保険営業への転職! 志望動機で言っちゃダメなNGワード①
【テーマ:虎の人脈術 執筆者:中島 宏明】
「転職先がまだ決まってない」
「履歴書を書いているけど、志望動機ってなにを書けば…」
という読者の方もいらっしゃるかもしれません。
転職を検討中、または転職活動中の方のために、今回は保険営業に転職するための志望動機についてご紹介します。
転職のときに一番悩むのが志望動機?
履歴書を書いているとき、一番悩み、ペン(あるいは手)が止まるのが志望動機かもしれません。
「お金がほしいからです」
「今は安月給なので、収入アップしたいからです」
「職場の人間関係が最悪で…」
とは、なかなか書けないですよね。
ましてや、面接でそんなド正直なことを言ったら、即不採用になってしまいそうです。
志望動機には、
・その企業になにを貢献できるか
・仕事を通じての社会への貢献
・自分がやりがいや充実感を得られるポイント
・なぜその企業でないといけないのか
などが含まれると良いとされています。
私は過去に500名以上の採用面接をしてきましたが、確かにこれらの質問をします。
「なにが得意、あるいは好きで、うちの会社に役立てられますか? 」
「うちの仕事って、社会にどんな影響をもたらすと思いますか? 」
「どんな瞬間が楽しいですか? 」
「なぜわざわざうちみたいな会社を選んだんです?(素朴な疑問) 」
という感じです。
どこかで聞いたことのあるような、模範解答みたいな答えをする人は、なるべく採用しないようにしていました。
そういう人は、予期せぬ事態に柔軟な対応ができない人が多い印象だからです。必ずしもそうではないのですが、多い傾向はあると思います。
こんな志望動機だと、どんな保険会社も採用したくない?
例えば、こんな志望動機の人をあなたは採用したいと思うでしょうか?
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「私は、これまでリース会社で営業をしていました。
先輩社員から引き継いだ法人向けルート営業だったので、ルーチンな仕事よりも、新規顧客を相手にする仕事がしたいと思うようになりました。
保険営業であれば、『自分のお客様』という意識が強まり、より良い営業ができるんじゃないかと思い、御社を志望いたしました。
法人営業の経験がありますので、個人営業も問題なくこなせると思います」
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指摘ポイントはいくつかありますが、まず「その企業になにを貢献できるか」が含まれていません。
転職の理由も、「ルート営業に飽きたので転職したい」という印象を持ちますね。
「より良い営業」というのも独りよがりですし、個人営業に対してどこか上から目線です。
それに
「なぜその企業でないといけないのか」
が含まれていないので、
「保険会社ならどこでも良いんじゃないか? 」
と思ってしまいます。
どこか自分本位な人という印象が強く、自分のことしか考えていなさそうです。
保険営業はお客様に長く寄り添う仕事ですから、薄っぺらい人はお断りですよね。
私が面接官だったら、5分で採用面接を終わらせてしまいます。
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