中山匡 頑張るフリー営業マンは注目! 『在宅秘書』の仕組みを作ろう!⑦
月に180時間の「自分でやらなくてもいい仕事」
大坪:在宅秘書やバーチャルオフィスを活用するのが向いている人って、どんな人でしょう?
中山:基本的に〝身一つ〟で活動されている方ですね。営業、コンサルタント、研修講師とか……。
大坪:保険会社の営業職員や保険代理店のエージェント、あるいは個人事業主、士業とかも?
中山:そうですね。なぜなら、そういう方って仕事を全部自前、自力でやっているケースが多いからなんです。
大坪:僕も12年間個人事業主をやっていましたけど、やっぱりそうでしたね。完結させるのは、全部自分。〝人には投げない〟っていう前提でしたね。
中山:仕事の特性上、全部自分でやるという傾向がある。何か発生しても自分でやるっていうふうなマインドが最初から出来上がっているケースが多かったりする。私もそうでした。
逆に「物販」などをやっている方は、そもそも外注を使うことに慣れていたりするので、人に任せたりするんですけど。
大坪:なるほど。
中山:ただ、仕事がちょっといっぱいになりそうな気がするな、ブレーキかけてるなって自分で感じ始めたら。
これはもう〝人に任せるステージ〟の準備に入った方がいいですね。
大坪:そういうサインなんですね。
中山:大体、計算するとわかります。まず「何の業務を何時間やっているか?」を書き出すことをお勧めします。
大坪:本人が何を何時間やっているのか? この業務は外に任せられるか否か? ってことをチェックしていく。
自己診断をしていくのが大事ということですね。
中山:そうです。私自身の経験でいうと、私は月に180時間ほど、自分じゃなくてもできる仕事やってることがわかりました。
ざっくりと半分以上の時間ですね。平均的に見ても、多くの方にやっぱり100時間ぐらいは自分じゃなくてできることがあるんですね。
大坪:これは何百人もコンサルティングをされてきて、実際今現在もクライアントの方に電子秘書、在宅秘書を提供している上での実感のある数字なんですよね。
中山:そうですね、その業務に携わる時間を手放すことによって何が起こるかというと、当然ですけど、今までできなかったこと……
たとえば「新しい商品創り」とか、「この事業をやりたかったんだよね」っていうのが、できるようになるわけです。
そもそも多くの方が、自分の業務この時間って計ったことがないと思います。
1週間でもいいので記録をしてみると、いかに自分でもなくてもできることをやっているのかということがわかる。
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