花田敬 「ミスター保険営業」最強の紹介営業⑭
「ザイアンスの効果」は絶大。情報発信で接触回数を増やせ!
大坪:花田さんがご自身の著書の中でよく言われているのは「継続して発信することの大切さ」です。そのお話を少ししていただいてよろしいですか?
花田:先ほど言ったように、人を紹介してもらうためには信頼関係が必要です。この信頼関係というのは、接触回数に比例して上がると言われています。
心理学で「ザイアンスの効果」と呼ばれています。
例えば、大坪さんと今日会いました、次は何かの会合の席で同席しました、飛行機に乗ったら隣の席でしたということが起こると、信頼関係も上がっていくわけです。
たった一度しか会ったことのない人と、何度も会っている人とでは信頼関係が異なりますよね。
ザイアンスの効果では、顔を見るということが大きな影響を及ぼしています。
大坪:顔ですか?
花田:顔を何度も見ることによって、その人に対する信頼度が上がるのです。
例えば、50歳くらいで体重100キロくらいの人がパンを食べていたとしたら声をかけますか? 普通はかけないでしょう。
でも、もしその人がテレビのグルメ番組によく出ている石塚英彦さんだったらどうでしょう?
「今日は撮影ですか?」なんて声をかけるのではないでしょうか?
テレビ好きのおばちゃんだったら「わぁ、石ちゃん! うちでコロッケでも食べて行って!」なんて声をかけるかもしれません。
テレビの画面で何度も石塚さんの顔を見ることによって、あたかも知り合いのように思えてくるわけです。
この効果をうまく使っているのが選挙ですね。
町のあらゆるところに選挙ポスターを貼って顔と名前を覚えてもらう。集会を開いて人を集めて握手して接触する。何度も何度もそういうことをやって親しみを持ってもらうのです。
こういったことを継続することで、その効果が強固なものになっていきます。
ソニー生命時代、今度セミナーやりますというチラシをまいて、その後、セミナーをやりましたというチラシもまいていました。
大坪:やりましたも知らせるのですね。それは面白い。
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