64歳の就活ノート8--人材登録会社に登録してみた3 [結果編]
さっそく検索・応募
さて、人材派遣会社への登録は無事にできたわけだし、ホームページにアクセスして仕事の検索・応募をいたしましょう!
まずは地域の選択。23区を選んで、そこから通勤しにくい区を消していきます。おお、それでも5740件のヒット。
次に職種の選択。候補は多いほうがいいので「オフィスワーク・事務系すべて」を選び、そこから「その他オフィスワーク・事務」だけを外しました。それでもまだ4559件残っている。
次は給与。時給1500円ぐらいは欲しいなあ。だってボーナスも退職金もないでしょう。
雇用形態は「派遣」「紹介予定」「プロジェクト契約社員」「無期雇用派遣」の4つから選びます。プロジェクト契約社員ってのがよく分からないけど、とりあえず全部選んでみた。
就業期間は「長期(3か月以上)」「短期(3か月未満)」「単発(30日以内)」の3種類。私は長く働きたいから、もちろん長期を選択。
その他、就業開始時期やこだわり条件などを選んで「検索」をクリック。3800もある。全部見るのはしんどいなあ。
そこで「職種」を絞り込んでみた。それと「フリーワード」という欄に資格も入れてみたりした。すると数百まで絞り込めた。これだけあれば仕事が見つかるかな。
新着順に情報を見ていく。1社ごとに職場の雰囲気「静か」「にぎやか」「男性多い」「女性多い」、年齢構成「30代中心」「40代中心」、仕事タイプ「一人で進める」「グループで進める」などの細かい要素をチェックするので、結構時間がかかる。とても1時間では終わらない。
仕事がおもしろそうと思っても、30代中心といったデータを見ると「私はお呼びじゃないな」とパス。最終的に自分の職歴が活きそうな2社を選び「応募」ボタンを押しました。12月21日に人材派遣の初応募です。
結果は…
応募後3日ぐらいしてメールで「応募いただいたお仕事について」と題した以下の返事が来ました。
「このたびは、以下のお仕事にご応募いただきまして、ありがとうございました。
[申し込み日]2021/12/21
[仕事No.]xxxxxx
[申し込み内容]:超人気エリア!!<定着率抜群>英語活かす*サポート事務/英文事務
今回応募いただいたお仕事につきましては、社内にて総合的に検討させていただいた結果、残念ながらご案内に至りませんでした。
せっかくご応募いただきましたのに申し訳ございません。」
だって(泣)。
もう1社についても同じ文面のメールが来ました。
社内会議でダメ出しされるとは…。
職歴的にも資格的にも雇い主の要望に十分に当てはまっているんだけどなあ。
「社内の営業会議でもどうしても若い人が選ばれる傾向があります…」と言っていた電話面談の男性社員の言葉が蘇りました。
ということで2社とも撃沈。
こうやって私の人材派遣就活はスタートしたのでした。
これってマッチングなのお?
人材派遣の世界でも60代が仕事を得るのは厳しいですね。まあ、客観的に見れば労働市場としてはそうなるのでしょう。
その後、仕事検索のために「無駄に」時間を使いたくない私は、検索そのものをあきらめてしまいました。検索して応募するだけ時間の無駄ですよね。「社内にて総合的に検討させていただいた結果、残念ながらご案内に至」らないわけですから。
そうこうするうちに私宛の「マッチングメール」というのがA社から複数送られてきました。
え?!私に合う仕事がみつかったのお?
と期待に胸躍らせてメールを見ると、例えば
「派遣/一般事務・OA事務
【電話応対なし/xxx名募集】事務センターでの簡単審査!
[勤務地]東京都/xx駅徒歩3分
[期 間]短期
[時 給]1,600円]
とあります。
ちょっと待って。
私は「長期」の仕事しか選んでいないのに、「期間」が短期になっている。
なぜ「短期」の仕事を「マッチした」と言って送ってくるわけ?
100人以上の大量募集でたくさんの人をかき集める必要があるから、条件がマッチしていなくても送ってくるのかな??
他のマッチングメールの例としては「プロジェクト契約社員/テレオペ・コールセンター」ってものありました。
私テレフォンオペレーターの経験もコールセンターの勤務経験もないし、そんな職種を希望もしていないのに…。
自分の希望と異なるマッチングメールを受け取り続けるのも気分が悪いので、MyPageの求職状況を「仕事を探していない」に変えました。マッチングメールというのは、MyPageの「求職状況」を「仕事を探している」に設定している登録者に自動的に送られるようなのです(たぶん内容がマッチしていなくても)。
MyPageの設定を変更したことでマッチングメールも来なくなり、自らの仕事検索もしなくなったことで、私の初の人材派遣就活は早くも「活動休止」モードになりました。
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