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すっぴんがまぶしい! 2016年6月28日

 自称「まぶしい女」神垣です。

 こんな偶然

 あるんですね・・・


 先日、事務所を出て
 エレベーターのボタンを押そうとしたら

 引っ越し業者の女性が
 たくさん荷物を積み込んだ台車を押して
 エレベーター前に駆けこんできました。

 振り向くわたしの顔を見るやいなや
 「あ!」と声を上げ
 「○○の母さん!」
 と言うではありませんか。

 キャップを被ったその女子の顔を見て
 わたしも「あ!」。

 うちの長女の幼なじみのSちゃんではないですか。

 娘と保育園の時から一緒で
 高校が別々になっても
 うちが近所なので、何かと連絡をとりあっている
 Sちゃんが
 高校卒業後、大手引越し会社に就職したことは
 知っていました。

 女子高生になった途端
 ヘアもメイクもしっかりつくりこんでいて
 制服を着ていても
 首から上はOLのような大人仕様だった
 Sちゃん。

 会うたび、メイクのテクニックも上がっていて
 うちの野性児のような娘とは
 えらい違い。

 でも、道端で会うと、ニッコリ笑顔で
 あいさつをしてくれる感じの良い子。

 そんなSちゃんが社会人となり
 会社のユニフォームを着て
 仕事にいそしんでいる姿を
 まさか、自分の仕事場を出たところで
 目にすることになろうとは!

 おばちゃん、びっくりしたよ~。
 
 でも、いつもと違って
 ほぼノーメイクのSちゃんの顔は
 いつにも増して輝いて見えました。

 「いつ見てもかわいいね」
 とエレベーターの中で言ったら
 「んなことないですよ~っ!」
 とすっぴん見られて、照れていましたが。

 若者の成長を
 垣間見るのはいいもんです。

 しかし、Sちゃんと出くわしたとき
 わたしもすっぴん。

 自宅ばかりか、事務所周辺なら、
 すっぴんでうろつくのも
 もはや平気になってしまった50のわたし。

 Sちゃん、こんな大人になってはいけないよ。

 18歳と50の素顔に激しい落差があったことは
 自分を鏡で見なくともはっきりくっきり自覚できました。

(VOL.2664 2016年6月28日配信 メールマガジン あとがきより)


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