離職率高し!「保険営業を辞めたい」「転職したい」と思ったときに⑦
「電球を布で磨くだけの仕事」を辞めなかった理由
あなたはどんな時に「仕事のやりがい」を感じますか?
もしあなたの仕事が「電球を布で磨くだけの仕事」だとしたら、やりがいを感じるでしょうか。
ここで、松下電器産業株式会社(現 パナソニック株式会社)の創業者、松下幸之助に関する逸話を少しご紹介します。
「君、ええ仕事しとるな~」
松下電器の創業間もないころ、世の中にはまだ電球が普及していませんでした。そのような中、電球工場では、出荷前の電球を布で磨くだけの仕事があったそうです。
とても単調な仕事で、従業員もつまらなさそうに電球磨きをしていたそうです。
そこで、松下幸之助は
「君、ええ仕事しとるな~」
と言いました。
しかし、従業員は「磨くだけの仕事、誰でもできることや……」と思い、そのまま口に出したそうです。
それを聞いた幸之助は、目から鱗となるアドバイスを与えます。
「君が電球磨く。その電球で、町の街灯に明かりがつく。駅から家に帰らなあかん女の人がおる。君の磨いた電球のおかげで、いつも怖い思いして帰っていたのに、今日からは安心して家に帰れる。」
「おかあちゃんが帰ってくるのが遅くて、もう暗くなってもうて、ウルトラマンの絵本、読んでもらわれへん子供がおる。」
「そんな子供の家に、君の磨いた電球一個灯るだけで、その子はおかあちゃんに、絵本読んでもらえる。ウルトラマンは続行や、君、ほんまええ仕事しとるな~」
これを機に、従業員は自分の仕事に自信と誇りを持ち、電球を磨くだけの仕事にやりがいを感じて励むようになったそうです。
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