見出し画像

小さな投資プロジェクト08〜カケルチャレンジャー:ごっちゃん は今?



こんにちは!シゴト場カケルオンラインメンバーのすーです。
セミの鳴き声もほぼまだ・・・というのにものすごい暑さ、その後は大雨!鳥取の梅雨はまだ続くのでしょうか?


そんな中、昨年小さな投資プロジェクトにカケルチャレンジャーとして参加してくださった方たちは「挑戦」から「継続」「変化」「発展」とそれぞれの道をそれぞれのペースで歩んでおられるご様子!


・・・かつてのチャレンジャーのみなさん、今どこでどんなことしておられるんだろう。めちゃくちゃ気になる!ということで、今回は、昨年2023年のちょうど今(7月)頃、「F10サイズの紙に大山町の風景画を描いてみたい」というチャレンジをしてくださったごっちゃんこと後藤広樹さんにお話を伺いました。



すー:今日はよろしくお願いします!ごっちゃんのnoteも読ませていただいていますよ。今日はどこから(オンラインインタビュー)繋いでくださってますか?



ごっちゃん:よろしくお願いします!今は空き家からです!



すー:そちらが記事の中でお書きになっていた江府町の空き家ですね!noteによると「しばらく使えなかった」という給湯器は使えるようになりましたか?



ごっちゃん:あ、最近使えるようになりました!やっと家で風呂にはいれるようになりました。



すー:それは3か月間、ちょっと大変でしたね。江府町で3月に水風呂は(寒そうで)ちょっとね・・・。


ごっちゃん:お風呂入れない間は町内のお宅にお風呂をお借りしに行ったり伯耆町の温泉に行ったりしてたので大丈夫だったんですけど、給湯器つかえるようになったんで何かと安心です!この空き家は状態がよくてすぐに住み始めることができたんですけど、例えばお風呂場をデッキブラシでこすったりとか、掃除から始めました。



すー:ご自宅で安心して寛げるようになってよかったです!


―さっそく近況をお教えください!


すー:ごっちゃんは昨夏のsunsuntoメンバー卒業の後、割とすぐ江府町でのお仕事が決まりましたよね。



ごっちゃん:そうですね。8月にsunsuntoの仕事が終わって、江府町の協力隊の募集が出たのが1月か2月くらいだったんで、半年ちょっと経つ頃には大体の方向性が決まっていました。実は9月には募集が出るからねっていう話は聞いていて、もし出たらよかったら受けるだわってなことは言われてて。去年からsunsuntoの仕事の傍ら江府町のアルバイトもしてたんで、そのつながりで声をかけてもらいました。



すー:では春に江府町に住み始めて地域おこし協力隊のお仕事始めた時には、知らない人だらけというよりは、もう顔見知りが多かった?



ごっちゃん:
職場周辺の人たちはほとんど知り合いだったので入っていきやすかったです。仕事としては、観光協会という町の観光課みたいなところで観光関係のイベントなどに関わっています。特に8月はイベントが多くて・・・。町を挙げてのお祭りもありますし、アウトドアレジャーのシーズンですし、大山に向かって爆音を鳴らしまくるロックフェスもあります。会場は元スキー場のゲレンデで周りに民家が無いのでどんなに鳴らしても大丈夫です!



すー:江府町には県内外から観光のお客様が来ますか?



ごっちゃん:はい、県外からも。観光スポットとしては町の中というよりは近くの有名な渓流が人気です。「木谷沢渓流」といって、そこを町の職員が説明しながら散策しています。めっちゃ人気でご予約も既にたくさんいただいています。僕はまだ見習いみたいな感じで勉強中ですがお手伝いしています。



すー:素朴な疑問なんですが江府町には宿泊施設がなさそうですが、江府町を観光するときは皆さん日帰りですか?


ごっちゃん:そうですね。日帰りで、例えば「みるくの里から来ました。」とか「これから大山寺行くんです。」とかの人が多いです。あっち(大山寺方面)行くにもこっち(伯耆町方面)行くにも江府町は環状道路の起点と終点なんで寄りやすいところにあります。景色もいいですし。滞在時間も数時間から半日とかでちょうどいいみたいです。


あと、自分の観光関係の活動としては、今度日南町のマルシェに出店してきます。今江府町で生き物を調査してる人がいて、その人が動物の標本をたくさん持っているので、それと僕が江府町で描いた風景画のポストカードを持っていきます。日南町に江府町の自然を持っていこう!っていう感じです。自分も実際日南町どんなところかなって興味があるんで楽しみです。



すー:そういう活動から江府町どんなところかなって知ってもらえたらいいですね。


―絵のお話。個展もあります。


すー:最近はそんな感じで身近な自然の絵を描くことが多いですか?


