花田敬 「ミスター保険営業」最強の紹介営業⑮
データベースマーケティング
花田:これをやりましたというのを知らせていると、いつかは行こうという気になるんですね。参加していない人にも平等に送ることで、接触回数が多くなるわけです。
大坪:その発想はなかったですね。
花田:メールもブログも顔写真入りじゃないとダメ。フェイスブックなんて最高のツールですね。
大坪:花田さんは以前からソーシャルメディアなど新しいメディアがお好きですよね。
花田:私は大学の時にコンピューター研究会に所属していました。
コンピューターが好きなので、ワープロも出てすぐに買いました。100万くらいするやつをローンで。
何でもデータベース化するのが好きで、自動車学校の時もセミナーで集めた名簿を整理していました。
大坪:当時からきちんと名簿を管理されていた。まさにデータベースマーケティングですね。
花田:あの子はどこの自動車学校に入ったとか、この子は進学だとか、この子は誕生日がまだだとか。
分布図を作って、自分の自動車学校に来た人と、他校に行った人の色分けをしていました。
大坪:そんなこともされていたのですね。
花田:そういうことをやっていると、ある子が高校3年生になった時、その子のお兄ちゃんはうちの自動車学校で免許を取っているといったことがわかるようになります。
そうすると、その子との接点が出てくるじゃないですか。
あなたのお兄さんはうちで免許を取ったんですよって。熊本市内の18歳以上の人はすべて見込み客だと思っていましたね。
この発想は保険の営業をやっている時も同じでした。
大坪:保険の営業をされていた時は、自動車学校で使った地図やデータみたいなツールはありましたか?
花田:自分のお客の住所を地図で塗っていました。
大坪:本当ですか? 週末にはずっとそのような作業をされているのですか?
花田:そうです。私は今でも顧客カードを手書きで作成しています。
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