見出し画像

読めるかな? 大人の漢字クイズ 2020年10月22日

 昨日配信した週刊メルマガ vol.115

「読めるかな? 大人の漢字クイズ」
 に読者から続々と反応があり、喜んでおります。

「『大人の』という言葉に、よからぬ想像をしてしまった」

「右舷左舷は『右舷前方にガミラス艦発見!』などで子供の頃から
 慣れ親しんだ言葉です」

 と同世代読者からの反応のほかに
 70代の読者のかたからは

「大人の漢字クイズ-私たち世代はみな読めます」。

 メルマガを登録してまだ読んでない、というかたはぜひ
 大人の漢字クイズに挑戦してみてください。

読めるかな? 大人の漢字クイズ

下記に挙げた太字の漢字、あなたは幾つ読めますか?
クイズ感覚でご覧ください。

1)彼は驚くほど語彙が豊富だ

2)錦秋の京都を訪ねる

3)西欧文明への憧憬

4)名誉を毀損する

5)歯牙にも掛けない

6)俳諧の研究を続ける

7)サケが急流を遡上する

8)凄惨な光景に立ち尽くす

9)右舷前方に見える客船

10)緻密な調査を行う

いかがでしたか?
答え合わせはこちら

1)ごい

2)きんしゅう

3)しょうけい・どうけい
※「記者ハンドブック」「毎日新聞用語集」では、しょうけい。
 「朝日新聞の用語の手引」は、しょうけい・どうけい
 と2つの読みが掲載されていました。
 3冊とも注意書きとして「どうけいは慣用読み
(=正式な読み方以外によく用いられる読み方)」
 とあります。

4)きそん

5)しが

6)はいかい

7)そじょう

8)せいさん

9)うげん

10)ちみつ

10問中、幾つ解答できたでしょうか。
わたしは「右舷」は読めましたが、今まで使ったことも
見たこともない言葉でした。

船尾から船首に向かって右側のふなばたのこと
だそうです(ちなみに反対側は左舷・さげん)。

「憧憬」も「どうけい」と読んだことは
ありませんでした。

読みが分からない言葉もネットで検索すれば、
分かりますが、調べずとも読めるようになりたい
と思いつつ、すでに50代半ば。

上記に挙げた言葉は、そのほとんどが書き言葉で、
日常会話に出てくることは少ないですが、
自分自身の語彙を増やすためにも知っておいて損はなし、と思い、
取り上げてみました。

用語集で上記の言葉を探してみてください。
読みだけでなく、ほかに言い換え・書き換えができる言葉も掲載されているので、勉強になります。

「記者ハンドブック」第13版 新聞用字用語集

【改訂新版】朝日新聞の用語の手引

毎日新聞用語集2020年版 Kindle版


(2020年10月22日 VOL.3655配信 メールマガジン あとがき+週刊メルマガより)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?