ごっちゃん:そうですね。その人(江府町で生き物調査をしている人)とコラボってことで、最近動物を描くことが多いです。この間はアナグマを描いて今はヒキガエルを描いています。生きている動物を描くわけではないんですけど、例えばアナグマは毛皮があって、それを観察したり触ったりしながら描いています。実物があると質感とかサイズ感とか臭いとかが分かります。


画材は相変わらず色鉛筆だけです。ほかの画材と組み合わせようと思ったこともあったんですが、やっぱり色鉛筆だけがいいなってことに最近気づきました。描く時間は、日常の役場の仕事(会計とかイベントグッズ関係の仕事)が終わったら描いていいよって言ってもらってて、空き時間にも描かせてもらってきました。でも最近は夏に向けて時間内は忙しくて描けないので、その代わり仕事が終わった後に事務所を使わせてもらって描いています。


夏は絵の題材が豊富で描ききれないので「貯めておいて秋冬で描きまくる!」みたいになりそうです。夏に夏の絵を描こうとすると追いつかないのでイベントが無い季節にまた沢山描くようになりそうです。それに8月に個展をするので今日もその準備で個展のポスターを作っていました。


すー:個展を!それはどこで開催されるのですか?


ごっちゃん:米子の百花堂で、8月11日から18日までです。大山の風景を描いたものが中心になりそうです。百花堂は去年予約しに行ったときに1年待ちだったくらい人気のギャラリーなんですが、サイズ感がめっちゃよくて自分に合うなって思いました。



他にも7月21日に鳥取の隼Lab.(@hayabusalab)っていうところで、「奥大山移動式博物園」として生き物調査してる人(前出)とまたマルシェに出たりするんで色んな人に自分のインスタとかで情報見て、そちらの方も色んな人に来てもらえたら嬉しいです。


すー:
このインタビュー記事にもごっちゃんのインスタ@goto.painternoteのリンクを貼らせていただきますね(↑こちらです)ごっちゃんの発信が小さな投資プロジェクトの支援者(カケルサポーター)に届くと応援のお気持ちに応えることになると思うし、未来の挑戦者(カケルチャレンジャー)にも届くと、チャレンジのきっかけにもなりそうです。カケルメンバーも近況が分かって嬉しいですし



すー:ところでごっちゃんは、ご自分がお描きになる絵のジャンルはどんなふうにご説明なさっているんですか?



ごっちゃん:僕はもう「色鉛筆で風景画描いてまーす」とか、ホントそのままですよ。今回の個展は僕が色鉛筆で描いた風景画の個展があるってことで。



すー: すごくシンプルで親しみやすいですね!実はインタビュー企画当初の予定では、ごっちゃんに絵を習いに行こう!っていうことになってたんですよ。でも思っている間にごっちゃんは大山から江府町へ。ちょっと遠くなっちゃったかなってことになって。実際に絵をお描きになっているところへも是非お邪魔したいです。


ごっちゃん:自分は山奥が大好きなものですから。わたげ荘に滞在していた3か月の間にはいろんな体験をさせてもらいましたし、あと名和も良かったんですが、やっぱり気性に合うなって思うのは山奥で。山と川があって。

まさに山と川だね!


―これからどんなふうにしていきたいですか?

ごっちゃん:直近ではまずは8月の個展ですね。個展が終わる頃には協力隊の半年が終わって、12月くらいには来年度も協力隊やるか打診があると思うので、そのころまでには方向性が見えたらなと思っています。個展の手応え次第で自分も何かを感じると思うので。今の地域おこし協力隊としての働き方や生活もいいんですけど、自分としては、ちょっと先の話にはなるんですけど自分なりの生き方や展望みたいのがあって、個展はそれに対してのデカい一歩になると思うので。まず何か見えてくるように個展をしっかりやりたいです。


どこから描くの?気になったらごっちゃんのnoteへ


―最後に未来のカケルチャレンジャーに向けてメッセージをお願いします!


ごっちゃん:それはなんか、シゴト場カケルとか大山町とかには自分でやりたいと思ったときにアドバイスをくれたり助けてくれる人がめっちゃいてやり方次第で何でもできると、自分がそうだったんでそのことを伝えたいです。



すー:もしかしたらごっちゃんはF10のキャンバスをご自分で買うことができたかもしれないけれど、あえて小さな投資プロジェクトの1万円のチャレンジという方法を使うことによって、周りの人にこんなことしてるよという活動を見てもらうことができる機会になったかもしれないですね。



ごっちゃん:それはありますね。完成した絵だけではなくて、もしかしたら制作のプロセスも見てもらうというのもいいんじゃないかなと、ちらっと思ったりもしました。プロジェクトという形で取り組むときはそんなふうに他を巻き込めるという良さもあるんじゃないかと思います。


F10サイズの大山がこちら




1年前に松江からわたげ荘に来て今は江府町。着実に新しい道を切り開いているごっちゃん。お話の中の「自分なりの生き方や展望みたいのがあって、個展はそれに対してのデカい一歩になると思う」というメッセージ。色鉛筆で色を慎重に重ねていくように丁寧に言葉を選んでお話してくださる中に強い意志を感じました。生き方や展望の中身が大変気になります。小さな投資プロジェクトとしてもこれからも応援の気持ちを込めて追いかけていきたいと思います。


話し手:後藤広樹さん(色鉛筆画家・江府町地域おこし協力隊)
体験・聞き手・書き手:鈴木雅子(シゴト場カケルオンラインメンバー)




引き続き、小さな投資PJでは、「カケルチャレンジャーとして何かやってみたい!(挑戦メンバー)」「鳥取や大山でチャレンジする人をサポートしたい!(寄付メンバー)」という方を募集しています!ぜひ興味あれば、下記ご覧ください、あなたにお会いできるのを楽しみにしています!
プロジェクトの支援にすすむ

いいなと思ったら応援しよう!