読書日記 ダニエル ピンク 著 『フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか』2008年6月13日
おはようございます。自称「共感する女」神垣です。
2002年初版なので
新しい本ではないんですが・・・
何度読んでも
やる気がむくむくわいてくる本なんです、これ。
『フリーエージェント社会の到来』
フリーエージェントとは
「インターネットを使って、自宅でひとりで働き、
組織の庇護を受けることなく自分の知恵だけを頼りに、
独立していると同時に社会とつながっているビジネスを築き上げた」
人々のこと。
日本で、ひところ流行った「SOHO」よりも
私は、この「フリーエージェント」という言葉に惹かれ
読み始めました。
翻訳本特有の厚くて事例いっぱいのスタイルですが
何回読み返しても、発見があり
今の自分の立ち位置を再確認できるんです。
フリーエージェントが協力して仕事をするチームとして
「フリーエージェント連合」という言葉が出てくるんですが
私の今の仕事のやり方の形態に近く
非常に共感しました。
もう一つ印象的なのが、
「互恵的な利他主義」という言葉。
「あなたがいつか力になってくれると思うから、いまあなたの力になろう」という発想。
日本で言えば「三方よし」に近い考えだと思うんですが
本書にあるとおり“本物の信頼”って
特に仕事においては、まさにこういうことだと思うんです。
「打てば響く」という言葉がありますが
お互い、響きあって
いい結果を残すような仕事をしたいんですよね。
ダニエル ピンク 著
『フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか』
「弱い絆の力」という言葉も好きです。
仕事するなら、それで十分だと思う。
(VOL.835 2008年6月13日配信 メールマガジン あとがきより)
#人生を変えた一冊