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早慶戦
東京六大学野球。常にその最終戦として行われる、早稲田大学と慶應義塾大学の一戦。それが早慶戦と言われる試合です。
両校の、現役生、卒業生、ファンの方々が特に楽しみにされていて、熱く盛り上がる一戦です。私は今回初めて観戦しました。
開門は3時間前
試合開始は13時。
開門は10時。
10時を過ぎると、両校の応援を含めてパフォーマンスなどが行われます。
そして両校の選手がシートノックなど準備を進めて、緊張感が増す中、試合開始30分前ぐらいからは空席が瞬く間に埋まっていきます。
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優勝がかかる運命の第2戦
この日は6/2の日曜日。
前日6/1に行われた第1戦は
早稲田大8-1慶應義塾大
この結果、この第2戦に早稲田大学が勝利すれば2020年秋以来のリーグ優勝が決まります。もうひとつの可能性はこの日と翌日の第3戦を慶應義塾大学が連勝した場合、早稲田大学と明治大学による優勝決定戦にもつれこむ、というものでした。
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試合は…
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この大一番、早稲田大学の先発は大方の予想通り、宮城くん。対する慶應義塾大学は複数の先発候補が予想される中、昨秋早稲田大学戦で好投を見せた竹内くん。先攻は早稲田大学です。
先制したのは、1裏に慶應義塾大学。4番から3番に打順変更した清原くんのタイムリーツーベース。やや制球が定まらない宮城くん。
しかし、ここからこの日の早稲田大学打線は切れ目なく、慶應義塾大学に襲いかかります。
先制された直後の2表、8番中村くんがタイムリーを放ち同点とすると、9番ピッチャーの宮城くんにもヒットが出て、今期好調の1番尾瀬くんに繋ぎます。ここで期待に応えるタイムリーツーベース。あっさりと逆転します。
4表には7番の小澤くんにソロホームランが飛び出して、早大3-1慶大。しかしその裏、慶大は8番の1年生キャッチー渡辺くんがソロホームランで反撃。3-2とします。
慶大の追い上げムードを止めたのは、好調の1番打者尾瀬くんでした。またまた得点を許した直後の5表、お返しとばかりのソロホームラン。
早大4-2慶大
ここからは、徐々に早稲田大学が点差を広げていきました。
優勝の時
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途中、激しい雨で一時中断がありましたが、最終9回まで試合は行われました。
雨とその影響の寒さの中、両校の選手と応援席、観客の皆さんは最後まで熱く、惜しみない拍手と賞賛をお互いへと両校へと送ります。
この試合の勝利と春のリーグ戦優勝は早稲田大学。強かったです。
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高校野球は大会はトーナメント戦です。
大学ではリーグ戦。(リーグ優勝するとトーナメント戦の全国大会に出場)自ずと身体の作り方やコンディション管理、プレーの内容までその他さまざまな環境の変化への対応が求められます。
それらを乗り越えて、レベルアップした姿を我々ファンに見せてくれる選手、関係者の皆さんにはいつも感謝しかありません。
全日本大学野球選手権、そしてまた秋のリーグ戦も楽しみです。