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咄嗟にそんなこと言える!? 2024年10月2日

 自称「グッときた女」神垣です。

 咄嗟にそんなこと言える・・・!?

雑誌「ダ・ヴィンチ」2024年10月号の特集は
「お笑いトーク大解剖」。

テレビやステージのトークだけでなく
文字でも“言葉の応戦”を楽しむ
という内容です。

企画の一つで
芸人がエッセイを寄稿しているのですが
ヒコロヒーの「忘れられてもいい会話」
にグッときました。

先輩芸人と彼女の会話にまつわるエピソードなのですが
先輩の独特の言い回しとして
「ビーチブス」
「濡れた鯛が暴れて入ってきたんかと思った」
が出てきます。

「ビーチブス」は
皆が泳いでいる海岸で
グループで確保したエリアの番を
ぽつんと一人でしている女のたとえ。

「濡れた鯛・・・」は
ある事情で、雨の中ずぶ濡れになって
先輩らが集う飲み屋に駆け込んだ
彼女の状態を見て口にしたたとえ。

独特の表現ではありますが
彼女をけなしたり、馬鹿にしたりせず
かといって変に気遣うわけでもなく

ありのままの状態をありのまま言って
すんなり皆の輪の中に入れるように席を空ける
そんな優しさを感じます。

なんて、
会話の部分だけ
ここで切り取って紹介しても
何のことだか意味が分からないと思うので

「ダ・ヴィンチ」10月号の
ヒコロヒーのエッセイ
読んでみてください。

ダ・ヴィンチ 2024年10月号

エッセイでは
この先輩芸人の名前は明かされてませんが
多分、わたしも好きな
あの人です。
(2024年10月2日 VOL.4593配信 メールマガジン あとがきより)

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