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大山のこと!カケルメンバーに聞いてみよう! Vol3. 米澤 真衣/mago(デザイナー/イラストレーター)

やっほー!
シゴト場カケルメンバーのまーしーです!


シゴト場カケルは、鳥取大山(だいせん)を拠点にした紹介制のシェアオフィス、さまざまなメンバーがあつまる場です。今回はインタビュー企画「大山のこと!カケルメンバーに聞いてみよう! 」の第三弾です!


インタビューのきっかけ…


シゴト場カケルは、クラウドファンディングのサポートなどさまざまな挑戦を応援しています。そんな応援プロジェクトの一つとして、実施しているのが「小さな投資プロジェクト」です。やりたいことがある人に、資金を提供し、応援をする仕組みです。

実は、資金だけでなく、相談したいことがあれば、カケルメンバーに相談することも可能だったりします。……となれば!!もう少しカケルメンバーを知ってもらえる機会を増やしたい…。そして、単純に何をしてるか改めて聞いてみたい。


そんな思いから始まったのが、カケルメンバーへのインタビュー企画です。「大山」に関わる質問を通して、改めて「大山」や「カケルメンバー」のことを少しだけ浮き彫りにできればいいな。



インタビュー企画第三弾のお話相手は、フリーでデザイナー&イラストレーターをしているまごまいちゃん。似顔絵や漫画も書きます。兵庫県神戸市出身で、梨農家である旦那さんとの結婚を機に、鳥取県大山町にやってきました。そんなまごまいちゃんに「大山」のことについてあれこれとお聞きました🙆

カケルメンバーインタビュー:まごまい(米澤 真衣)

ー何がキッカケで大山と関わり始めたのですか。


まごまい結婚ですね。結婚して大山にはやってきましたね。ただ鳥取にやってきたのは大学時代ですね。乾燥地のことが学びたくて、鳥取大学に行きました。


まーしー:か、か、乾燥地の勉強?!鳥取大学が乾燥地研究の最先端だったの?


まごまい:そうですね。乾地研という乾燥地研究センターがあって、大きなドームがあり、謎の植物植わってたり。砂地を緑にするのに網目状に植えるみたいな物理的なノウハウを学べたりと面白かったですね。ただ、色々勉強していく中で興味が変わり、最終的に農産物販売に興味が移っていき、デザインの力で売れたらなと、今に至る感じですね。


まーしー:大学卒業後は、会社就職してたよね?確か鳥取でなかったような…?


まごまい:ですです。最初は岡山県にある、ぶどうと梨を作っている農業法人で。自社で生産から販売まで担っていて、インハウスデザイナーをしつつ農業生産もやっていましたね。ただ、そこでデザイン一本でやりたいという気持ちが芽生え、その後は、熊本県のデザイン&農業の会社へ転職して働いていました。当時はデザイン部門でウェブデザインやってましたが、そこを退職したのち、鳥取に戻ってきて、フリーでホームページを作る仕事をしてましたね。


まーしー:農業とデザインという軸は一貫してるんだね。そのタイミングで、旦那さんに出会って大山にきたのかな?


まごまい:最初は鳥取市に暮らしていたんですが、その時に旦那とはマッチングアプリを通して出会いましたね私が会社で梨を作っていたことがあったので、梨農家の旦那と会話が弾んでしまって。そして気付けば結婚することになり、大山に暮らし始めたという経緯ですね。


まーしー:めでたい!でも、そうか。じゃあ大山が気に入って移住したとか、もともと関係性があってやってきた人とは、ちょっと違う感覚かもしれないね。


まごまい:そうですね。そんなに最初は大山いいなって思ってなかったし、悪いところにフォーカスが行きがちでしたね。でも、最近は大山のお気に入りの場所や、良いところもポツポツ見つかってきたので、友人や親にも「大山のこういうところがいいよ」と、言えるようになってきたかなって思います。

ー鳥取大山はどんな場所だと思いますか?


まごまい若い人や移住者などで変なことやろうとしている人が来ても、なんかちゃんと受け入れてくれる土壌があるのは感じますね。マーシーさんたちが頑張ってこられたのもあるだろうし、もともとの受け入れる地元の人たちの気質もあったのかなと思いながら。


私も地元民の枠で入っては来たんですけど、本当は移住者なんで、そういう人にも無理やりじゃなく、ちょっとしたエアポケットみたいな居場所を開けておいてもらえるっていうのがすごいありがたいなって感じてます。


まーしー:エアポケットっていう表現おもろいね…!ちなみに変な人が活動しやすいというのは、当初から感じてたの?それとも暮らしていく中で気付いたのかな?


