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慎重さを持つ人の特徴、強みと弱み まとめ

慎重さエピソード

チェーン店でのカフェでバイトをしていた時の話。どのバイトもそうだが、最初は覚えることが多い。

レジの操作、ドリンク・料理の作り方、在庫の場所、廃棄ルールなど。どれも覚えるまでに人一倍時間がかかる。失敗したくないので、どの作業もゆっくり慎重に行う。

けれども半年もすると、他の誰よりもミスなく正確に、かつ素早く働けるようになった。


慎重さを持つ人の特徴

・車でいうと、ブレーキの役割。その名の通り、慎重な人

・安全、安心が第一。行動する前にリスクを考えておく

・失敗したくないので、考えられる障害を予め知って、対処できるようにしておきたい

・即断即決は苦手で、じっくり考えたいと思う

・人をよく観察して、信頼における人かどうかを見極めている。そのため、初対面の人は苦手と感じることも多い

・言葉の影響力を知っているので、簡単には人を褒めない

・表舞台に立つより、一歩引いた裏方のような立場を好む

慎重さの強み

大器晩成タイプ

・はじめての仕事や経験はリスクを考え、失敗しないように準備するので、習得までに時間がかかる

・ただし、ひとたび習得して失敗しない方法を見つけると、どんな人よりもミスが少なく、正確かつ素早く物事をこなすことができるようになる

・準備や確認をしっかり行うので、業務上のミスが少ない

・「これをしたら、この問題が起こるかも」というリスクが人一倍見えるので、それを周りの人に伝えるといい

リスクが見えるのは当たり前ではなく、慎重さに与えられた才能の1つ。周りの人は言われることで、はじめてそのリスクに気づくこともある

・みんなが熱くなってアクセルを踏み続けているときこそ、一歩引いてブレーキをかけること。アクセルとブレーキがあって、はじめて車は安全に運転できる

・人を褒めるときは、心からそう思っているときにだけ褒めると、その効果が最大限に高まる

慎重さの弱み

・リスクや問題点がよく見えてしまうが故に、不安を抱えやすく、チャンスがあっても行動できないことが悩みにあがりやすい

・実は不安で動けないのではなく、失敗する可能性が高いなかでは行動したくないだけ

・事前に準備をし、失敗しない、ミスしない状況を作り出した後なら、安心して行動できる

・ただし、100%安全という状況は現実的でないため、その行動を取ったときに起きる最悪のケースを想定するのも1つの手

・その最悪のケースが許容範囲内であれば、充分に注意しながら行動していく

信頼できる活発性の高い人が側にいれば、背中を押してもらうといい

・警戒心が強いので、人間関係で苦労しがち。自分の感情を表に出すことを好まない傾向があるので「何を考えてるのかわからない、怖い人」と思われることも

・初対面やほとんど話したことがない人から個人的なことを聞かれるのが嫌。しつこいと感じると、相手との間に心理的な壁を作ってしまう

・もし周りの人とうまくやっていきたいなら、多少の自己開示は必要。個人的なことでも、ここまでなら話してOKという、質問に対する返答リストを作っておくといい

・信頼における人だとわかったら、不安を感じない程度に自分のことを話していく。向こうも「話してくれた!」と感じ、深い信頼関係を築ける可能性が高まる

・やることが次々と変わるような変化が激しい環境は苦手。自分の置かれる環境や立場には、十分に注意する必要がある


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