供の急な送り迎えや家族の用事も済ませられます。僕の場合、18時から飲み会に参加するのに、一度帰宅し車置いてお店に向かうのに1時間早退は最適なのです。時間休暇最高です!!
さて、こんな環境の職場ですが、先日なるほどなと思う記事を目にしました。それは鳥取県庁で働く男性職員の育児休業取得率が2021年度に44%となり、全国自治体でトップということでした。全国平均が19.5%ですから相対的には高い数値です。これが地方の中小企業にもしっかり普及されるといいなと願います。世界の先進国で我が国は最低レベルなのですけど。。。
ではでは。。。