まごまい:暮らしていく中で気付きましたね。引っ越してから落ち着くと、時間ができて、それでいろいろ自分でやり始めてから気付きましたね。熊本や岡山などの田舎町にも暮らしていたこともあったので、そこと比べても、人口はそんなに多くないにも関わらず、大山はちゃんと受け入れてくれるところがあるなと感じますね。

今、鳥取や大山で進めているプロジェクトはありますか?プロジェクトに関わりたい人は募集してますか。


まごまい「大山ってこんなところだよ」と紹介できるポスターを作ったので、それを早くお披露目したいですね。それと旦那は梨農家なので梨のお手伝いさんも募集はしてますね。


まーしー:梨は年間とれたり作業できるわけではないから、スポットでお手伝い募集をするみたいなことだよね?


まごまい:それはもちろんですが、ちょっと夢みたいなことも考えてます。具体的な受け入れステップとかはまだ全くないのですが、梨の作業もデザインもちょっとずつやってもらうみたいな職種だと、一人か二人くらい雇えるんじゃないかって思ってて。


まーしー:おー、めちゃくちゃいいね。梨農家の旦那さんとまごまいのデザイン業務をくっつけたお仕事だね。ちなみに、大山町のおむすび屋ひとむすびでは、おにぎり弟子を募集する企画を実施してたけど、まごまいもデザイン学びたい人を弟子募集とかしても面白いかもね。
(関連記事「突然ですがおにぎり屋の弟子を募集したいです!」)


まごまい:そうですね。もらってくる仕事の量とかがちょっと心配ですけど、それさえなんとかなりそうなら、弟子に興味ある人がいると、それはすごくありがたいかなと思いますね。


まーしー:いきなり弟子募集という形でなくとも、まごまいのプチ弟子としてデザインも学べるようなかたちはいいかもね。ちなみに梨だけのお手伝いもOK?この期間が嬉しいとかある?


まごまい:もちろんOKです。繁忙期は3月末から4月の頭ですね。7月と11~2月は技術的に難しいことをやっているので、そこ以外の時期は定期的に仕事もありますよ。ちなみに収穫期が8月の半ばから9月の後半ぐらいで、一番梨の収穫が多い時期なんで楽しいかも。まってます。

ー最後に…!この相談ならお任せください!ってことを教えてください。


まごまい漫画ですね…!楽しい漫画を教えます。それと結婚して嫁いだ時の同居の相談なんかにはのれるかもしれません。なかなか同じ立場で相談できる人っていなかったりするので。私の経験で良ければ、相談お任せください。


まーしー:確かに、それはまごまいだからこそ、のれる相談かもしれないね。意外に旦那さんの実家や地元に嫁いでくる人って多いもんね。人間関係も土地も、一から築いていくの大変だし、ホント相談したい人はいるかもだね。ナイス、お任せくださいです。


まごまい:人生いろいろですよね。漫画も、同居もお任せください…!



話し手:米澤 真衣(デザイン事務所「mago」代表)
聞き手・書き手:佐々木 正志(合同会社sunsunto)
※文中の記述はインタビュー当時の内容です



三人目のカケルメンバーのインタビューはまごまいでした。


大山は変な人を受け入れる土壌があるエアポケットみたいな場所」という表現がおもろかったです。エアポケットは言い換えると、空白、余白みたいなもの。だからこそ、鳥取大山は、どんな人でも関わりやすいのかもしれないですね。


そんなに最初は大山いいなって思ってなかったし、悪いところにフォーカスが行きがちでしたね。」


そして、どんな人でも関わりやすいと言いながらも、この言葉もある意味共感でした。どんな場所でも、どこを見るか、どこに触れるか、どんな環境にいるかで、その場所の感じ方は変わると思います。


だからこそ、関わり合いの中で、気分が晴れやかにいれるような環境を育んでいきたいですね。……最後に!実はいま、絶賛8-9月に、梨の選果場お手伝いを募集しているみたいです。もし興味ある方はぜひぜひ連絡くださいね!

https://twitter.com/fuzno/status/1666757571099901952?s=20


ということで今回はここまで。まごまいちゃん、改めてインタビュー協力ありがとうございました!!


引き続き、小さな投資PJでは、「カケルチャレンジャーとして何かやってみたい!(挑戦メンバー)」「鳥取や大山でチャレンジする人をサポートしたい!(寄付メンバー)」という方を募集しています!ぜひ興味あれば、下記ご覧ください、あなたにお会いできるのを楽しみにしています!
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