オジサン・オン・ザ・デッキ 2017年9月5日
自称「観察する女」神垣です。
オジサンたちは
デッキがお好き・・・
今回の船旅は
家族連れも多かったのですが、
60代以上の熟年カップル率も高かったです。
そこで、わたしが目にしたのは・・・
オジサンたちの行動様式です。
多くのオジサンたちは
朝もはよからデッキに出て
ウォーキングにいそしんだり、
日の出の海を撮影したり
わけもなくぶらぶらしたり……。
特に、オジサンたちの心をとらえていたのが
船の接岸。
港に船が接岸する瞬間を
皆、こぞって見に向かうのです。
境港では、
飛鳥IIがすでに寄港しており
「あ、飛鳥IIだ!」と色めき立つオジサンたち。
我も我もとデッキを移動し
スマホやカメラで撮影を始めるのでした。
釜山に入港する朝も
釜山港大橋をくぐるとき
ざわめくオジサンたち。
世界的規模の港湾だけあり
大型客船が3隻も停泊。
ターミナルに入る前に
関釜フェリーの「はまゆう」が見えると
やはり、ざわつくオジサンたち。
みんな、少年の心を持っているのですね。
どのオジサンたちも、
とはず語りに船について語り始め
それを奥様方が退屈そうに
聞き流している姿が印象的でした。
うちもそうだった。
(VOL.2930 2017年9月5日配信 メールマガジン あとがきより)