20231223

昨日、仕事中にメモをとっていて、茨城県に「茨」という字が含まれていることに改めて気づいて、一人で静かに驚いていた。何度も見たことがあるし、少なくない回数書いたり、キーボードで入力したことがあるのに、意識したのはこれがはじめてだった。

たとえば「茨木のり子」の場合はそうではなくて、「茨」の印象はほとんどそのままの形で人名の中に存在している。「茨城」はそうではなくて、「茨」という文字の印象は完全に埋もれてしまっていて、全体を構成する一つの要素に過ぎなくなっている。「茨城」の印象はこれ以上分解できない。理屈としては因数分解ができるのに、少なくとも僕の感性では素数のような言葉としてある。

というか、これを書いていて気づいたけど「茨城」のもう一方の字は「城」じゃないか。「茨の城」って凄い。もはや御伽噺の世界観だ。

そういえば、城がイバラに包まれるという展開がある御伽噺があった気がするけど、なんだっけ。白雪姫、は違うような気がする。調べたらすぐにわかると思うけど、まあいいや、このままで投稿してしまおう。

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