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藤井風というオトコ 2020年9月25日

 おはようございます。自称「衝撃を受けた女」神垣です。

 強力に推しています・・・

 毎週金曜日配信のメルマガでは、
 神垣のおすすめ本を紹介しているのですが
 今日は音楽です。

 先日、「あとがき」であいみょんについて触れたら
 読者から、こんなお便りが……

> 本日のあとがきを読んだのですが、神垣さんは「藤井風」
> という歌手をご存じですか?
>
> 岡山弁で歌っている人です。
>
> 私は関ジャムでヒャダインさんが紹介していたのを見て
> 聞いてみてはまってしまいました。
>
> もし、ご存じでなかったら下記にYouTubeのURLを載せましたので
> 一聴してみてください。

 藤井風。

 知りませんでした。

 一聴して、衝撃。
「何なんw」という曲、それこそ、「これ、なんなんっっっ!?」。

 曲調が、歌詞が、声が、唄い方が
「ちょっと待ちなさい。キミは何者?」
 というインパクト。

 特に、曲と曲の間のアレンジが
 ものすごく好み。若いころに聴きまくったR&B系のそれで
 一瞬にして心奪われました。

 調べてみると
 岡山県里庄町の出身。
 人口1万人ほどの、どこにでもある地方のベッドタウン。
 23歳って、うちの娘と同い年じゃないですか。

 喫茶店を営む父親の勧めで
 12歳のときからピアノを演奏しながら歌う
 カバー曲をYouTubeにアップし続けているのですが
 これがどれもいい。

 竹内まりやの「プラスティックラブ」のカバーを聴いた瞬間
「キミ、まだ生まれてないだろう、この曲ができた年!」
 とツッコミを入れつつも、懐かしさのあまり半泣き。

 アルバム曲もいいのですが
 YouTubeのピアノのカバー楽曲が
 いちいち心を打つ曲ばかりで
 エモーショナルなピアノの弾き方にくぎ付け。

 思うに、あいみょんにしても藤井風にしても
 彼らの両親は多分、わたしと同世代。

 彼らの曲が「懐かしいのに、新しい」と感じるのは
 親が聴いてきた曲の影響を少なからず受けているからなのでは?
 と感じています。
 
 ピアノを弾いて唄うときの藤井風ときたら
 また良い眼をしてるんですね。
 強い意志と、いたずらっ子のような愛嬌がありつつ
 ちょっと色っぽい。

 宇多田ヒカル以来の新しいタイプの歌い手ではないでしょうか。

 読者の方に教えてもらってから
 毎日ず~っと聴いています。
 教えてくれた読者さん、ありがとう!

 興味がある方、ぜひ、ご一聴を。


 藤井風 「HELP EVER HURT NEVER」

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 レコード盤もあります。
 最近、「報道ステーションに出演したらしい。


(2020年9月25日 VOL.3636配信 メールマガジン あとがきより)



 

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