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妊婦の葛藤からの前向きな気持ち

私の仕事は楽器を演奏したりレッスンしたり
することです。

現在妊娠8ヶ月目、今日で29週目を迎えました。

妊娠して起こる身体の変化に
自分自身が一番戸惑っています。

先日、出産前最後の演奏仕事が終わりました。

立ちっぱなしで演奏するのはまだいけそうだったのですが

楽器の持ち運びが
どうにも厳しくなってしまったのです。

楽器、ケース、小物、iPad(譜面)など
全ての重さを合わせると8〜9kgくらいあると
思うのですがこれでも最低限の荷物。

(ここに譜面台、衣装、パーカッション
などが必要なこともあります。)

持ち運びの際に
お腹がピリピリしてくるというか
張ってくるというか。

帰りには歩くのが辛くなってヨチヨチ歩きになり
翌日は体調を崩す、ということが続きました。

普段滅多にタクシーもたくさん使いました。

夫に仕事現場まで車で迎えにきてもらったこともありました。

お腹の赤ちゃんを最優先に、
でもなるべく仕事はしたい。

仕事をしない=収入がなくなる
仕事をしない→忘れられて復帰しても仕事が来ないのではないか

などと葛藤。

なるべくギリギリまで仕事したかったのですが
今月の中旬以降(出産2ヶ月半前)
の仕事は勇気を持って
お断りすることにしました。

女性が仕事をするって
こういう葛藤の連続なんだとひしひし感じています。

男女平等っていうけど、
こればっかりは女性にしかできない。

男性は休まなくてよくていいなぁーって
うらやましく思っていたのですが、

先日仕事仲間のママミュージシャンから
素敵な話を聞きました。

自分の子どもは世界一かわいくて
どんなことでもがんばれるよ。

って。

もちろんそれはパパも同じだと思うけど。

その話をした時その子は
35℃くらいあるのでは?という
灼熱の太陽が照りつける中、 

子どもを後ろに乗せて一時間以上
自転車を漕いで移動してきたのです。

(私はカンカン照りの昼間は
15分歩くのが限界😵)

「母つえぇぇぇー!!」

って思いました。

電車移動が苦手な子どものために
そんなことできちゃうって!!

子どものためにどんなことでもできちゃうっていうのを目の当たりにしました。

そのパワーって働くママ特有の
ものすごい強みなのでは!!?

もしかしたらパパには感じられない類のやつなのでは!?

と。

とっても前向きになれる彼女の行動とお話に
感謝です。

ということで。
外に出る仕事はレッスンのみの生活になって
一週間が過ぎました。

丸一日何の予定も無い日が続いたり
SNSでみんなが仕事している投稿を見ては
不安になっていましたが

「お腹でこの子を育めるのは私だけ!
すごいことをしてるんだ!」

と思うようにしたら
とっても楽になりました。

妊娠糖尿病の検査に引っかかってしまい
今日は再検査に来ています。

良い結果が出ますように✨










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