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平成生まれの昭和趣味 2017年5月16日

 自称「教えた覚えはない女」神垣です。

 大学生の娘が

 レンタル屋で借りてきたDVDは・・・


 先日、大学生の長女がレンタル屋で借りてきて
 見始めたDVDが
 「仁義なき戦い」
 でした。

 泣く子も黙る
 東映の実録映画シリーズ第1弾。

 いくら広島ゆかりの映画とはいえ
 あんたが生まれるはるか前の作品を
 なぜ今ごろ?

 見終えた娘の感想は
 「面白かったぁ。主役の人、かっこええわ~」。
 主役が菅原文太ということさえ知らずに見とったんかい!?

 そして、また別の日。
 彼女が見ていたDVDは
 「007 ロシアより愛をこめて」

 平成生まれのあんたが
 なぜ今、007シリーズ第2作を?

 聞けば
 「007は最初のから今のまで、全部見ることにした。
  今度はゴールドフィンガーじゃけん」。

 今年、20歳になる娘は
 バリバリの平成生まれ。

 なのに、なぜ
 こんな昭和な趣味の娘になり果てているのでしょうか。

 文太も深作監督も今はなく、
 ショーン・コネリーは俳優を引退している
 というのに……。

 そうかと思うと
 菅田将暉のオールナイトニッポンも
 欠かさず聞いている……。

 その振り幅の広さ
 なにゆえ?

「仁義なき戦い」
「007/ロシアより愛をこめて」

娘の「007マラソン」には時々付き合おうと思います。
でも、ロジャー・ムーアは
一度もかっこいいと思ったことがないので、外す。
(VOL.2857 2017年5月16日 配信【仕事のメール心得帖】あとがきより)


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