「かわいげ」のある人 2014年3月18日
自称「もの思う女」神垣です。
かわいげって
大事だと思います・・・
男も女も
老いも若きも
「かわいげ」
のある人っていいなと思います。
辞書では「かわいいところがあること」とありますが
茶目っ気があって、憎めない人柄
とわたしはとらえています。
口ごたえすることが多く
素直に「ハイ」と言えない子どもだったわたしは
「かわいらしゅうない!」
と祖母からよく言われたものです。
広島弁で「かわいらしゅうない」は
「かわいらしくない」→「かわいげがない」
という意味。
大人からすれば
素直に言うことを聞く子どもが
「かわいらしい」と映るわけですが
それは大人に都合がいいということでも
媚を売っていることでもなく
素直に年長者の言うことを受け入れることで
自分が意見するときも、受け入れてもらえる
ことなのかもしれません。
そんなことに
50を前にした今頃になって
気づきました。
あ~、もっと素直に生きていれば
人生変わっていたのだろうか……。
まじめそうに見えて、ちょっとドジとか
強面なのに、ユーモアがあるとか
そういうギャップというか、
ちょっとした“緩み”に、
人はホッとし、「かわいげ」を感じる気がします。
親子関係だけでなく、上司と部下、男と女の関わり合いにも
「かわいげ」って大切かもしれません。
(VOL.2144 2014年3月18日配信 【仕事のメール心得帖】あとがきより)